北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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猫も人間も怒っちゃいけない。

2005年10月12日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
また、猫のベルちゃんネタになります。
1ヶ月前にロンドンへの輸送条件に基づく狂犬病注射をした結果の血液検査に行ってきました。
あの時は、脱走して2日間の行方不明で皆様にご心配をおかけしました。

今日は、ちゃんとケージに入って、タクシーで往復したので大丈夫!
目指すは、鎌倉の動物病院です。
先生が親切なので随分遠くから患者さん?もやってくるそうです。
待合室は、優雅な雰囲気。。。

「まあ、可愛らしい!お目目が大きなワンちゃんですこと。」
「ルビーちゃんです!」

お互いのペットを誉めあってくつろいでいます。
中には、脱走する為、洗濯ネットに入れられて抱っこされている猫ちゃんもいますが、網の中から可愛い声で鳴くので、奥様方に誉められています。

今日、ベルちゃんは猫なのに犬と同じ3mlの血液を取らなくてはいけません。
可愛そうだけれど、ロンドンへ行く為には耐えてもらうしかありません。
噛み付かないようにエリザベスカラーというピンクの輪っかをはめられ、アンパンマンのような女の先生にがっしりと組み押さえられますが、フーフー怒って大変な騒ぎです。
先生2人がかりで押さえつけ、大声で励まし、みんな汗だくになって何度も挑戦して、約15分。やっととり終えることが出来ました。
部屋から出てみると。。。

     ・・・・・し~~~ん・・・・

「・・・たいへん・・でしたね・・・」

診察室の大騒動が聞こえていたようです。

先生が採取した血液を見せてくださいました。
取り始めの血液は、赤くさらさらしているのに、恐怖におののいて必死で逃げようとした時に取った血は、どす黒い嫌な色をしています。

こんなことってあるのかとびっくりしました。
15分間でも怒ったり怖がると血の色が変わるんですね。

猫も人間も怒っちゃいけないと思いました。

平和島の温泉と夜景の綺麗なレストランの休日

2005年10月12日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
大学を卒業して入ったヤマハ音楽教室。
そこでは、人間的に素晴らしい先生方や実力を持った仲間に巡り合えました。
中でも田村元子先生は、永遠に私にとっての憧れの先輩です。
時間を忘れて指導の話で盛り上がった事や常に新しい事を求めて輝いていた私たち。
今思い出してもキラキラしたヤマハ時代を思い出します。
私たちは、若かったけれど、とても責任の重い仕事をさせて頂き、常にチャレンジの毎日でした。

そんな中で生まれたのが竹島悟史君でもあったわけです。

私は、その後東京へ引っ越したり、海外転勤でヤマハを離れてしまったけれど、田村先生は勤続25年。専門コースとその卒業生のクラスを受け持ち、グレード5級の試験官や海外の専門コースの先生方の指導などご活躍されています。
前山仁美さんの小学生時代を指導したのも田村先生です。

同士でもある私たち、ひさびさに温泉に入り、マッサージも頼み、ゆっくりとワインを飲みながら語らいました。
話す事は、やっぱり指導の話と生徒のその後。。。
あんなにハードな仕事をしても楽しかったのはなぜだろう?

それはきっと、お互いに認め合えて、応援しあえる関係だったからでしょう。
ライバルといった関係でなく、刺激をもらえる関係でした。
どちらかの生徒が素晴らしい結果を出しても、ジェラシーとかいじけた気持ちは微塵もなかったので、沸き起こるマイナスの感情を抑えたり、自己嫌悪を持つ事もありませんでした。

きっとそこには、バックに控える「責任は私が持つから、思いっきりやってごらん」といったオーナーの内山先生の懐の深さがあったからでしょう。
だからこそ遠慮せずに、また恐れを知らずに邁進できたのかもしえません。

今や、若い先生やお母様方を応援する立場になっている私たち。
あのときの事を思い出して、生徒が思いっきり羽を伸ばして好きなところへ飛べるように支えてあげたいと思いながら、晴れ晴れとした気持ちで胸いっぱい秋の夜の風を吸い込みました。

庭園美術館とジャック・リーベック&福間洸太朗デュオ・リサイタル

2005年10月11日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
秋雨のが心に染み入るように静かに落ち着く時を過ごしました。
ピアノの友人とともに目黒の東京と庭園美術館へ足を運びました。
まずは、入り口近くにジャズの流れるおしゃれなカフェでランチ。
1000円のプレートで冷たいスープとクロックマダム・新鮮なサラダ、珈琲、デザートの満足ランチです。
店内もおしゃれで、まるでNYのカフェのよう・・・

「疲れたとき、ここでのんびりしたいですね。。。」うっとりと語るのはNY生活8年のミユキさんです。

「これから美術館と素敵なコンサートもあるのですから、これで満足してちゃダメダメ!」

と言いながら、庭園へと足を運びます。
ここは、モダンなアール・デコの朝香宮邸(昭和8年)を美術館にした建物です。
11月始めまで、植物画や花の写真などが展示されています。
繊細で日本独自の画法にすっかり魅せられてしまいました。

さて、コンサートは夕方4時から始められました。
この時間帯は、初めてでしたが、終わってからもゆっくり出来てなかなかいいな~と感じました。
福間君のコンサートは、夏のリサイタル以来です。
背が高くて爽やかな好青年。フランスでの勉強を終えて、今はドイツで学び続けているそうです。

今回はヴァィオリンとのデュオ。
モーツアルト、ブラームスのソナタ。後半はペルトの神秘的な現代曲とエルガーのソナタといったすっきりしたプログラムです。

二人の演奏は、とても洗練され、知的な深い音楽性を感じさせる素敵なものでした。

「ああ、いい演奏聴いたな。。。」久々に帰り道まで余韻の残るコンサートでした。

パブリックスピーカー養成講座に行ってきました。

2005年10月09日 | ◆セミナー報告
日本コーチ協会・神奈川チャプターのパブリックスピーカーの為のセミナーに行ってきました。
今日は、大学受験生のクライアントさんと一緒です。
最近の受験は、学力だけでなく、プレゼンテーション力や自己推薦などで人間性を見る大学も増えているようです。
人前力をつけ、構成のしっかりした説得力のある話が出来るように練習します。

とは言っても今日の参加者は全員社会人。
プロのコーチやセミナー講師の中で、受験生も頑張ります。
前回よりも大きな声で、アイコンタクトもしっかりと熱意の感じられるプレゼンが出来ました。

「高3で、ここまでしっかり話せて、えらいね~」
沢山のコーチに声をかけていただいて嬉しそうにもじもじしています。
さらに他の人のフィードバックも積極的に手を挙げて発言する姿を見て、
「あんなに口の重かった子が。。。」
凛々しい姿を見て、感動の波が心に押し寄せてきます。

肝心の私のスピーチ。

「凄くわかりやすいと思ったのですが、きれいすぎて文章口調になるところを減らしたらもっと良くなると思います。」

受験生からの一言アドバイスでした。

うむ。しっかり聴いてくれてるわ!参った。

ショパンコンクールの演奏が聴ける!?

2005年10月09日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
何度も挑戦しているのが、ウェッブ上で聴けるショパンコンクールの実況演奏。
なぜか、うまくいきません。
今夜も寝る前に再トライしてみました。
プップッ切れながら聞こえてきたのは、スケルツォの最後の盛り上がりです。

音色と弾き方で「これは、辻井君に間違いない」と直感で思いました。
慌ててピティナのHPで調べるもののプログラムが見つかりません。
時差を計算したりバタバタする間に最後のページまで来てしまっています。

「え~終わっちゃうよ~」

焦ってもとのページに戻ったら、川上先生に手を光れ、拍手を浴びる辻井伸行君の姿が映っていました。

     やはり。

5年前に聴いたあの音を覚えていた我耳にも驚きましたが、そこまで印象に残る音を持っている伸行君の素晴らしさにも改めて感動しました。

「僕ね。拍手が多いと張り切っちゃうの。カーネギーのホールはどんな広さの?」と聞く伸行君は当時6年生でした。
ショパンコンクールの大舞台で拍手のシャワーを浴びて、輝いていた伸行君を見て
目頭が熱くなりました。

頑張ったね。感動をありがとう。。。