誓願寺
天智6年(667)、天智天皇の勅願により奈良に創建。後に京都・一条小川に移転。天正19年(1591)豊臣秀吉の命を受け現在地に移転した。
平安時代には清少納言や和泉式部が帰依し、「女人往生の寺」と称された。
本堂
昭和39年の再建。
扇塚
芸道上達の寺として知られる。
安楽庵策伝墓
誓願寺第55世、笑話集「醒睡笑」の著者。茶の湯に通じ小堀遠州や松花堂昭乗等と交流、元和9年(1623)塔頭竹林院に隠居し茶室「安楽庵」を構えた。
茶室「安楽庵」は古田織部好の三畳台目に相伴席が付く、所謂燕庵形式の茶室で現存していないが「起し絵図」が残されており、茶の湯を古田織部に学んだ策伝らしい茶室である。
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