皆様あけましておめでとうございます
2015年最初は京都八幡
まずはケーブルに乗って男山山頂をめざします
岩清水八幡宮
正月期間だったので凄い人人人人人
信長塀
織田信長が天正八年(1580)に寄進。土と瓦を幾重にも重ねて耐火・耐久性に優れているそうです。
信長はよく似た塀を尾張の熱田神宮にも寄進しています。
御神木「楠」
建武元年(1334)楠木正成が必勝祈願の為に奉納したと伝わる楠。
さて私がこの岩清水八幡宮を来たのは、昨年(2014)松花堂庭園内にある草庵茶室「松花堂」を訪れた時、この茶室が元はこの男山にあったと知ったからです。
史跡 松花堂およびその跡
茶室「松花堂」は元はここにあったそう。
松花堂・中露地主要部
寛永14年(1637)昭乗は隠居し、この地に松花堂を建てます。写真は茶室の中露地の主要部だった所。
瀧本坊跡
「男山四十八坊」のひとつ。慶長3年(1598)昭乗は、瀧本坊実乗のもと八幡宮の社僧となる。
寛永4年(1627)師の実乗が亡くなると、昭乗は瀧本坊住職となった。
泉坊松花堂跡
現在松花堂庭園にある泉坊書院は元この地にあった。
泉坊書院は小早川秀秋寄進とされる。
さて、男山を降りて次ぎの場所へ
泰勝寺
泰勝寺の寺号は熊本にあった細川家の菩提寺・泰勝寺より命名。
泰勝寺特別拝観
このお寺の拝観は基本事前予約が必要ですが、正月三が日と昭乗忌には予約不要。
南天(難転)招福の庭
茶席 閑雲軒
昭乗が瀧本坊に作った茶席を復元。
松花堂昭乗の墓
貴芳殿
こちらには主に松花堂昭乗に関する宝物が展示されています。
昭乗愛用の茶碗、昭乗作茶杓「岩清水」、昭乗筆「修学寺八景」、小堀遠州書状「松花堂宛」、光悦の書、沢庵宗彭書状、江月宗玩一行書、木下長嘯子の和歌、黒織部茶碗、仁清作の茶入。
松花堂三昧の一日でした。
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