北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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ヴェローナオペラの夜

2009年07月15日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
   

ヴェニスから電車に乗って、ヴェローナにやってきました。

ここヴェローナは、10年以上前になりますが、香港に駐在していた時に習っていたイタリア料理の先生の住んでいた街。


どれほど素敵な街か、浴びるほど聞かされていたので、長年の憧れの街でした。

ヴェローナの街の中には、ロミオの家(茶色い尖塔のある家)とジュリエットの家(ベランダのある家)があり、多くの観光客が訪れていました。

私の頭の中でも、プロコフィエフのロミオとジュリエットのテーマが流れます。

お腹がすいたら、やっぱりピッツァ!

食べるほどにおいしくって、もう、たまりません。

ロンドンのコンサートでお会いしたローマの鶯、こと、ソプラノ歌手の登川直穂子さんとお友達のマリちゃんも合流して、なごやかにワインで乾杯します。

さて、ヴェローナでの最大の目的は、野外劇場でのオペラでした。

初日のアイーダは、雨が降り出して2幕目の途中で退散したけれど、翌日のトゥーランドットと翌々日のカルメンは、素晴らしかった・・・

家族そろって過ごす、ちょっと早めの夏休み。

満喫しました。

ヴェネツィァ路地めぐりの3日間

2009年07月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活


ベニスでは、とってもロマンティックな宿に泊まりました。

サンマルコ広場から出るホテル専用のボートに乗って10分。

昔、修道院があったという小さな島に、そのホテルはありました。

イタリアに来て何とも贅沢な気分になれるのは、ホテルのインテリア、ベットのリネン、ファッションから食に至るまで、本当に美しいこだわりがみられること!

この3日間は、毎日ボートでベニスに通勤して、まるで迷宮のようになっている路地を散策しました。

バーカロという一杯飲み屋さんにも立ち寄って、新鮮な魚介類をつまんだり、時間の止まったようなカフェで疲れた足を休めたり・・・

「ゴンドラに乗ろうよ~」

と誘ってみましたが、「家族と乗るもんじゃないでしょ」とハルカに却下されてしまいました。

そうね。24年前に新婚の私たちが乗ったように、ハルカも恋人と乗れるまで、とっておきゃなきゃ。


ゆらゆら揺れる水面、夢のように美しい街、時折聞こえる教会の鐘の音・・・

この街には、現実を忘れさせる魅力があるようです。



ウィーンフィル・クリムト・そしてホイリゲの夜

2009年07月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活


楽しい旅の報告も、どんどんしなくちゃ!

毎日起きる素敵な出来事を書くことができないわ・・



ウィーン2日目は、あこがれのウィーンフィルを小澤の指揮で聴く。

という予定でしたが、小澤さんが急病のため、いつもロンドンで聴いているダニエル・ハーディングの指揮となりました。

切れ味がよくって集中力バツグンの彼の指揮は大好きです。

武満徹の黒い雨は、ずっと後まで心に残る素晴らしい演奏だったし、ブラームスの2番も聴けて夢のようでした。


午後は、ベルヴェーデ宮へ。

これまた大好きなクリムトの作品をじっくり味わいました。


「ホイリゲに行きましょうよ!」とマナコさん。

なにやら楽しげな名前のホイリゲとは、ウィーンの郊外にある居酒屋のようなところです。


ベートーヴェンが遺書を書いたという家のすぐそばにあるその店は、葡萄の棚の下にテーブルが並び、アコーディオンの生演奏の中で、ウィーンの名物を楽しむことができます。

本場のウィンナーシュニッツェルは、サクサクしていておいしかったわ!

その他、おもしろそうなお料理をたくさん食べたけれど、どれもこれもが美味でした。


ファルファルさんとマナコさんの温かいおもてなしに感謝して・・・

ベニスに向かうのでした。

秘密兵器到着

2009年07月12日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
インターネットがつながらなくなって3週間がたちました。

ネットカフェでのローマ字返信は、文字化けすることもあったようです。

ご迷惑をおかけしました。

大切な書類をプリントアウト出来なくて本当に困ってしまって、大家さんのバーバラに泣きついたら、いいものを貸してくださいました。

それは、取り外しできるモデムでした。

なんと、モデムに1カ月使用がついて、たったの9ポンドです!

早速、我が家もネットでオーダーしたのですが、案の定、システムの不都合で発送が遅れるとのメールが来ました。

やっぱり・・と思いましたが、それはロンドンではよくあることなのでがっかりしません。

メールが来ただけでもマシです。

心静かに待ちました。

そして・・・

昨日到着! これで1カ月50時間、インターネットが使えます。

家の中で、家事をしながらインターネットが使えることのありがたさ・・・

今も、お料理の間に書いているんですよ~


今日は、いつもお世話になっているデザイナーの神戸真知子さんファミリーをご招待しました。


爽やかに力強く自立した真知子さんは、私の憧れの女性です。

真知子さんから、仕事することの厳しさや本音で生きていくことの大切さを学びました。



今日は、感謝をこめてお料理を作ります。

アペタイザーとして、チーズと生ハム、パテなどに綺麗なグリーンの葡萄とナッツやフルーツの入った黒パンを添えて。
ミントをあしらったマッシュルームとオレンジ、パルメザンチーズのサラダ。


その他、軽くておしゃれなお料理を用意します。

・アスパラガスのパイ
・エビとコリアンダーの春巻き
・シイタケのローズマリー風味
・ナスのグラタン
・ローストビーフ
・レタスラップ、肉みそドレッシング
・夏野菜のマリネ
・トマトのゴンドラ・ロブスターサラダ


夫は、アペタイザーとワインの担当、ハルカもよく手伝ってくれます。

只今4品完了!

さあて、ローストビーフに取りかかるとするか!


ベーゼンドルファーは女神のため息

2009年07月10日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ここは、ウィーンのオペラ座から数分のファルファル&マナコ邸。

明るく開放的で清潔感でいっぱいのお宅に家族そろってお世話になりました。

お二人で担当するお料理の数々は、市場で手に入れた新鮮な野菜とハーブで味付けしたジューシーなお肉やカラスミと海胆のパスタなど、ヘルシーで食欲をそそるものでした。

おいしいワインで乾杯します。

そして、広いリビングにどっしり鎮座しているべーゼンドルファー・・・

「これが、噂の?」

そう!

海外転勤の多いご夫妻は、ロンドンに駐在していた時はキーボードをお使いでした。

でも、ベーゼンドルファーの社長に就任されたファルファルさん。

やっぱり、ピアノを手に入れなくっちゃ。


私も触らせていただきましたが、深く豊かな音は癒されるようでした。

私の持っているスタインウエイとは、まったく違います。

休日は、二人で競争で練習されているとのこと。

いいピアノで練習すると、モチベーションもアップするものね。


素敵だなあ。

あこがれのご夫婦です。