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PORTER 織りネーム



織りネームは、ブランドがその品質を保証するブランドの存在価値を主張する証。
その品質の高さは、街に溢れる「PORTER」のネームタグが物語る。





1998年からスタートした HEAD PORTERという藤原ヒロシ氏が手がけるブランドがある。
そのコンセプトはPORTERらしさを残してストリートナイズされた製品を創る事..


BLACK BEAUTYはHEAD PORTERのシリーズ..
柔らかい高密度のナイロン素材とつや消しのマットな質感で
内装生地に至るまでオールブラックで「TANKER」とは一線を画す
なんと織りネームの糸の色さえ黒である..

「TANKER」は街に溢れる..
機能とデザイン性と品質の高さが人気の理由だが..
差別化を望む気持ちに選ばない人も多い..

ちょっとイタズラ
織りネームの糸の色を変えてみた...
PORTER × SONY に赤い織りネームが存在するけれど..










ライトブラウンもいい..w



電車に乗って目の前にPORTERの鞄を持った方が座る事も珍しくない..
その方が、このネームタグに視線を注いでいると感じる場面は1度や2度ではない..
正規仕様ではなく改造品です..




















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肥後の守


子供の頃は、鉛筆をナイフで削った..
ナイフで竹とんぼを造った..
ナイフ片手に野山を駆け回った..

いや...私はそんな時代ではない..


小学校へ入学した時..
「くろがねリビングデスク」(だったかな?)を買ってもらって
机の上にはナショナルの電気鉛筆削りが鎮座していた。

4年生になるとシャープペンシルに移行し、
中学、高校と鉛筆からは離れていたけれど、

美術学校時代に鉛筆復活..
下書きに、デッザンに、鉛筆は画材となった。


先生に、筆記具ではなく画材として鉛筆を使うなら
「刃物で削れ」と教えられた。

その頃は、スイスアーミーナイフで削っていた。




DUX社の鉛筆削りを使っていたが
色々な本で、和ナイフを使って鉛筆を削っている記事を目にして
ナイフで削っていた頃を思い出した。

その頃のナイフで削ってみたら
いい感じ..


大工の父と画家(売れない)の叔父

結局...学校の図画工作では..
工作よりも図画の方が好きで
今の仕事を選んだ私..

そこは大工の息子..
木を削る感触は気持ちがいい..




六角形の角から刃を入れる..
なので、削り面も六面になる。

芯の長さや鋭さは自在


「和ナイフがほしいなぁ」






龍野市から神戸に帰る途中で三木市の道の駅に寄った..

現在、肥後守(ひごのかみ)は兵庫県三木市にある永尾駒製作所製造の登録商標。
昭和30年代、兵庫県三木市には肥後守を製造する鍛冶屋が多数存在し
元々は三木市の三木洋刃製造業者組合の組合員だけが使用することの出来る名称だったが
組合員である製造業者が近年激減し、現在では永尾駒製作所のみとなっている。


肥後守とは、戦前から国内で使われていた簡易折りたたみ式刃物のこと。
金属板をプレス加工した簡易なグリップに鋼材のブレードが装着されている。






ロック機構はなく、使用時には「チキリ」と呼ばれる峰部分から
突起部分を親指で押さえることでブレードを固定する。



刃渡り5.5cm以上の剣、あいくち並びに45度以上に自動的に開刃する装置を有する飛び出しナイフをいう。ただし、ここでいう飛び出しナイフには、一般の飛び出しナイフのうち、刃渡り5.5cm以下で、開刃した刃体をさやと直線に固定させる装置を有せず、刃先が直線であってみねの先端部が丸みを帯び、かつ、みねの上における切先から直線で1cmの点と切先とを結ぶ線が刃先の線に対して60度以上の角度で交わるものは含まれない(2条2項)。


外出の際に、無意味に持ち歩くのはもってのほかですが..
この刃物は「武器」ではなく「道具」だと言う事...




道の駅で手にした道具は 740円
工芸品ではない道具..






永尾駒製作所製造を意味する「駒」の文字..





書を始める時にリキッドではなく
すずりに、墨を水ですりおろす行為にも似た姿勢..

気持ちがいい..

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