その片隅に
くぐもった慟哭のようなものが
さんざめくよう。
どこ。
一瞬は過去。
突き抜けたよほら
と笑むものでして。
真ん中はね。
無の。
いつもね
見逃すのです。
幾重もの高い
静かな音を重ねて
彼は追われ翻り追い立てるみずから。
欠伸。
とっくに寝子。
くぐもった慟哭のようなものが
さんざめくよう。
どこ。
一瞬は過去。
突き抜けたよほら
と笑むものでして。
真ん中はね。
無の。
いつもね
見逃すのです。
幾重もの高い
静かな音を重ねて
彼は追われ翻り追い立てるみずから。
欠伸。
とっくに寝子。