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2002 丹波市立春日歴史民俗資料館 つわものどもが夢の跡 ~黒井城と直正~

兵庫県は丹波市
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丹波市立春日歴史民俗資料館
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特別展 「つわものどもが夢の跡~黒井城と直正~」
期間:1月11日(土曜日)~3月8日(日曜日)  
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伝・荻野(赤井)直正所用 鍵槍
かぶら巻の部分に横手と呼ばれる鉤を取り付け、柄の部分に螺鈿細工が施された槍。
荻野(赤井)直正は丹波黒井城主、「悪右衛門」「丹波の赤鬼」と恐れられ明智光秀の丹波攻略の前に立ち塞がった。
伝・赤井家清所用 甲冑
伊尼神社蔵。兜は頭形兜、胴は朱色で威糸の劣化から各部位が分離しているのは残念。
家清は弘治元年(1555)合戦で負傷したが、子の忠家は病気平癒を願って伊尼神社にこの甲冑を奉納したと伝わる。しかし弘治三年その傷がもとで亡くなっている。
赤井家は子の忠家が継ぎ、弟の直正がこれを補佐した。
武田勝頼書状
二月六日付、萩野悪右衛門尉(直正)宛。内容は国境の雪も溶けたので尾張・美濃へ乱入する。詳しくは(長坂)釣閑斎・跡部大炊助(勝資)から申し上げる、とある。
この書状は天正2年(1574)に比定されており、この年勝頼は東美濃や遠江に侵攻するなど織田・徳川に対し積極的な攻撃を行っている。

この他には柏原藩織田家に伝来した髭無しの織田信長像や波多野秀治所用の太刀など拝見出来ました。
さて屋外には
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大河ドラマ「麒麟がくる」出演者の等身大パネルが
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ずらっと並んでおり、大河ドラマへの期待感がうかがえます。
今年の大河は始まる前からいろいろ有りましたが、本能寺の変をどう描くのか期待。
また、各地の明智光秀関連の展示も楽しみです。

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