いまさらながらiPodである。それも、数年前に生産中止になっているiPod Shuffleにプチハマり。まだ通販で新品を売っている。ゴールドを新品購入したのをきっかけに、ヤフオクなどで中古や新古品を手に入れた。すべて2GBのもので、5台にも増えてしまった。
そもそも数年前、自分の空白期間があったのだが、その際に友人が気晴らしにとiPodクラシックを持って来てくれたのがはじめだった。随分とたくさんのアーティストと曲を1台に押し込んだものだと感心した。音楽の趣向も共通項が少なくないこともあり、かなり楽しませてもらったのだが、最近ジャックの接触不良がひどくなり、内臓バッテリーが終わったようでACアダプターを繋ぎながらでないと聴けなくなってしまったので、iPodを買ってみるか、という気になったように思う。使い方は、iPod Shuffle 1台に1バンドもしくは1アーティストを目一杯押し込むことにした。どこから聴いても構わないので、液晶は要らない。VoiceOverという機能で、曲名とアーティスト名をアナウンスするのでそれで良し。12.5gという重量とコンパクトさ、音はセパレートのオーディオセットのスピーカーで空気を振動させる音と比べたら、ただのカスなのは仕方ないが、どこでも聴けるというのが魅力か。職場での始業前や昼休み、散歩しながら、自宅でPCをしながら、時には運転をしながら使っている。iTunesをPCにダウンロードして次々にCDを取り込む。iPodをUSB接続し同期させる。こういう風にやるのかと、やっとわかった。好きな曲だけをせこく買えばいいから、アルバムという観念が薄れてきているのだ、つまらないけど、CDが売れなくなる訳だな。時代について行けないこの自分、スマホなんていつになるのか。ゴールドには、デュアンのいる初期メンバーのオールマンブラザースバンドを詰め込んだ。
ライヴが多く、同じ曲のバージョン違いが増えるが、飽きない。最高のギターサウンドとグルーヴが堪能できるのだ。
ブラックには、パティスミス。
正規タイトルすべてとフランスライヴを加えた。
シルバーには、レッドツェッペリン。
ジミーペイジによるリマスターものをメインに、正規タイトルすべてとBBCライヴを加えた。
ブルーには、ボブディラン。
60年代と70年代の一部を押し込んだ。多すぎてすべてはムリだから。
そして本日到着のパープルは、どうしようかな。ローリングストーンズも多すぎるし。いっそ「どうしようかな」の村八分にするか。くたびれてのリマスターが、もうすぐ届くし。でも良い音質のものが少ないから、冨二夫さんのソロやタンブリングス、ティアドロップスの一部まで広げて押し込むかな。
充電はPCのUSBが基本のようだが、フルチャージに3時間は要するので、AC充電アダプターがあった方が便利ですね。