ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

いのち愛し

2008-11-28 02:48:14 | Weblog
実家にて。何をして過ごそうかと悩んでいたのも、ゆめ、まぼろし。

なんだかんだ、家&お寺の手伝いをする内に。
わたしの上を、時間があっという間に、通り過ぎて行った

近所の手芸屋さんで、手触りが気に入った、ふわふわの毛糸を買って
ちいさなマフラーを編もうと、始めたものの・・・

ほんのちょっとしか、編む間がなかった。
続きは、島根に持ち帰って、ぼちぼち楽しむとしよう


東京・岐阜と、ご縁のあった人々と、時を共にした。


ふと、さみしいと思う。どれだけ楽しく一緒に笑っていても

みんな。それぞれの人生があって、帰るべき家があって
祭りの後、、、じゃないけれど。


それでは、またね。


散ってゆく瞬間、こころにおおきな穴が開いて、
そこに、とびきり冷たい風が吹き込んでくる


みんな。いっしょくたになって、大家族で暮らせたら
どれだけ面白いことだろうかと思ったり。

みんな。それぞれ、自分という名の「荒波」の中に帰って行った


仏教でいうところの『愛別離苦』
―愛するものと、別れ、離れなければならない苦しみ―

について。想いを馳せる。

予定の関係で。今日は、急きょ。
弟とふたりで、ご門徒さんの葬儀・火葬に行って来た


そこで、泣き悲しんでおられる、親族の方々を見た。


その姿に、心が、ちぎれそうになる。


会って、家に帰ってゆく、人。
生きて、命を終えてゆく、人。


ただ、ひとり。

人間は、つくづく寂しい生き物なんだと思ったりする。


わたしが太陽だったらいいのに。
わたしが太陽だったら、朝も夜もなく四六時中


みんなを、あたためたりできるのに。

でも。

太陽になれない私は、
太陽になれない私だからこそ、

わたしを摂めとって、捨てない光に包まれている。


若院はいま、眠りの中だろうか。

コメント (3)
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