北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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パリを散策

2009年12月25日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
今回のホテルは、エッフェル塔そばのチャーミングなホテル

      

お洒落な内装、おいしい朝ごはんに大満足の私たちは、夜のセーヌ川クルーズのディナーまで、パリの街を散策することにしました。

大好きなマドレーヌ寺院やオペラガルニエ界隈。

可愛いケーキ屋さんを冷やかし、ハルカのお気に入りのブティックをのぞいたり、

ピエール・エルメの薔薇のマカロンも買って・・・

            


繊細で夢のように美しいイルミネーション。

パリの街をうろつくってなんて楽しいのでしょう。


そして、いよいよ夜のクルーズの時間。

なんと女社長の由香が、バトー・ムーシュの船着き場まで駆けつけてくれました!

バケーション前で忙しいはずなのに・・・

ありがとう! 女の友情に乾杯です。

思いがけないサプライズを胸に船に乗り込んだのですが、これがまた期待の10倍以上といってもよいほどの素敵なクルーズでした。



夜空に浮かび上がる幻想的なパリの夜景を見て楽しみ、ロマンチックな演奏を聞いて、美味しいディナーを味わう。

五感でパリの魅力を味わいつくす2時間半です。


「今度はお父さんの60歳のお祝いをバトー・ムーシュでやろうよねえ」


船に揺られてトロトロに溶けてしまいそうな夜でした。

サバイバルな出発。 めざせ!パリ上陸

2009年12月24日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
朝6時に家を出たものの、パリ行きは、予定通りには進まず・・・

乗車予定だった乗り物が、次々キャンセルされていく中で、途中で電車は止まるわ、来る当てのない連絡バスを待つしかないわ、どこにあるか分からない駅を目指して凍った道をひたすら走るわで、まるでサバイバルゲームに参加したような旅の始まりです。

そんな中で、ブラックベーり片手にミーティングし、時間を見つけてはメールを送り続ける夫は、ザ・ビジネスマン。

大変だなあ~気の毒だよな~を通り越して、本当に凄いなあ~と感心してしました。

いろいろな情報の飛び交い、ブチ切れる人たちも見かけたけれど、私たち3人を含むほとんどの人たちは、イライラすることなく怒りもしないで、(うんざり・がっかりはしたけど)知恵を出し合い、協力しあいました。

やっと、やっと、灰色のドーバー海峡を渡るフェリーに無事乗れた時は、疲れてしまって爆睡です。(その中でも仕事をし続ける夫)

ロンドンから9回の乗り換えをして、12時間半後に無事にパリに着いた時は、心底ほっとしました。


そして、素敵ランチやオペラの1幕は見れなかったけど・・・

素晴らしい歌声を聞き、凍った体を温めました。

      

オペラの後は、美しいステンドグラスの懐かしのビストロで、ワインと大好きなブロンととろけるような豚の足の煮込み料理を堪能。

            

・・パリに着いたよぅ~~~~

達成感で一杯&くたくた、よれよれの1日。


フェリーで上陸

2009年12月21日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
明日からのパリ行き。

なんとユーロスターが雪で全線キャンセルになってしまいました。

返金のきかないオペラのチケットにホテル、楽しみにしていたパリの女社長由香とのお洒落ランチ・・


一体どうしたらいいの?と頭はぐるぐるするばかり。

夫とハルカが2台のPCを駆使して調べてくれたのですが、あれよ、あれよと言う間に飛行機のチケットも売り切れです。


それならバスだ! でも10時間もかかります。

「1日フルで楽しむなら、今晩出る?明日の朝着くよ」 

「それはやめて欲しい」

そうこうするうちに、う~~~ん。バスも売り切れ。


よっしゃ、フェリーだ。

ということで、2時間踏ん張ってくれて、やっとフェリーのチケットが取れました。


ユーロスターに乗れないとわかったとたん、頭から紫色の煙を出してむぅちゃんになった夫。

イライラして、体をかきむしり出します。

「大丈夫?お父さん」心配するハルカに任せて、私はお風呂であったまることにしました。




お風呂から出て「どう?大変だったでしょう?」と声をかけたら、

「これならさ、大丈夫だよねェ~♪」と以外に明るい声の夫です。


「あら?どうしたの?お父さん」


「ハルカに癒されたんだよ。パリの音楽かけてくれてサ。気分を盛り上げてくれたんだ~」

「イライラするのは、このPC(私の)が遅いんだよ」


あらま。そうですか。


フンフンと頷いて、PCに指を走らせるハルカはポーカーフェイス。


やるね~!



・・・という訳で、ユーロスターなら2時間半で到着するところ、10時間かけてパリに向かいます。


ドーバー海峡を船に揺られて、この1年間のこと、来年のことをゆっくり考えたいと思います。





導かれる

2009年12月18日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
クライアントの皆さん、私の日記を読んでくださっている皆さんには、ご心配をおかけしています。

ごめんなさい。

毎日、発見があります。

それは、思いがけないことの連続で、ものすごくスリリングな日々です。

脱皮をめざして奮闘していますが、私にとってクライアントさんは大切な宝もの。

セミナーでは、「やってみましょう、実験だと思って!」なんて言っていますが、私の新たな取り組みは、もっともっと神聖なものです。

心を鎮めてのぞみますので、どうぞ見守ってください。



今日は、なぜ私が資格にこだわるのか考えていたら、一つの答えが見えてきました。


私の学んだコーチ21では、コーチングの可能性、奥深さを学ぶと同時に、プロコーチの厳しさ、一歩間違えば大きな危険に結び付くことを脳みそに叩き込まれます。

ところが、コーチの資格を取って世間に出てみたら・・・周りには、自称プロコーチが多くて驚きました。

バックグラウンドを聞いてみたら、「会社でコーチング研修にかかわって、面白い!私にもできると思ってコーチと名乗ることにしたんです」という人。

「私、自己啓発の会で学んだからプロコーチですよね?私、コーチに向いているって思うんです」という方もいました。


でも、それは私が決めることではないし・・・

きっと、天職なのかもしれませんねと言うしかありませんでした。


そう言いながらも、心を扱うことの危険性とコーチとしての責任の重さを知らず、センスと才能でコーチングをして大丈夫だろうか・・と心配になりました。


私は、コーチングの使い方を誤らないように気をつけよう。

基本を大事に、大事にと歩んでいこうと決心したのです。



そんなことを思い出し、最後のセッションを終えたところ、不思議なことが起こりました。



昨日の日記に書いた、夢の中でも考え続け、胃潰瘍になりそうになりながら、相手のことを考えて踏ん張ってしたフィードバック。

そんな、祈りを込めて送ったフィードバックの答えが、遠く思いがけないところから、なんと今日、別の形になって届いたのです。


自分のしたことへの答えを待つ間、本当に長かった。

裁きを待つようでした。

でも、静かに耐え続けました。


それに、夫から「ワインバーに行かない?」とお誘いのメールも来ました!

これは、とっても珍しいこと。

だって、わが夫は家での食事が何よりも楽しみなんです。


ウレシイナ・・・


なんとなく偉大な人から「よし」とお墨付きをもらったような気がしました。


すべてを投げ出して取り組んだことへのご褒美と思い、ささやかに乾杯してきます。























獣道

2009年12月17日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
MCCへの道は険しい獣道。

綺麗事で済まされないヤバい世界に足を踏み入れたかも・・・



今日のセッションでも血を流しました。

「理恵さん、MCCにはね。たとえクライアントに嫌われても、恨まれても、コーチを首になっても、それが結果的にゴール達成になると思ったら、言いたいことを言うことを求められるんだけど、それが出来る?」

「・・・・」


「僕なんか、しょっちゅう血みどろよ。でも、クライアントに嫌われたって全然怖くない」


私は、今まで2回だけ、嫌われることがわかっていながらも、クライアントの目標達成のために、踏ん張ってフィードバックしたことがあります。

あのときは、苦しかった・・・

胃潰瘍になるかと思いました。

結局、ゴールは達成できたけれど後味が悪かった。




出来るなら血みどろにならずにもっと上手くやりたい。

信頼をベースに、よりよい関係を作る方法が知りたくって勉強をしてきた私は、甘いのかなあ・・・


「あれ?理恵さん、嫌われたくないの?クライアントに嫌われることが怖いの?」

コーチは突っ込んできます。


その場では、何も答えられませんでした。


「それが乗り越えられないとMCCには、なれないよ」コーチは、静かに言いました。


MCCには、私の理解を超えた厳しい世界があるようです。





試験のためのセッション録音を快く承諾してくださったクライアントの皆さん。

家族。

コーチ。


言葉なくして、静かに見守っている。




私には、相手が傷つくことを知りながらフィードバックするのは難しい。

信念、経験、データーが充分じゃないまま、自分の直感にアクセスしてフィードバックしたとしても、その結果、相手が苦しむのは辛い。





かつて、私自身があるコーチから谷底に突き落とされたことがあります。

自信を失い迷子になって、目標も達成できませんでした。

嫌われることを恐れずにしたセッションだったのかもしれないけど「コーチってそんなに偉い人なの?」と不信感で一杯になりました。


いまだに、そのコーチは、全責任を持って対応したのだろうかと疑問に思います。



それ以来、大切なクライアントさんにそんな思いだけはさせたくないと思って、精一杯やってきました。




・・・もうそんなことは忘れなさい。

MCCになりたいなら、必要だと感じた時に自信と確信を持ってクライアントを谷底につき落としなさい。

とコーチは教えたかったのでしょうか。




私の心は揺れています。


でも、予感もしています。


この一歩先には、何かあるのかもしれないと。


それと出会う時期が来ているのかとも・・・




「いいコーチって言われたいの?」


 そうではない。それだけじゃなくって・・・・



「この質問から逃げたい?」コーチは聞きました。


答えられませんでした。



でも、妥協しない厳しさの中、限りなく私が受け取りやすい形で、質問してくれるコーチの気遣いを感じました。


これがMCCなんだな・・と感じました。





「MCCもいいけど・・・今のお母さんらしさをなくさないで欲しい」心配そうな夫の声、

「コーチ。なんで、そんな試験を目指すのか、そのエネルギーの元が知りたいです。今のままで十分じゃないですか・・・」クライアントさんの声が、こだまします。




心を鎮めて自問自答していたら、答えが出ました。



きっと、コンピタンシーを深く理解していないんだ。




ふと「コンピタンシーの神様」重鎮コーチの顔が浮かびました。


なにかヒントをくれるかもしれません。




ハルカがふと漏らした「お母さんの重鎮コーチや谷口コーチには、知的な重みがあるね」

今日は一日中、その言葉の意味を考えています。