日本初期の通貨制度、すなわち教科書にも出てくる「和同開珎(わどうかいちん)」を中心とした西暦708年からの皇朝十二銭制度も、結局は50年ももたない間に銀・銅の含有比率を減らすことによって、通貨の価値を下げました。
それは奈良時代の統治者の方漫財政を補うために、通貨の大量発行を行ったせいです。 西暦760年、朝廷は「和同開珎」に換えて、「萬年通宝(まんねんつうほう)」という新しい銅銭を発行しました。
これは額面上、「和同開珎」の10倍の価値があるとされました。 しかし、実際の「萬年通宝」に含まれている金属の価値は、「和同開珎」に比べて大幅に少ない量に引き下げられていたのです。
こうした通貨政策の統治者による乱用が、奈良期の崩壊を招きました。 さらに平安時代になって、958年に鋳造された「乾元大宝(けんげんたいほう)」は、これに輪をかけておそろしく陳腐な通貨で、およそ価値のある金属は含まれていませんでした。
こうして、日本の通貨制度は、平安期が発行する貨幣でなく、米(コメ)が通貨の代わりと成ったのです。
明治維新の1868年、政府はその通貨である「太政官札」を発行しました。 通貨の単位は「両」でした。
ところが個人銀行である為替会社にも通貨発行権を与えたので、政府の発行する太政官札と、私有会社である為替会社が発行する銀行券が混在しました。
そこで1871年に明治政府は、これらの太政官札、為替会社の銀行券をすべて無効にし、1872年に「明治通宝札」を発行しました。 単位は「円」です。
ところが、1872年から79年にかけて、日本全国に認められた国立銀行153行が、これまた銀行券の発行を認められました。
全国にある153行もの国立銀行153行が抑制なく発行する銀行券が、大量に出回ることになりました。
そして、1871年になると、西南戦争を勝ち抜いた明治政府が「神功皇后札」を発行。 さらに1872年になると、中央銀行である日本銀行が設立され、「大黒札」という紙幣が流通し始めます。
1899年になると、153もの国立銀行が発行していた銀行券はすべて無効と宣言され、それまでの国立銀行の銀行券を貯めこんでいた庶民は大損し、貧乏のならずの底に落とされました。
そして、第二次世界大戦敗戦後の1946年、時の政府が「新円札」を発行し、それまで流通していた旧円券をすべて無効としました。
ここでもまた、真面目に働き、旧円を貯蓄していた国民が、お馬鹿の長州を中心とする下層階級の革命であった明治維新以来の阿呆な政権の勝手な都合で、大損し、貧乏の、ならずの底に落とされたのです。
このように、日本の歴史を見ただけでも、政府が発行する通貨というものが、いかに信用ならないものが分かります。
政権の発行する通貨。フィアット・カレンシー(通貨)は、政権が強制力を持っているために、「今日からこの通貨は無効だ」とやられてしまえば、我々一般庶民は手も足も出ないのです。
そのことが繰り返されてきたのが、日本の通貨制度の実際の歴史です。
だからと言って、また、実社会で認められず、無職のお馬鹿たちが、youtubeで生計を立てようとし、政府や日本円は信用ならないと大騒ぎしても信用してはいけません。
今、世界で何が起こっているのか? 将来何が起こるのか? また、何を信用すべきか、具体的に別途紹介します。
(関連情報)
フィアット・カレンシー(通貨)とクリプト・カレンシー(通貨)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/769f1796bc4580021e0f7631c1cc5af4
ローマ帝国は、チープな「フィアット通貨」によって滅亡したhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e1945c6195da07dbca1a0e682162abc7
Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2
アホの一つ覚えのMMT信者
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4
今こそ冷静に考えたい「アベノミクス」失敗の理由(東洋経済)
~安倍政権によって日本経済はどうなったか~
https://toyokeizai.net/articles/-/620385
(おまけ)
リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64
ジャパン・ハンドラーズ ジョンズ・ホプキンス大学ー2 ケント・カルダーhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/53e1c4bddaab8814da918705716a9729
↑ 郵政民営化、安倍首相暗殺のフィクサーは、ジャパン・ハンドラーズのケント・カルダー
まだ、安倍・高市を愛国保守と信じる貴重な絶滅危惧種の阿呆がおる。 事実、現実をみなさい!
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アホボン安部は、吉本興業の大崎洋(おおさきひろし)会長を、2019年6月に中国が狙う沖縄県の普天間基地や那覇空港など変換が見込まれる米軍施設・区域の跡地利用に関する政府の有識者懇談会のメンバーに選んでいます。
大崎洋は、吉本が10年以上にわたって運営している沖縄国際映画界の企画責任者ですが、沖縄国際映画祭はずっと赤字が続いていますが、何故かそれでもやめませんでした。
この理由は、「沖縄でカジノ利権への参入を狙っているから」と地元で報じられています。
親中・親露政策を取るアホボンの正体がわかるでしょ。
普天間基地跡地は、沖縄のカジノ誘致の有力候補といわれており、「大崎洋の有識者懇談会メンバー入りは、吉本のカジノ参入のシナリオを進んでいる証拠」と取り沙汰されており、第二の加計問題になりかねないと指摘されています。
吉本と、反社会的勢力のつながりは」周知のとおりで、伸介が暴力団幹部と親しく、芸能界で女優や女子アナなどにやりたい放題だったのは周知のとおり。 アホボン安倍も「桜を見る会」などで暴力団を招待していたことも報じられています。
その背後にいる中国の存在?も我々は注意して監視しておく必要があります。
何せ、安倍政権で自衛隊のある近くの土地や、米軍基地の近くの土地を多数中国に売却していたことも報じられていますからね。
そりゃ、ジャパン・ハンドラーズの米シンクタンクCSISが、親中に傾き過ぎるアホボン安倍政権を公然と批判する理由も納得できます。
ちなみに公然と非難された直後、アホボンは健康を理由に電撃辞任。 アホボン入院もせずに元気でしたけどねw。
そして国会答弁で頭のまわらないアホボンの代わりにモリトモ、加計問題で、代わりに答えてアホボンを支援し、その見返りに出世した菅政権が誕生しました。
一方、安倍・高市信者がボロカスにプロパガンダする、上川陽子・外務大臣のプロフィールは、
・静岡県静岡市生まれ。静岡雙葉中学校・高等学校卒業後、東京大学文科三類に入学し、東京大学 教養学部教養学科(国際関係論専攻)卒業。 カトリック教徒
・1977年4月三菱総合研究所に入所し、研究員を務める。
・フルブライト奨学生としてアメリカ合衆国のハーバード大学ケネディ・スクールで学び、1988年に政治行政学修士号を取得した。
・その後はアメリカ合衆国議会のマックス・ボーカス上院議員(民主党)の政策スタッフを務める。同年12月、株式会社グローバリンク総合研究所代表取締役に就任。
出所 wiki
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