beautiful Marianne
昨年の11月 銀座ヤマハホールでのコンサートにも行ったが
ホールが悪かったということも重なり Rockし過ぎだったので
正直なところ自分としては期待していた感じではなかった
それで直近の国内ソロコンサートということで すみだトリフォニーでのチケットを予約
数か月経過して きょう行ってきたという訳だ
配布されたセットリストパンフレットより引用
すっと自分の気持ちに入ってくる感じのスタート きょうはきっといいぞと確信
前回いちばんきつかったポロネーズ英雄も 激しい曲調ではあるのだが
あくまでも ひとをいたわる様に演奏されていたように思う 全く耳に痛くなかったから
終始 心地よい音に包まれ 半分は目をつぶって聴いていた そうすると音が見えてきた
そう花びらや新緑の葉がひらひらと舞うような・・・嗚呼 何といったらいいのだろうか
フジコさんも きっとリラックスして演奏されていたと思う
自宅で練習されているそのままのように感じたから
歳を重ねるごとに奏でる一音一音の厚みというか 円熟度が増している
しかし決して渋く枯れていくような感じではなく むしろ益々脂がのってきているようだ
ステージ上の移動は歩行補助カート使用とスタッフのヘルプがついていたが
いつまでも唯一無二 孤高のアーチストとして進化し続けてください
ステージでのMCによれば
上海の映画祭に 映画「フジコ・ヘミングの時間」が出されるそうです
ギタリストというか ミュージシャンの井上堯之さんが亡くなられて
もう一年が過ぎた だからという訳ではないのだが 改めて聴くとグッと来るというか
最近 こんな歌 出てないなと思いつつ コピーして無性に歌いたくなったのでそうすることにした
何故こんなにも心に響くのだろうか? 名曲だ
作詞:岸辺修三 作曲:井上堯之 唄:井上堯之
C Dm/C Dm/C
F/Am /Gm/A
Dm B♭/Am /Gm A/D
Gm/Am/B♭/Am
Gm/Am/B♭/Am/Dm/C/Dm/C
歌詞を書き留めてみると3番の歌詞は
1番を繰り返しているだけなので
言葉を足して3番の歌詞としてみた(失礼)
ご存じない方は必聴の歌です
日本人は弱いのかとも思うけど こんな感じに
レコードやカセットテープ時代の いまではもうビンテージと言えるスピーカー
BBCのモニタースピーカーと言う血統の「スペンドールLS3/5A」を自室のコンポに組み込んで使うことにした
11cmのウーハー 2cmのツイター 密閉式 重さは5㎏位 サイズからすると高価な部類だろう(確か¥85,000×2)
リビングにセットしていたが アンプが不調になったこともあり紫外線とエアコンの風に晒されているだけになっていた
オークション行きかと思ったが 試しに自室に持ち込んで鳴らしてみたらさすが名器と言われているだけあって古くなっても
この数年使っていたタンノイのマーキュリー(バスレフ 白木が良い感じだが)より格段に良かった
それでタンノイには押し入れに行ってもらった
横にしてセット ツイターを左右とも外側にするとより音の広がりが得られる 高さ50cm位のスタンド使用
これが正統派ブリティッシュサウンドと言うのか バスレフスピーカーのように開放的な鳴り方ではなく
緻密でソースに入ってる音はきちんと出していますよ と言うような感じで特定の音域を強調することはない
解像度 透明感 レスポンスをとことん追及してはいない それらは人間の耳で程良い具合にチューニングしているのだろう
ナチュラルで構えて聴いても BGM的に聴いても疲れない音だ デジタルにも十分対応している
ドンシャリに慣れたひとやメタル系ハードロックには物足りないかもしれないが
自分は古めのロックやピアノソロがメインなので 良い具合
最近はこれで「doors」 や「Jimi Hendrix Band Of Gypsys」のライブをCDで聴くのが癖になっている
CDが出始めたころのナカミチ製レシーバー「SR-40」に
オーディオテクニカのSUPER pc OCC(かなり高価 数万した)のスピーカーケーブル
CDプレーヤーも同シリーズのオーディオケーブルでつなぎ万全だ
本物は粗末にしてはいけない 古くても大切に使って行かないと
現在は進化バージョンが発売されているようで もし次回買うようなことがあれば 最有力候補となるであろう