年食ってから不動産を持つことの意味

近頃しみじみ、これ思うんですよ。
年取ってからの不動産って、意味があるもんですかね。

うん、持ってるものの傲慢だ、って言われるかもしれません。
でもね、結構デメリット多いんです。
特に集合住宅の場合。

いや勿論、集合住宅のほうが手入れとか掃除とか面倒ありません。
でも年々管理費は上がるし、税金も減りません。

一戸建てでもまあ似たようなもんです。
外壁の塗替えは、自分で手配しなくてはいけないし、その分別に用意しなくてはいけない。

加えてどちらも、屋内のトラブルは自前で解決しなくちゃいけないです。
水漏れとか、故障とかね。

勿論賃貸よりも、固定資産税に管理費や修繕費、修理代を合わせても。
勿論金額は低めです、広いところに住めます。

がしかし、これ持ってると生活保護も駄目。
では売ろうとすれば、臨時の収入ということで税金がガバっと襲いかかります。

でも年々建物は劣化しますので、資産価値は下がる。
これを売って有料老人ホーム、とか出来たのは昔の話ですよ。

リバースモーゲージは？
という手もあります。
しかしこれも、一定以上の資産価値のあるものでないと、利用できません。

集合住宅は無理。
でもって知人の、駅徒歩10分のかなり広い敷地（家はまあ何だ古すぎ）でも、使えないそうです。

こうなるとね、年食ってからの不動産持ちって、結構不便です。
あとを残す、とか言ってもねえ・・・・それなりに古かったりすれば、誰も欲しがりませんしね。

手が掛かる分、賃貸のほうが良いのでは。
とか思う今日この頃です。

ちなみにこれ、私感ですのでその辺りよろしく。