ことしは3本ものギターを買ってしまった。友人とギターをもってスタジオへ行って、歌ってまたやろうじゃないかという話になり、以前ここで書いたエピフォンファイヤーバードスタジオを、あらためて調整し冷静に使って判断してみた。部屋でちょこちょこ弾く分には十分かもしれないが、スタジオで大きな音でとなると、はっきり言って使い物にならないと確信、処分した。そしてまずはフェンダーメキシコのテレキャスターシンライン、そしてギブソンのファイヤーバードを買ってしまった。どちらも最新の新品モデル、フェンダーMEXは価格の割にはつくりの精度や木の材質など、フェンダージャパンなど買うより全然良いし、初心者にもおすすめだ。音質は、主張が少ないので自分で音を作って行くギターだと思う。
ファイヤーバードは一時のギブソンのひどい時代とは違って材質や強度は良くなっている。カスタムショップものならなお良いのだろうけど、素のギブソンも悪くはない。2016モデルなので、ペグは小型でアームつきだから重量バランスが良いし、メインギターになった。
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しかし、調整には苦労した。弦が長く、張り方の関係もあってテンション緩め、それに工場出荷時の09-42のセット弦では低音弦のビビリがひどくて使えなかった。それで低音弦側の3本が太いセットに変えてネックを順反り気味にし、弦高をビビらないぎりぎりの高さにセットした。しかしそうしたら、ブリッジの駒の移動幅が限界でオクターブ調整が合わせ切れなくなった。それで、テール側からではなくネック側からドライバーで駒を動かせるようブリッジを正反対にセットしなおして何とか調整ができた。弦の銘柄はダダリオの09-46を最初使っていたが、3弦と4弦のつながりが良くないため、チョーキングなどすると弾きづらかった。
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そこでアーニーボールのハイブリッドスリンキーを使ってみたら、つながりが良いしチョーキングはやり易いし、音にはつやがある感じで気に入った。車でいうとクロスミッションという感じ。シンラインにもこれを使ったら、低音が良く出るようになって音質がウエルバランスになった。おすすめです。
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それでビンテージだが、元々1968年製のアコギ エピフォンFT85を持っていてどうして現代のギターとこんなにも音が違うのかと思っていた。この時代のエピフォンはギブソンと同等で、名器が多い。今のエピフォンは、どうしようもないのだけれど。
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ビンテージギターの問題は、中古であることのリスクと価格が高騰する一方だということ。ギブソンやフェンダーの王道モデルで50~60年代のものだと70~250万円が普通、簡単には手が出ない。そんな中でギブソンならメロディーメーカー、フェンダーならムスタングあたりなら、高くても30万円の予算で良いものに手が届く。FT85は14万円くらいだ。それで、見つけてしまったのが1963年製ギブソンメロディメーカー、ダブルカッタウェイの1ピックアップのシンプルギター。
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軽いけれどネックの強度はもの凄く、廉価モデルとは言え、良質なマホガニー材を使ってある。塗装も美しい。シングルコイルだけれども太い音がする。やはりギブソンはロックなギターだ。疲れて帰宅して、風呂に入ってから、こいつを片手に歌でも歌っているとあっという間に時間が過ぎてしまう。倍音たっぷりのビンテージサウンド。至福の時を与えてくれる。ボリューム調整や弦を弾く位置、角度で音のニュアンスが変わる感じが良くわかるのも気に入っているポイント。敢えて1ピックアップにしたのは正解だった。やはりビンテージだ、次はファイヤーバードのノンリバース3ピックアップかリバースの1ピックアップモデルがほしい・・・けれど価格は80~120万円が相場だぞ。うーむ、ため息が出てしまう。
だけど、今は素敵なメロメがいるじゃないか。ホント手に入れて良かった良かった。
ファイヤーバードは一時のギブソンのひどい時代とは違って材質や強度は良くなっている。カスタムショップものならなお良いのだろうけど、素のギブソンも悪くはない。2016モデルなので、ペグは小型でアームつきだから重量バランスが良いし、メインギターになった。
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しかし、調整には苦労した。弦が長く、張り方の関係もあってテンション緩め、それに工場出荷時の09-42のセット弦では低音弦のビビリがひどくて使えなかった。それで低音弦側の3本が太いセットに変えてネックを順反り気味にし、弦高をビビらないぎりぎりの高さにセットした。しかしそうしたら、ブリッジの駒の移動幅が限界でオクターブ調整が合わせ切れなくなった。それで、テール側からではなくネック側からドライバーで駒を動かせるようブリッジを正反対にセットしなおして何とか調整ができた。弦の銘柄はダダリオの09-46を最初使っていたが、3弦と4弦のつながりが良くないため、チョーキングなどすると弾きづらかった。
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そこでアーニーボールのハイブリッドスリンキーを使ってみたら、つながりが良いしチョーキングはやり易いし、音にはつやがある感じで気に入った。車でいうとクロスミッションという感じ。シンラインにもこれを使ったら、低音が良く出るようになって音質がウエルバランスになった。おすすめです。
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それでビンテージだが、元々1968年製のアコギ エピフォンFT85を持っていてどうして現代のギターとこんなにも音が違うのかと思っていた。この時代のエピフォンはギブソンと同等で、名器が多い。今のエピフォンは、どうしようもないのだけれど。
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ビンテージギターの問題は、中古であることのリスクと価格が高騰する一方だということ。ギブソンやフェンダーの王道モデルで50~60年代のものだと70~250万円が普通、簡単には手が出ない。そんな中でギブソンならメロディーメーカー、フェンダーならムスタングあたりなら、高くても30万円の予算で良いものに手が届く。FT85は14万円くらいだ。それで、見つけてしまったのが1963年製ギブソンメロディメーカー、ダブルカッタウェイの1ピックアップのシンプルギター。
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軽いけれどネックの強度はもの凄く、廉価モデルとは言え、良質なマホガニー材を使ってある。塗装も美しい。シングルコイルだけれども太い音がする。やはりギブソンはロックなギターだ。疲れて帰宅して、風呂に入ってから、こいつを片手に歌でも歌っているとあっという間に時間が過ぎてしまう。倍音たっぷりのビンテージサウンド。至福の時を与えてくれる。ボリューム調整や弦を弾く位置、角度で音のニュアンスが変わる感じが良くわかるのも気に入っているポイント。敢えて1ピックアップにしたのは正解だった。やはりビンテージだ、次はファイヤーバードのノンリバース3ピックアップかリバースの1ピックアップモデルがほしい・・・けれど価格は80~120万円が相場だぞ。うーむ、ため息が出てしまう。
だけど、今は素敵なメロメがいるじゃないか。ホント手に入れて良かった良かった。
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