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ハリス・ワルツ氏、ラストベルトで始動 大票田の激戦州

2024-08-08 04:17:00 | トランプ政権


ハリス氏㊨は副大統領候補に選んだワルツ氏との選挙キャンペーンを激戦州から始動した(6日、
米ペンシルベニア州)=ロイター

 

【ワシントン=坂口幸裕】

米民主党が11月の大統領選の党候補者に正式指名したハリス副大統領は6日、副大統領候補に指名された中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事との選挙活動を始動した。

結果を左右する激戦7州で最大の票田となる東部ペンシルベニア州でそろい踏みした。

 

6日夕、ペンシルベニア州の最大都市フィラデルフィア中心部の大学。ワルツ氏と並んで登壇したハリス氏は、支持者を前に演説で「赤い州から青い州まで、すべての人に手を差し伸べると約束する」と訴えた。

党派を超えた米国の団結をめざす姿勢を強調した。

 

 

 

 

 

米国は民主が強い「ブルーステート(青い州)」と共和が優勢の「レッドステート(赤い州)」に大別される。

二大政党のシンボルカラーにちなんで名付けられた。いずれにも属さず、勝利政党がたびたび入れ替わる「スイングステート(揺れる州)」が選挙結果を決定付けるため、両党は激戦州として重視する。

 

ペンシルベニアのほか、同じ激戦州の中西部ミシガン州やウィスコンシン州も含む「ラストベルト(さびた工業地帯)」の労働者取り込みが選挙戦の主戦場になる。

ハリス氏は「ペンシルベニアは中間層の未来のための戦いであり、自由のための戦いだ」と唱えた。

 

6日を手始めにワルツ氏と10日までに激戦5州を回る。7日にウィスコンシンとミシガン、9日に西部アリゾナ、10日に同ネバダに入る。予定していた南部ノースカロライナとジョージアは天候不良のため延期する。

米国の大統領選は有権者が候補者に直接投票するのではなく、大統領に投票する「選挙人」を選ぶ間接選挙制を採る。

 

全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」の数を争う。270人を獲得した候補が当選者になる。

激戦7州の計93人の選挙人をいかに多く獲得できるかが結果に直結する。他の大半の州は民主、共和のいずれかがほぼ確実に勝利する「青い州」と「赤い州」に分けられ、激戦州の勝敗が重要になる。人ペンシルベニアは7州のうち最大の19人の選挙を抱える。

 

トランプ氏は勝利した16年大統領選で男性中心の白人労働者を味方につけてペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガンの3州をいずれも制した。一方、20年は民主党のバイデン大統領が3州を奪還し、大統領に就いた。

ハリス、トランプ両氏ともラストベルトを残り3カ月となった選挙戦の勝負どころと位置づける。

 

ワルツ氏の起用は、共和が地盤としている農村部や白人の票を掘り起こして激戦州での勝利につなげる狙いがある。

ウィスコンシンに隣接するミネソタ選出の下院議員時代に共和が強い農村地域で議席を維持した。都市部に強い民主の弱点を補える可能性があるとの計算が働く。

 

白人男性のワルツ氏を副大統領候補に充てれば、黒人女性、アジア系で非白人や女性の支持に強みを持つハリス氏を補完できるとの期待もある。

トランプ氏はラストベルトで育ったバンス氏を副大統領候補に充てた。製造業が衰退した現地の実相を描いたベストセラー「ヒルビリー・エレジー」の著者で、内政外交で米労働者を第一に据える。16年の再来をもくろみ、白人労働者の地盤を固める意図があるのは明らかだ。

 

トランプ氏の陣営は6日、「ハリスと同様に、ワルツは危険な極左」などと記した声明を出した。

農村部を念頭に「ワルツはハートランドの米国人を支援するふりをしているが、テレビカメラがないところで米国の田舎は『ほとんどが牛と岩』だと考えている」と書いた。

 

 

 
 
 
 
 
米大統領選2024

2024年に実施されるアメリカ大統領選挙に向け、ハリス副大統領やトランプ氏などの候補者、各政党がどのような動きをしているかについてのニュースを一覧できます。データや分析に基づいて米国の政治、経済、社会などに走る分断の実相に迫りつつ、大統領選の行方を追いかけます。

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日経記事2024.08.07より引用

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トランプとバンス、ハリス陣営の勢いに焦り、無意味なノイズのデマ悪口ばかり言っていますが、これは逆効果になると共和党、そして彼らの支持者は心配している事が報道されています。

その通りだと思います。

 

まあ、最後はテイラースイフトをどちらの陣営が味方に付けるかで選挙戦は大きく左右されるでしょう。

 

 

本当に、トランプとバンスは小さな男よのう。 
ミジンコ爺さんたち。

 

 


スイス大統領「平和サミット、岸田首相の協力感謝」 外交・安全保障

2024-08-08 04:07:55 | 日本政治・外交


会談を前にスイスのアムヘルト大統領と握手する岸田首相(7日、首相官邸)

 

岸田文雄首相は7日、首相官邸でスイスのアムヘルト大統領と会談した。

首相はスイスが6月に主催したウクライナの和平を協議する「世界平和サミット」に出席した。アムヘルト氏は首相の参加を含む日本の協力に謝意を表明した。

 

首相は「ウクライナに公正かつ永続的な平和を実現するための重要な一歩となった」と伝えた。

2025年に日本で開催するウクライナの地雷対策に関する国際会議を見据え、引き続き支援に取り組む方針で一致した。

 

日本とスイスは24年が国交樹立から160年にあたる。首相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて価値や原則を共有する重要なパートナーだ」と強調した。

 

 

日経記事2024.08.07より引用

 

 

 

 


NYダウ続伸で始まる、一時400ドル高 日本株高など支え

2024-08-08 04:02:08 | 世界経済と金融


米ウォール街=ロイター

 

【NQNニューヨーク=川上純平】

7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比74ドル69セント高の3万8926ドル96セントで推移している。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送りへの懸念が後退し、主力株への買いが続いている。一方、7日に決算を発表したウォルト・ディズニーの株価が大幅に下げ、ダウ平均の重荷となっている。

 

労働需給が緩み始めているとの見方から、市場ではFRBが年後半にも利下げを始めるとの観測が意識されている。

7日の米債券市場では長期金利が4.4%台半ばと前日終値(4.48%)を下回っている。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れているのも米株相場を支えている。

 

もっとも、相場の上値は重い。ダウ平均は前日までの4営業日で1036ドル上昇した。短期間で大きく上げた後で、目先の利益を確定する売りも出やすい。

個別ではディズニー株が10%ほど下げる場面があり、ダウ平均を下押ししている。2024年1〜3月期の決算で売上高が市場予想を下回った。

 

アップルやウォルマートキャタピラーが上昇している。アムジェン

ホーム・デポも高い。一方、ボーイングマイクロソフト、セールスフォースが下げている。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は一進一退で推移している。

 
 
 
日経記事2024.08.07より引用