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米テック大手が量子技術で主導権争い、Googleはエラー訂正機能付きチップ

2025-01-07 07:25:12 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業

Q2B 2024 シリコンバレーでは様々なエラー訂正技術の発表が相次いだ(写真:日経クロステック)
Q2B 2024 シリコンバレーでは様々なエラー訂正技術の発表が相次いだ(写真:日経クロステック)

 

米テック大手が、量子技術の開発を加速させている。

量子コンピューターの最大の課題とされる量子エラーを訂正する技術や、量子コンピューター向けプロセッサー、AI(人工知能)などの基盤技術を巡り、主導権争いが本格化してきた。

 

2024年12月10~12日に米カリフォルニア州サンノゼで開催された量子コンピューターの国際会議「Q2B 2024 Silicon Valley(シリコンバレー)」では、各社が最新の研究成果を発表した。

米IBMは量子エラー訂正のための符号化技術、米Google(グーグル)はエラー訂正機能を盛り込んだ量子チップ、NVIDIA(エヌビディア)は量子エラー訂正につながるAI技術を披露した。

 

こうした技術の開発が進めば、将来期待される「誤り耐性のある汎用型量子コンピューター(FTQC)」の実現が現実味を帯びてくる。同イベントで発表された注目すべき5つの技術をまとめた。



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