佐野美術館
ひとの縁は、ものの縁―初公開の矢部コレクション―
期間:1月9日(金)~2月15日(日)
本多忠勝所用 大笹穂槍 銘 藤原正真作(号 蜻蛉切)
室町時代の作。説明不要の名槍。鹿角の兜とこの槍は本多忠勝の代名詞となっている。
織田信長所用 太刀 銘 一
国宝。鎌倉時代備前の福岡一文字派の作。長篠の戦いの恩賞として織田信長が奥平信昌に与えた。
伊達政宗所用 太刀 銘 景則
鎌倉時代備前の刀工・景則の作。衛府太刀拵・糸巻太刀拵・尻鞘と三種類の拵が附属する豪奢な太刀。
伊達家の台帳(写)によると初代・政宗公より四代・綱村公の指されたるものと記されている。
武田信玄所用 短刀 銘 信国
室町時代山城国の刀工・信国の作。龍・剣・三鈷杵の透かし彫りが施されている。黒石々塗小脇指拵は桃山期の作。
武田信玄が所持し後に徳川将軍家に伝来した。
注目はなんと言っても蜻蛉切でしょう。まさか拝見できるとは思いませんでした。
なかなか展示をしない死蔵されている歴史的な刀剣や甲冑が多々ありますが、この様に時おりでも展示していただけると有りがたいです。
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