Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

ローラン・デュシェーヌ(Laurant Duchene)@Paris

2008-11-13 22:26:44 | パティスリー

Ritzから、タクシーを飛ばしてローラン・デュシェーヌへ。『花の都Paris』のイメージにはあまりそぐわない13区にある。

お店に入ると、香ばしいパンの焼ける香りがする。午後3時という既にパンやケーキを購入するには遅い時間なのに、次から次へと近所の人々がやってくる。

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今回の目的は、勿論「お誕生日ケーキ」。実は前もって電話をしたのだけれど、Londonまで持ち帰りたい、と言ったら生ケーキは無理だから店に来て焼き菓子の中から選ぶように言われていたのであった。

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L'Ils-de-Franceの伝統菓子というLe Parizi - Gateaux de voyage - 日持ちする菓子。上半分がマカロナード、下半分がチョコレートケーキにグランマニエ入りオレンジマーマレードとナッツ。見た目より遥かに美味しかった。会社の同僚にも大変な人気。イギリス人、この美味しさが分かるのならば、なぜあのわけの分からないアイシングケーキで我慢できる??ちなみに、私の直後に、これを求めてやって来た人がいたけれど、私が購入したものが最後の一つだった。ごめんなさいね。

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オレンジケーキも購入。普通に素晴らしく美味しい。この後Eurostarに乗ってLondonまで帰らなければならなかったので、この他には一人用のマロンケーキを購入したのみ。お店の方からも「パンは良いの?」と念を押されたが、Hotelに戻って3日目3つ目のミルフィユを食べたかったので、お断りした(勿体無いことをした。。。)。

お会計をしようとしたら、レジ前にはすっかり列が出来ていた。近所にこんなお店があったら、夢心地だろう。


今週のWilliam Curley

2008-11-02 21:49:37 | パティスリー

お待たせいたしました。今週のWilliam Curley。

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チョコレートの薄い皮で覆われた中身は、下からラムレーズン(大き目の白、赤レーズン)&チョコレートスポンジ層、ヴァニラクリーム層、チョコレートムース層からなる。思わず、どうやって作っているのか想像してしまう。やっぱり、チョコレートの円錐を作って、ひっくり返して、チョコレートムース層、ヴァニラクリーム層と埋めてゆくのだろうか。

それでは、ご期待にお応えしてアップで。

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William Curleyは不思議といつも軽い気がする。思わずこの後、Wellbake tarteを2つも食してしまった(反省)。


これは美味しい!@William Curley

2008-10-26 17:48:29 | パティスリー

哲学するハムスターになった振りをしつつ、同時に考えていたことは食べ物のこと。結局今日もRichmondのWiliam Curleyに行ってしまった。

夕方で、生ケーキはほぼ完売状態だった。そこで、平素はあまり頂かないトロピカルフルーツのムースを購入。

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運搬の途中で飾りのチョコレートが割れてしまったが、見た目も綺麗。特に下のスポンジの部分はとても綺麗な模様が入っていた。

ムースはマンゴー味。そして中にパッションフルーツが入っている。酸味と甘みの心地よいハーモニーに、完食まで2分?早食い競争ではないのだけれど、あまりに美味しくて、フォークが止まらなかった。

う~ん、私が知るケーキ屋さんの中では『英国一』といいたくなるWilliam Curleyである。どなたか、もしここより美味しい英国(できればLondon)のケーキ屋さんをご存知でしたら、ご連絡ください。このレベルのケーキ屋さんがいくつも存在する東京が本当に羨ましい。。。


Beautiful and tasty!@William Curley

2008-10-04 15:28:09 | パティスリー

今週末のLondonは、冬の到来を予感させる、雨と風の予報である。昼ごろまでは晴れ間も覗いていたが、夕方から明日は確実に雨だろう。

ということで、土曜日のうちにWilliam Curleyに。今日はついにチョコレートの生ケーキに挑戦。

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おお、Hidemi Suginoのアンブロワジーすら思い起こさせる「照り」である。写真を撮るにあたって自分の顔が映らないようにするのが一苦労であった。

中は、生のオレンジ果肉、生クリーム、ミルクチョコレートクリーム、パフ、と少し軽めの構成。半分しか食べられないかも、と思っていたのに、全くの杞憂であった。

個人的には「生のオレンジ果肉」はケーキを薄くする気もするが、食後にいただくには丁度良いか(今回の私のように)。William Curleyは他のケーキもフルーツの比率が(私には)多すぎる気もするけれど、私の知っている英国のケーキ屋の中ではトップと言ってよい。(どなたか美味しい英国のケーキ屋を教えてください!←悲鳴)

日本進出を考えているのだろうか?良いパトロンがつけば大丈夫かと思う。ただ、「From Britain (England)」は日本の洋菓子界(知っているわけではないが)では「ブランド(記号)」にはならないと思うし、そのレベルの高さは覚悟してもらいたい(と偉そうに。William氏の奥方は日本人であり、その辺りは充分ご存知と思う)。


C'est un scandale!!

2008-09-27 21:14:42 | パティスリー

なんたる、ぬぅぁ~んたる(スノークの口調でお願いします)。こともあろうに、John Lewis Foodhallに入っていたWilliam Curleyが撤退してしまった。週末はここで一週間の甘味を仕入れていた。Londonにおける美味しいケーキの手軽な供給先だったのに、、、念のため本店に電話してみたところ、やはりJohn Lewisのお店、さらにはMayfairにあったお店もたたんでしまったらしい。

これから、どうしたらよいの??とりあえず明日は、Richmondの本店へ行ってみよう。

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仕方が無いので、とりえず今日のところはPatisserie Valerieでタルトを購入。アップルタルト、生地にはシナモン&レーズン入り。最強のコンビネーション、不味いわけはないが、生地がすこし粉っぽいか。ああ、William Curley、どうして~。C'est un scandale!!と叫びたい私である。


おはぎ

2008-09-21 17:09:47 | パティスリー

日本ではお彼岸と聞いて、日曜日の運動まで、ピカデリーサーカス近くの和菓子屋へおはぎを仕入れに出向いた。

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ついでにお煎茶も。煎茶は掛川あたりのものだったけれど、意外と最初の甘みがあって、また静岡茶らしい渋みも感じられ、美味しかった。日本人だなぁ、と実感する瞬間。


Raouls@London

2008-04-26 23:52:33 | パティスリー

昨日、ガイドブックで見つけたRaouls(http://www.raoulsgourmet.com/)へ。

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パンオショコラ、チョコレートケーキ、チーズケーキを購入。

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パンオショコラはサクパリ、チョコレートケーキは口どけ良く、チーズケーキは台がシナモン風味、スフレの部分はレモンがきいて、どれもほっぺたが落ちそうな美味しさ。

サービスは帰りに寄ったスタバに軍配が上がるけれど、近場に美味しいお店が見つかって嬉しい。


Jean-Philippe Darcis@グランプラス

2008-04-11 20:41:11 | パティスリー

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夏時間になった欧州では、4月初~中旬でも既に8時頃まで明るい。仕事を終えてホテルに戻っても、まだこんなに明るく、グランプラスには観光客が次々とやってくる。

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グランプラスからホテルへ向かってそぞろ歩いていると、Jean-Philippe Darcis(http://www.darcis.com/Fr/Home.php)に行き当たった。かのRelais Desserts(http://www.relais-desserts.com/)の加盟店。何と日本人ご夫妻がここのお店は切り盛りされていた。

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蓋を開けたとたんに、とても良い香りがした(危険な香り??)。これで21ユーロ。ちょっとお買い得な感じ。

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