Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

裸の王様@ロンドン

2010-02-08 17:00:00 | 生活

悲しい日曜日だった。友人に

「I will never see you again, Adieu.」

と言わねばならなかったのだから。

「Is it forgivable?」と尋ねる友人に、

「No」

としか答えられなかった。

胸が苦しい、という喩えがあるが、本当に苦しいのだ。

そんなときに救ってくれたのは、周囲の暖かい言葉。

「いつでも応援してるからね」とか

「You did a right thing. Do not take any decision based on this」というアドヴァイス。

別の友人に「votre ange a perdu ses ailes」とmailを送ったら

「Bel Ange, Ne vous inquietez pas je vous volerai de nouvelles ailes toutes blanches」

これは-特にtoutes blanchesという言葉に-ちょっと泣けた。窓の外は雪-少しずつ胸の痛みが薄れてゆく気がする。

翌朝目覚めると、体が軽い。まるで本当に真新しくて真っ白の大きな翼が背中についたようだ。

あら、私の背中についているこの立派な新しい翼、みんな見えていないのかしら?-殆ど裸の王様だ。

でも、背中に翼があると思うと、思わず背筋が伸びるし、意外と悪くないぞ、裸の王様。