九月が永遠に続けば
主婦、僧侶、会社経営などを経て..すごいですね
人の三倍..生きていらっしゃいます。
今週出張を控え..新幹線の行き帰りで完結するくらいに読んでおこうと
夕方から読み始めて、また読んで超えてしまった日曜日の日付変更線..
文章力が凄いんですよ..至る所に爆弾もあって..
読まれるなら覚悟して読んでください..
人間の「闇」と「病」の描写が凄いです..
怖いんですよね名前が漢字でない登場人物..やっぱりね..
これ以上怖い話も創れたはずですが、踏みとどまってくれて助かりました..
十分震えました...
★★★
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しゃぼん玉
死亡推定時刻を読んだ後で感慨深いです..
自暴自棄になった人間がほどけて行く感じがいいです..
ここでどっちに振れるかで大きく物語が変わるドキドキ感
終盤「こうなったら悲しい」にならないでよかったと思いながら
読みました..
★★☆
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死亡推定時刻
警察は真犯人を上げる事が目的なのか..検挙率を上げる事が目的なのか..
1つのえん罪による「死刑判決」を生むくらいなら
100の迷宮入りの方が遥かにまし..
「死刑」という「刑」がある日本..
「どんな事があっても人は人を殺しては行けない」と子供たちに言えない日本..
「死刑」と「無期懲役」の間が無い日本..
裁判員制度が1年後に始まる日本..
この小説はフィクションでしょうか?
読んでいてわからなくなりそうでした..
最後に大逆転しない事がリアルでリアルで..
★★☆
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暗黒童話
さすが..乙一の世界です..
作者に初めて触れた作品はあの「夏と花火と私の死体」です。
17歳の作品としては驚きの面白さでした..
ドナーに対する「もしかしたら..」の思いがあって..
私の空想の断片を文字にして作品になった「にんまり」がありました..
イマジネーションが豊富だと相当グロテスクですからご注意..
★★☆
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魔女の死んだ家
子供の頃によく読んだポプラ社の「少年探偵」「怪人二十面相」 江戸川乱歩モノを
思い出しました..挿絵もあって..
スローリーの評価は別ですけれど..w
コミックをわざわざ小説にした感じかな??
昨晩見た夢を永遠に聞かされたような気分です..
子供の頃だったら印象も違うかも知れません..
★☆☆
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パーフェクト・ブルー
あれっ?宮部サン..初の長編デビュー作..そうか..
主人公を犬にする必要性というか必然性が感じられません..
だったら犬だから面白いストーリーの展開を創ってほしかった..
もし..三毛猫ホームズ的なシリーズ化を見据えたなら「あたいはガッカリだよ..」
★☆☆
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夢にも思わない
「今夜は眠れない」の続編だそうです..読んでいません..。
宮部さん本来の厚みはありません、コミックの様にサッと読めます。
どんな話か説明すると10行くらいで十分説明できますが..そこは宮部さん
行間にたっぷり詰まった宮部節はさすがです..
「うんうん」とうなずきながら読んでいる自分がいます。
焼きそばパン食べたいぃ
★★☆
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夜市
第12回 日本ホラー小説大賞受賞作だそうですが
ファンタジーな印象です..。
大人の「日本昔話」って感じです。
内容的には少々薄っぺらく物足りない感がありますが..
一気に読めます..(だらだら読まないで一気読みをおすすめします。)
凄く綺麗な装丁ですけれど..ストーリーと関係ありません
ちゃんと装丁デザイナーは本の内容を理解しましたか?
夜市→夜店→金魚→安易..
真っ暗な森のイラストで樹木の間から明かりが漏れている..
そんなビジュアルだと思いますよ..
★★☆
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