零士の旅行記にようこそ。今回は前半最後の記事となります!前回、京都丹後鉄道の特急はしだてに乗車しましたが、引き続き乗車を続け目指すは京都二条。ここから久しぶりに思い出の地を散策します。
小さなころから墓参りのため毎年必ずと言っていいほど旅行に行っている京都。昔は母や祖母について一緒に街歩きをしましたが、ひとり旅を始めてからは京都には墓参りで寄るだけ。そして帰るまでは九州方面を旅するようになったので、もう何年ぶりやろ・・・という感じです。久しぶりに二条に降りて観光を始めようとしたら、ずっと行きたかった店は定休日!しかもこの店のことで頭がいっぱいだったせいかもう昔の記憶は吹っ飛んでいました。
二条からは地下鉄東西線で烏丸御池へ。直通先の京阪京津線の車両がやってきました。京津線にもまた乗ってみたいものです。
烏丸御池からは京都の町を歩き、錦市場に着きました。ここでは思い出のたこたまごをいただき、小さかった頃をしのびました。
中にうずらの卵が仕込んであるのですが、小さなころはこの卵の黄身が苦手で、卵を抜き取って食べていたものでした。
少し歩みを進めると京風たこ焼きのお店が。醤油でいただくのがおいしいふわっとした味わいが特徴でした。
混み合う市バスに揺られやってきたのは八坂神社。ここで後半の無事を祈願しました。久しぶりの参拝でしたが、色鮮やかなお社にものすごい人が並んでおりました。
歩いているといつの間に祖父の墓の近くまでたどりついてしまいました。清水の五重塔を眺めながら三年坂の景色を楽しむ、ここだけ切り取れば何も昔と変わっていませんが、お店はかなり変わっており、びっくりさせられました・・・
京都もすっかりごちゃごちゃした街並みになっており少しさみしい感じがしましたが、思い出のこの店だけは決して変わったところなく、伝統的なただずまい。静かな時間が流れていました。
こちらが小さいころ食べたおいしいフレンチトースト。家でもずっと食べたい食べたいと思っていたのですがかなわず、今回久しぶりに食べることが出来ました。
だんだん歩いているうちに小さい頃のことがよみがえり、楽しい旅が出来ました。
帰りは市バスの100洛急行で、京都国立博物館を見ながら駅に戻りました。
思い出を振り返りながらの京都散策で、後半に向けての心の準備もきちんとできたと思いました。次回からいよいよスタート!JR東日本に入り新潟を目指します。
零士の旅行記、次回までごきげんよう。