中津万象園
貞享5年(1688)、丸亀藩二代藩主・京極高豊が造営した大名庭園。当時は「中洲の御茶所」と呼ばれいていた。
回遊式庭園には、京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置き、近江八景になぞらえた八つの島を配しています。
母屋
主室八畳次の間六畳からなる広間茶室。
床
側面には大丸窓が開きます。
こちらでは抹茶がいただけます。
観潮楼
その名の通り、ここより瀬戸内海の潮の満ち干きを見る事ができる高床式の煎茶室。
安永10年(1781)の「諸御廻文写」に記述がある事から、丸亀藩5代藩主・京極高中の時代には既に存在したと考えられ、事実であれば日本最古の煎茶室となる。
内部は四畳半で2面に勾欄が付いた縁が設けられている。床柱には孟宗竹が用いられており、煎茶室の特徴を有す。
松帆亭
六代藩主・京極高朗に所縁がある茶室。現在の建物はかなり新しいので昭和以降の建築であろう。
内部は四畳半で、入口は三枚障子となっているが、京極高朗時代の松帆亭がそうであったのかは不明。
大傘松(千代の笠松)
樹齢約650年と言われる一本松
香川県で2番目に大きい大名庭園、となると次に向かうのは・・・・・
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