虚貌 上下巻
若干の長編の場合
「白夜行」などのドカンと一冊と
今回の「虚貌」の様な(上巻・下巻)に分けるタイプがあります。
本屋でウロウロしていると、この上巻・下巻は陳列も派手だし
気になるのですが2冊買うという意識から
「面白くなかったらどうしよう・・」なんて不安がよぎり
今まで手を引っ込めていました。。が
最近雫井さんの作品を読んで背中を押されるように
この年末年始のために上巻・下巻モノを2作品買いました。。のに
もう読んでしまった(汗)
面白かったです
相変わらすリアルな映像と血の匂いが浮かびます。
圧倒的に上巻の方が引き込み感は強いです
下巻は犯人の推理を進めながら読みますが
突然の登場人物に??と思い
それが犯人にどう結びつくのか??
着地点に、期待し過ぎてしまったかな(笑)
もっと長編にしてゆっくり復習したらもっともっと
恐かったでしょうね
解説にもあるようにトリックは賛否両論なんでしょうね
確かに無理にかぶせた様な印象です(このトリックだけに)
★★☆
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