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島田美術館
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「肥後熊本 武の源流」
期間:4月5日(木)~7月2日(月)
肥後熊本と深い縁をむすんだ加藤清正・細川忠輿・宮本武蔵。三人に関連する品を展示。
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織田信長所用 朽葉糸威鎧大紬
本小札七段の大袖一双。信長より細川藤孝が拝領したと伝わる。
豊臣秀吉所用 唐冠形張懸兜
現在は纓の立物と巾子の部分のみだが、元は全体金箔押であったと思われる。ヤクの毛の引き廻しがつく。
徳川家康所用 葵紋軍配団扇
三ツ葉葵紋が3ヶ所につく。破損が大きいのが残念。徳川家康より細川忠興が拝領。
細川忠興所用 脇差 銘 運有天敢莫退
長巻直しの脇差で織田信長より拝領の品。忠興が茶坊主に化けていた間者を討ち果たし、「思」いを「晴」らした事から晴思剣と呼ばれる。
細川幽斎所用 軍配団扇
金箔押に真赤な日の丸を配した軍配。熊本藩一門の細川内膳家に伝わった。
細川ガラシャ所用 宝尽刺繍腰巻
縁起物を刺繍した武家女性の夏の正装。細川忠興の正室で明智光秀の息女である玉子の所持品とされる。
加藤清正所用 蛇ノ目紋長烏帽子形張懸兜
張懸部分の両脇に蛇ノ目紋を金泥で描く。清正=長烏帽子の兜とイメージが定着している。
宮本武蔵 肖像画
白地の小袖に朱色の肩衣。二刀を構えた眼光鋭い姿が描かれる。武蔵の肖像画では一番有名なものでしょう。
宮本武蔵所用 刀 無銘 金重
京で吉岡一門と戦った際に使った事から「吉岡斬り」の伝承をもつ。熊本藩一門・細川刑部家に伝来した。
左右海鼠透鐔 宮本武蔵作
二匹の海鼠を向かい合わせにし透かした形の鐔。大きな透かしはデザインよりも軽量化の為だそうで、二刀を用いた武蔵らしい作意だそうです。
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熊本は以上です。