勇気を出して、NYのコーチ達のミーティングに行ってきました。
ロンドンのICFのミーティングにも1度行ったことがあるのですが、ほとんど理解することが出来ず、沈没・・・
意気揚々と行っただけに挫折感が残っていました。
ICF(国際コーチ連盟)は世界中にあります。
NYでも、いつかは・・・と消えそうなロウソクの火のように思っていたのですが、ついに行ってまいりました。
私は、ICFでPCC(プロフェッショナルコーチ)の資格を取っています(もちろん試験は日本語)。
3年に1度の更新のために、46時間以上の継続学習証明書を提出しなければなりません。
その内容は、3つのカテゴリーに分かれていて、ICFの承認を得たコースで受けなければなりません。
申請は、英語で書いて提出します。
◆ICFコンピテンシーに関する学習
◆16時間までのコーチング恵実技、自己啓発、ツールとしてのスキル学習
◆6時間までの自己学習
今回の申請のために、帰国の度に全国で開かれている日本コーチ協会のチャプターのコースに参加しつつ、やっとの思いで時間を確保したのであります。
日本で受ければ、その内容もバッチリ理解できるし積極的に参加出来るのですが、
何分、セミナーの告知がギリギリです。
告知された時には、私のスケジュールがいっっぱいで参加できず。
無念の涙を出すことも度々・・
英語の提出書類はハルカに助けてもらって、やっと準備が整いました。
また3年後にこれをするのか・・と思うと肩の荷が重すぎます。
なので、勇気を振り絞って、昨夜はICF-NYCのコーチのミーティングに参加してみました。
住んでいる場所で証明書が取れれば1番簡単ですものね!
しかし、
なぜ、こんなに勇気が必要なのだろう・・・
と考えた時に、
参加するには、まだ早いわよ
行ったとしても、どうせわからないだろうから時間の無駄よね~
ロールプレイがあったら相手に迷惑がかかるでしょ!
言っていることが伝わらなくて怪訝な顔をされたら嫌だな~
受け入れてもらえないかも・・・
などといったエゴの声が聞こえてきました。
でも、
掘り下げて行ったら、
要は恥かきたくなかったんだ~
ということがわかって、笑いそうになりました。
ちっぽけな私のプライドが色んな言い訳をしていたんですよね!
よしよし、わかったから。
学習証明の単位が必要なんでしょ。
まずは1回、行ってみようよ。
と、自分をなだめなだめ、
30分で到着する27丁目のオフィスに1時間も前に到着し、
なんの罪もない雨を恨めしく眺めながらスターバックスで待機していました。
いつもは恵の雨~
運のいい私は晴れ女
な~んて言っているくせに、簡単に雨が恨めしくなったり、運が悪いと思ってしまうのも、
私のエゴなんだな~
と自分の感情を観察しました。
約50人ほどのNYのコーチ達は、50~60代のコーチがほとんどで、明るくてカジュアル。
皆さん笑顔でむかえてくれました。
ロンドンのICFのミーティングではさすが英国!
紅茶が用意されていましたが、NYでは各自、買ってきたコーヒーなどを手に座ります。
挨拶は軽く交わしてクリア。
でも、ロールプレイなどで「誰かやらない?」となった時に、目を伏せてしまう自分が嫌になりかけました。
恥かきたくないとおもっているんだね。
いいんだよ。
わかる、わかる、
と、そこでも自分をなだめました。
いくつかのロールプレイをしたのですが、ルールがわからず、最後まで???でした。
でも、なぜかこんがらがってしまったのは私だけでなく、アメリカ人コーチ達にも何人かいて・・・
救われました~
あ!これもエゴね。
ミーティングでは、簡単なロールプレイをいくつかしました。
2つのグループに分かれて列を作り、アイデアを言った相手にButと言わず、Yes and・・というロールプレイ。(3枚目の写真)
テンポよく、20回ほど交代して行いましたが、なんと、2人のコーチがButと言ってしまいました。(言ってしまっていることに本人気がつかず)
わかっていても、ついつい自分の意見を言いたくなるものなのだな~とわかりました。
コーチがクライアントに、Yes,andと言った時の効果として
沢山の意見が出されましたが、
あるコーチの
Butではなく、Yes,andと言うことは、「その人」を学ぶためにとても良いことだ
との発言は、深くささりました。
無事にクラスを終え、家にたどり着いた時は、ふらふらです。
何とか逃げずに最初の一歩が踏み出せてよかったと思えました。
あ~やれやれ。
と思っていたら、NYCのコーチ達からメールがいくつか入ってきました。
お返事書かなきゃ。
ランチのお誘いも!
ぐっと背伸びして、行ってみようかな?