零士の旅行記にようこそ。今回は、長崎の郊外大村地区を旅しました。天正遣欧使節の出発、26聖人の上陸と、長崎の外交の玄関口の役割だった大村は、知る人ぞ知る歴史的な地区でした。
出島から長崎バスで時津に向かいました。浦上を通り大村湾の先まで駆け抜けました。
時津の港にはえびす様が祀られており、航海の安全が祈願されているのがわかりました。
キリスト教を日本に伝えた26聖人もここに上陸しましたが、あることがきっかけで殉教してしまったのです。
ちいさな船がこちらに向かってきたので乗船。長崎空港へと導く高速連絡船でした。
長崎空港までは30分弱で到着しました。
長崎空港の近くにあるサンスパおおむらまで県営バスで移動して少し歩くと、宣教師の勧めでヨーロッパに出発した天正遣欧使節の少年たちの像がありました。
有馬晴信ら九州の大名が、中浦ジュリアンらをヨーロッパに派遣。この大村の地から出発した、というわけなんです。
外交の歴史を学んだら、大村駅まで再び県営バスに乗車。一般道しか走らない普通の路線バスなのに、高速バスの車両が来ました。
大村駅に到着したら、大村湾沿いをのんびり走る快速、シーサイドライナーで佐世保に向かいました。
この日から走り出した新型のハイブリッド列車、YC1系が停車していました。そっちに乗りたかったです・・・
大村湾を北上し、竹松からは各駅に停車していきました。
次はいよいよ佐世保市に入り、日本最西端の駅のある場所へローカル線旅です!
零士の旅行記、次回までごきげんよう。