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↑のフレーズがわかる方は、かなりのお笑い通です。
それはさておき、(ただ言ってみたかっただけ)
家を一歩出ると、いつもと変わらない風景にも
観客がいるかの如く、ちょっとした緊張感が漂う。
幕は既に上がっていて、後戻りはできない。
それに比べて。
親、兄弟、相方と。居食住を共にしたり。
長い時間を共有しながら、ふと思う事がある。
家族と過ごす時間、それは舞台裏である。
役者は着替えたり、舞台の端から端まで移動したり。
出番待ちの人、出て行く人、終って戻ってくる人。
大道具の移動をする人、小道具の出し入れをする人。
いろんな人、人、人が狭い闇の中でひしめき合う。
その動きを、息を詰めて見守りながら
音と明かりのタイミングをみている人も。
観客の想像を絶する。七転八倒。
舞台裏。
美しく、素晴らしく、感動的だけでは済まされない。
美しく、素晴らしく、感動的であることは遠い。
優雅さとは無縁でありながら、
この上ない人間らしさを誇る。
それはきっと、架空じゃない証拠だ。
「いま」狂わしいほどに愛しい。
不完全、未完成なものにしか持ち得ない、愛らしさ
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