北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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コーチの仕事のダイゴ味

2010年05月16日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
・・て、やっぱりクライアントの中に「???」を起こして、そのあと「!」が生まれた瞬間を共有した時。

それが、面白くて、日々、コーチ修行をしている私。

ガッツがあって子供みたいな心をもつ働く女性を尊敬する私が,愛読するブログの一つに,石倉洋子さんのブログがあるのだけど、とてもコーチとして、嬉しいことが書いてあるのを見つけました。

4月24日の「質問やコメントの違い」という記事です。

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一方、ほとんどが日本人という場合、(最近は活発なグループもあり、必ずしもすべてではありませんが)、なかなか質問やコメントが出ない(日本語でも)ので、どうやって質問を引き出そうか、聞いている人の反応を知るか、に大きなエネルギーを使います。前もって質問してくれそうな人を探しておいたり、終わるまでに必ずひとつ質問かコメントはしてくださいと頼んでおいたり、まず自分が質問したり、といろいろ試してみます。

核心をついた質問(いっていることを実践していないようだが、なぜか)や、仮定の質問(たとえば、貴方がもう一度こういう試みをするとしたら、やり方を変えるか、組織や体制を変える権限を持つ地位にいたら、何をするか、など)などは、なかなか出てこないことが多いようです。(実際にこうした質問は相手に失礼だと考える人もいるようです)


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と書かれているところを読んで、ハタと膝を打ちました。

石倉洋子さんは、ファイテーターのお立場で書かれていたのですが、私は日々練習し、研究を積んでいることが、まさに「核心を突く質問」や「可能性を探る質問」です。

コーチの作った質問によって、クライアントの中に、新たな気づき「!」を起こすことなのです。

どんなに優秀な人でも、自分がどんな人間で、どのように思われているかを知りたいと思っています。

私は、客観的な視点でズバッとFBし、クライアントにより深く考えさせる質問を投げかけることで、マグマのような行動パワーが湧き起こって来る瞬間を何度も見てきました。

人間ってすごい・・・

これからは、もっともっと率直で強力な質問を作って、クライアントの眠った力を揺り起こし、世の中のために益々力を発揮してもらおうではないか。

私の出来ること、すべき道を確認しました。

勇気が泉のようにわいてきています。


アーティチョーク

2010年05月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
デザイナーの真知子さんのブログを見ていたら、アーティチョークのお料理が作りたくなってきました。

ところが、近所のスーパーでは見当たらない・・・

ハイ・ストリートケンジントンのホールフーズまで行ってきました。

ホールフーズは、アメリカに住んでいた時からのお気に入りのオーガニック・スーパー。

ロンドンに上陸した時は、小躍りして喜んだものでした!

そして、手に入れたアーティチョークは、真ん中のふわふわを取って、レモン汁をこすりつけ、下ごしらえをします。

          


今夜は、とっておきの赤ワイン&ステーキとアーティチョークやアスパラのグリルにフレッシュなサラダの大人メニューにしよう!

・・というのも、3か月前から急にベジタリアンになったハルカが、あさってロンドンに帰って来る。

年頃の女の子って、何を考えているのやら。

食いしん坊だから、どうせ3日坊主になるだろうと思ってたのに、まだ続いているみたい!

今のうちに美味しいお肉を思いっきり食べておかなくっちゃ~


楽しいインターナショナル・フェアー

2010年05月12日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
今年も楽しみにしていたケンジントンタウンホールのインターナショナル・フェアーに行ってきました。

各国の美味しいものや名産品がいっぱいで、会場は大賑わいです。

美しい民族衣装に身を包んだ外交官夫人たち・・・

音楽や踊りがあちこちで披露され、まさにインターナショナルな雰囲気でいっぱいです。

      

    


    


私もいろいろ買いこみました。

夫用にロシアンウォッカ、クロアチアのウオッカ、スペインのカバ。

私用に韓国のBBクリーム、ヨルダンのブラックマスク、

ヨルダンのオリーブオイル、メキシコのサルサソース、韓国海苔にアルメニアのパン。

夕食用にタイのカレーや春巻き、ロシアのマッシュルームやキャベツのパイ、ジンバブエのチキンカバブとひよこ豆のサラダ・・・

スイスのアーモンドチョコレートやポルトガルのエッグタルトはデザートに。

そうそう、スペインブースでは大きなオレンジも買いました。

会場のメキシコブースで飲んだストロベリーリキュールの入ったのウオッカや冷たいフローズンマルガリータの美味しいこと、美味しいこと・・

持ちきれないほどのお買い物をして大満足の夜でした。


   

ウズベキスタンの手書きの小皿と可愛い小鳥の水笛。

このところ、いろいろな国の人たちと沢山知り合えて、新しい友達も増えて嬉しいなあ。

価値観の広がる今日この頃です・・・

プロの意識の高さ

2010年05月10日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
立て続けに濃~い毎日を送っています。

まずは、蜷川幸男演出のムサシのロンドン公演。

1番前の真ん中の席は、役者の気迫が伝わってきてびっくりするほどの迫力です。

故井上ひさし氏の深いメッセージが翌日なってもヒシヒシと波のように伝わってくるのでした。



そして、翌日はオリエンタルクラブという東インド会社の時代からある由緒あるクラブで2人のピアニストのコンサートがありました。
英国紳士たちが、赤ワインを飲みながら談笑していたり、男性しか入れない部屋があったり・・初めてクラブに足を踏み入れた私には、謎めいた場所でした。


   


    

       前半演奏したIgor Karmenz 


彼の演奏は、全身全霊命を削るようなすごい演奏。
まるで、太い彫刻刀で削るような・・・
エジソンやアインシュタインのような特殊能力を持った天才と言えるでしょう。



Igor Kamenz plays Liszt, Waldesrauschen


Igorは表に出ないピアニストなので、検索しても出てきません。
自分のユーチューブのことも知らないようでした。

プロフィ‐ルをご紹介。
Igor Kamenz has been a household name at international piano competitions being awarded 18 first prizes. Since 2000 he has given solo recitals at the Schleswig Holstein Music Festival, Large Hall of the Moscow Conservatory, closing concert at Busoni Festival in Bolzano, tours throughout China followed by a concert with Beijing Symphony Orchestra, just to name a few. He has graced the major halls in Germany as well as Tonhalle in Zürich, Salle Gaveau in Paris, Mozarteum in Salzburg, Kennedy Centre in Washington and the list goes on. Igor Kamenz has recorded extensively, both on radio and television (Bavarian Radio, West German Radio, South West German Radio, Radio Germany, Radio Bremen, France 3, Hungarian Television, Spanish Radio, Radio Israel) and CD (5 in total). His third solo CD with works by Liszt was awarded the first prize by magazine Pizzicato.




そして、翌日は、もう一人のピアニスト、Amir Tebenikhinのコンサートへとケンブリッジ大学に向かいます。
こちらも古い古い教会でのコンサート。


   


   


Rachmaninov piano concert 3 II Intermezzo 2


Amirのプログラムは、バッハのフランス組曲、シューマンのソナタ3番、スケルツォ4曲といった充実の2時間プログラム。

彼はいたって謙虚な人です。

 昨日はリストのソナタだったでしょう?
 あれだけ、パーフェクトなソナタを聞いたのは初めてよ。


 長く弾いているから・・・と彼ははにかんで言います。


 素晴らしく大きなプログラムをプレゼントしてくれてありがとう。
 みんな大満足していました!
(この2日間は無料のコンサートでした)


 長すぎなかったかな・・・曲が大きすぎなかったかな?


穏やかで静かな人ですが、ピアノを引き出すと10本の指が語りだし、ゆとりのある大きな演奏です。
筋肉が柔らかく自由自在に弾ける人。

ル‐ビンシュタインコンクールで1位を取り、その他大きな国際コンクールでも沢山の1位を取り、年間40のコンサートで世界中を飛び回る彼ですが、生活は苦しそう。

 僕はピアニストとして生きて行きたい。だから、教えない。

と言うのです。

4人の子どもの父親である彼を何とか応援したいと思い、おもわずCD一箱買ってしまいました。

届いたらブログでCDプレゼントをしましょうね。

IdorにしてもAmirにしても、心のある本物のピアニスト。

新星ピアニストが続々とデビューする中で、彼らのようなピアニストが生活は貧しくても、本物の幸せなピアニストと言えるのかもしれません。




今夜は、またすごい!

パリのオペラ座のバレエのドキュメンタリー映画を観てきます。

日本でも公開されるのかな?