Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

古典の楽しみ@ロイヤルアルバートホール、ロンドン

2010-09-07 04:00:00 | コンサート

プロムスも残すところあと1週間を切ってしまった。今年は去年に比べあまり熱心に通わなかった。なんだかんだと言いつつ、パリやヴェルビエ、ヨーテボリに行ったり、終わった後になるけれど、ルツェルンにも行くし。。。

さて、今日は夜遅く(22時)の部。ヘンデル、ヴィヴァルディ、テレマンなどなど。昔カストラートが歌っていた役はカウンターテナーが。最初すこし声が出ていない感じで、やっぱりカウンターテナーって限界あるのかしら、と思っていたけれど、2曲目くらいから声も出てきて、ソプラノの恰幅の良いおばさんと良い掛け合いをしていた。このカウンターテナーとソプラノの漫才のような歌も私は楽しく見ていた。しかし、友人はどうもこのあまり品が良いとは言えない掛け合いが気に入らなかったらしい。繊細な人なのね。

フルート(木製のよう)、リコーダーと弦楽器のためのコンチェルトは、ヴァイオリン(指揮者)がなかなか特徴のある演奏で面白く拝見した(なんだか力が入ってパロディ的)。ヴァイオリンの演奏自体は、同様にソロパートを弾いたコンサートミストレスのほうが上手かったように思うけれど。

22時からだったというのにアンコールも演奏されて、終わって外に出ると、雨も止んでちょうど良い塩梅。すっかり秋模様のロンドンである。


食い倒れ@ヨーテボリ、スウェーデン

2010-09-06 01:00:00 | ヨーロッパ

3泊4日のヨーテボリ滞在中、一番幸せだったのはホテルの朝食。サラダ(パプリカ、トマト、きゅうり)にヴィネガーとオリーブオイル、ヨーグルトに冷凍(悲しいがこれが多い)ベリーかジャム、そして特大クロワッサン2つの蜂蜜がけ。これにカフェラテとグレープフルーツジュース。

これだけ食べたら、お散歩は必須。

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オペラハウスの裏を抜けて

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並木道を歩くと

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大学や

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図書館がある。

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これは美術館らしい。

と、小一時間歩いたので(?)、ランチ(もう?)。

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シェーブルチーズのオープンサンドウィッチ。バルサミコがかかっておいしそう(おいしかった)。

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そしてデザートは昨日もいただいた、レモンタルト(ヨーテボリで3つ目のレモンタルト)。ふわふわしていて、3分で完食-勿体ない。

でも、やっぱり一番おいしい、と思えるのは、

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空港のM&Sで購入した素材で作っても、自作サラダ。

あっという間の3泊4日。


祭りの後@ヨーテボリ、スウェーデン

2010-09-04 17:30:00 | Gustavo Dudamel

ドゥダメル最終日。今日は15時から。聴衆の質はどんどん良くなっている気がする。今日は4楽章全体を一つの曲として皆が捕らえている感じがあって嬉しい。楽章の間でもあまりにわざとらしい咳、ため息、おしゃべりがあると、がっかりするのだが、今日は楽章の間も皆どこか緊張感があって清清しい。

今日は一昨日や昨日との比較を離れて、完璧な演奏への期待とは別のところ、Gustavoが何を考えてこの曲を振っているのか、について考えながら演奏を聴いてみた。他人の思考のシミュレーションなんて、所詮意味がないとは分かっていても、彼のような天才的な音楽家に音楽はどんな風に聴こえるのだろう、と考えずには居られない。

また、多くの曲が作曲された当時と今では演奏家のレベルも格段に上がっているはずだ-そう思うと、マーラーにお越しいただいて、この演奏をどんな風に感じるか感想を聞いてみたくなる。

また、彼はどんなサインを演奏家に送っているのだろう。再来週のルツェルンでの演奏会は、1つはGustavoを正面から見られる席なので、久し振りに彼の指揮を正面から見ることを楽しみにしたい。家族も、きっとなぜ私がGustavoにはまったのか、より理解してくれることだろう。

演奏会は終わってしまったけれど、スコアで確認したいことがある。ドイツ語なので、ドイツ人の友人に何と書いてあるのか、あるいは書かれていないのか教えてもらおう。こうして、ブログを書いている今も、頭の中をマラ6が流れ、私の胸の辺りを締め付け続けている-まるでほろ苦い恋をしているようだ。尤も、二人のGustav・Gustavoに恋をしているようなものだから、故ないことではないのかもしれない。


魔法使いドゥダメル@ヨーテボリ、スウェーデン

2010-09-03 21:00:00 | Gustavo Dudamel

昨日の演奏会では、正直拍手もできなかった。演奏会前にスコアを見ながらCDを聴いて、気持ちは盛り上げたものの、不安を拭い去れないまま会場へ向かった。

第一楽章-昨日も、第一楽章は比較的良かったのだ。今日も良い。今日は更に良い-何が良いかというと、ティンパニ。実は昨日、初めてこの曲がティンパニ2台であることに気がついたのだ。というのは、録音はとても音が揃っていて2台入っているとは思わなかった(スコアをちゃんと読んでいない証拠ではある)。ところが、昨日、2台のティンパニがばらばらで「何だ!?」とばかり気がついた。

今日は、想像するにGustavoは第二奏者に指揮ではなく第一奏者を見て叩け、と言ったのではないか。完全とまでは行かないが、かなり揃っていた。

また、第四楽章でハープがチェロと同じ動きをするところ、ハープは4分、チェロは2分。昨日はハープが弦を開放したままでギターの開放弦を鳴らすような「ぼよよよん」、とした響きが耳障りだったのだが、今日は4分を伸ばした後は音をきっちり止めていた。

と、細かいが気になっていたところが直されていて、ふと、Gustavoは、楽譜を覚えられるだけでなく、その日の演奏そのものをすべて記憶していて、次の演奏までにそれを修正できる才能を持っているのではないか、と心当たった(そして私のブログを読んで演奏を直してくれたのか?とも-相当しょっている)。

しかも、上手いとか下手とかではなく、ちょっと気をつけたら直せる部分を的確に指示していると思われる。昨日弾けなかったことが今日突然できるようになる訳がない。ヨーテボリはヨーテボリ、明日突然ウィーンやベルリンにはなれない。しかし、出来ることは確実に守らせる、それがGustavo流。

やっぱりこの人恐ろしい魔法使いだ。第一楽章の最後、ちょっと泣けた。今日も思う。こんなではない。こんなではダメだ。一体何が出来るだろう。あなたのために、そして勿論私のために。


ドゥダメル、ヨーテボリ交響楽団2010/2011シーズン開幕@ヨーテボリ、スウェーデン

2010-09-02 22:00:00 | Gustavo Dudamel

ドゥダメルのヨーテボリ交響楽団での2010/2011シーズンが今日から開幕した。曲はなんとマーラーの交響曲第6番。

マーラーの交響曲の中では、いや、あるいはすべての交響曲の中で最も好きな曲かもしれない、この曲をわがGustavoが振るのであれば、Gothenburgへ行かない手はない。ということで、今日から3日間連続して演奏を聴く。

いつ来ても、とてもアットホームなヨーテボリ交響楽団の演奏会である。プロなのかアマなのかちょっと不思議な雰囲気。

さて、演奏。Gustavoの演奏でいつも思うのは、彼はまるで楽譜に書かれているすべての音を聴衆に聴かせようとしているように思える、ということだ。一つ一つのパートの音が非常にクリアに浮かび上がる。

しかし、このマラ6でそれをやると、聴いているほうは相当疲れる。普通の録音で聴くと、せいぜい旋律と、良くて同時に対旋律が聴こえ、あとはごちゃっとback noiseとして聴こえるくらいに思えるのだが、Gustavoの場合、3つ、4つ・・・と増えてきてもう脳みその回路が追いつかない-降参、ちょっと疲れた。明日、明後日と少しずつ慣れるだろうか。

また、残念ながら、オケが一杯一杯、何箇所か管楽器、打楽器(ハープも含めて)?な演奏やチューニングもあった。マラ6って弾くほうも相当難しいのだろう。さらに、聴衆も、途中でかなり長い間携帯電話が鳴っていたり、最後、ppになったところで、21時だったのか、時計のアラームが。これも相当いけてない。これでスタンディングオベーションするヨーテボリ市民!自称ステージママの私としては、やはり大陸の古いオケをGustavoにあてがい、古参の聴衆にしっかり教育して欲しいところである。

音楽は、聴く立場から見るといつも「助けてくれる」「気持ちを盛り上げてくれる」魔法のようなものに思われるのだが、Gustavoのように音楽を創る立場の人間から見たら、それは恐ろしい苦悩の素なのかもしれない、とちょっと気の毒になった。尤も、なにか素晴らしい成果を上げた時には、ただ聴くだけの者には得られない大きな達成感や高揚感を得られるのかもしれないが。いつか、そんなことをつれづれにGustavoと話してみたいものである。

明日、明後日は合格点の演奏になりますように。


どこでもフランス-その2@ヨーテボリ、スウェーデン

2010-09-02 14:00:00 | ヨーロッパ

9月、新しい音楽シーズンの始まりである。今年はGustavoのヨーテボリ交響楽団によるマラ6を聴くためにヨーテボリを訪れた。

前回見つけたLe pain Francaisに行こうと思っていたら、ホテルの近くにフランス国旗を発見。

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なかなか賑わっているようなので入ってみると、店内の装飾もフランス一色、メニューもフランス語(ありがたい-スウェーデン語は全く分からない)。

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隣の教会の芝生と木々を借景に。お天気は良いが、緯度が高いからか、風はすっかり秋のそれ。私には少し冷たい。

ランチは82スウェーデンクローネ。日本の1000円ランチみたいな感じだろうか。

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味がぼやけている。ヨーロッパだけあってジャガイモは美味しいけれど。

でも、タルトがとてもおいしそうに見えたので、カプチーノとレモンタルトを注文。

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コーヒーが非常に濃い。震えがくるほど。ミルクが非常にしっかり泡だって美味しい!

そして真打登場。

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乗っているフルーツは冷凍ものだけれど、メレンゲは今泡立てて焼き色をつけている。こんなに美味しいデザートがあると知っていたら、ランチなど食べずにデザートだけ注文したのに!

明日はデザートだけ食べに行こうか、コンフィ・ド・カナール・オウ・セップにしようか(ランチセットではなく単品だが)悩む私。

ああ、この世にフランスがある限り体脂肪率が下がることはない。