SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1608 儒安堂

今回も道後
本日の目的は茶会。
4つの茶席を廻りました。様々な趣向の茶会が行なわれましたが、極めつけはここ
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道後館にある茶室「儒安堂」
旅館のHPには「京都誓願寺竹林院にあったと伝えられる戦国武将・古田織部好みの茶室を道後舘3階庭園に、古図をもとに忠実に再現いたしました。」とのみ説明がありますが、これは安楽庵策伝の茶室「偈安堂」の事。
偈安堂には遠州や松花堂昭乗が茶会に招かれ、松屋会記には寛永六年六月に松屋久重が招かれた事が記されており、そこには「古織部殿時ノ三畳大(台)」とある。
この「儒安堂」がどこまで再現しているのかは不明ですが興味深い所です。
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内部は三畳台目に相伴席を配する、典型的な織部好みの席。今回こちらでは濃茶をいただきました。
様々な道具も素晴らしく、
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床には豊臣秀吉朱印状(松井康之宛)
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そして茶杓は古田織部作!(筒書は裏千家十三代)
手に持たせて頂いたが櫂先のぐいっとした曲げが見事。去年の利休に次いで織部まで手に持てました。

しかし最大の驚きは
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「殿」と呼ばれるあの方の直筆書状でした。
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