「全体主義は、人びとを人間として余計な存在にするのである。」矢野久美子ハンナ・アーレント内引用
「自己に失望し自己から分離した人間が「忠実な信者」となって宗教や政治の運動に参加し、全体的体制に忠誠を尽くすことの病理」
「回答ありきの問題解決パターンや「イメージ」こそが、エリートたちから大衆にいたるまでの無思考性や判断の欠如を促している」
こういう知性がアメリカに限らず教養という寓話になる? 半世紀以上前のレーチェル・カーソン、ハンナ・アーレント、それぞれ独立した警鐘を、「私」たちという塊が、たしかな軌跡と成しつつあるというわけで。
矢野久美子は「「生きた声と身振り」、「もっとも儚いもの、しかし同時にもっとも偉大なもの」を世界に残そうとした」
追───
平成日本発松本智津夫AB首相 前者の思考や単独性(印象)が見えない後者
「自己に失望し自己から分離した人間が「忠実な信者」となって宗教や政治の運動に参加し、全体的体制に忠誠を尽くすことの病理」
「回答ありきの問題解決パターンや「イメージ」こそが、エリートたちから大衆にいたるまでの無思考性や判断の欠如を促している」
こういう知性がアメリカに限らず教養という寓話になる? 半世紀以上前のレーチェル・カーソン、ハンナ・アーレント、それぞれ独立した警鐘を、「私」たちという塊が、たしかな軌跡と成しつつあるというわけで。
矢野久美子は「「生きた声と身振り」、「もっとも儚いもの、しかし同時にもっとも偉大なもの」を世界に残そうとした」
追───
平成日本発松本智津夫AB首相 前者の思考や単独性(印象)が見えない後者
全体主義とは何かと問われて、浮かぶものは
人間性への際限なき刑罰・・・というようなもの
もしくは、むき出しの脳幹の思考と行動の正当化
孤独ネズミ
彼女は屋根裏部屋のネズミが孤独だと信じた
それは私という一人称の投影かもしれないと感じた
気を許したネズミは チュッチュという
唇を尖らして発する音に反応し
部屋の片隅の穴から這い出してきた
彼女がこの屋根裏部屋で死んでしまえば
このネズミが彼女の肉を喰らうのだろうか
そのとき、椅子の持たれた彼女の影は
大きなネズミ型をしているのか
911以後の世界、日本も含めて
うごめく民衆や民族は渦潮に飲み込まれるように
それは全体主義という渦潮
感覚を
一人称の投影と信じる
その人の確固たるに細い目が瞬きます
彼女は屋根裏部屋で死んだのでしたか
HOWWHATWHY