ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

電話のベル

2008-02-05 10:24:43 | Weblog
電話のベルで、正気に戻る。
よく知る80代の方だった。
何気ない会話に、心が和み
絡まっていた糸が、ゆっくりと解けていく。

人は、ひとりでは生きられない。

その人のちょっとした寂しさが
誰かを包み、温めてしまえる時がある。
人生の不思議。

相手の存在があって初めて
自分が浮き彫りになる。

ひとりだと思っている人も、
実は全然ひとりじゃなかったりして。
だからという訳でもなく、
人を想像することは、とても面白い。
嘘のような、たぶん本当であればいい話。

ユーモアの中に、悲しみのカケラがあり
暗闇の中に、ひとすじの光がある。
筆舌に尽くし難い、その美しさ
コメント
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