北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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エレノアおばあちゃんとお茶の時間

2011年11月16日 | 2011~2016年 NY生活

 

 

8階に住むエレノアをお茶にご招待しました。

エレノアは、このアパートのボードメンバーのボスで、ここに住みたい人はエレノアをはじめとするメンバーの面接をパスしなけれななりません。

長年面接をしてきた彼女は住人についても詳しく、「このアパートの生き字引」「主」とも言えます。

3月末にアパートを借りるための面接があったのも、8階の彼女の家でした。

それはそれは美しく洗練されたインテリアで飾られ、セントラルパークを見下ろす絶景にはため息がでました。

そこの一人で暮らす彼女ですが、時々、お茶に招いてくださいます。

今回は、私の番!

写真のお菓子は、もう食べてしまって残り少なくなってしまったお皿ですが、綺麗なカナッペも沢山作りました。

そうそう、朝、ジンジャ―パウンドケーキも焼いたんですよ。

アルバムを見ながら2時間。

今度は、カーネギーの音楽会に行くお約束をしました。

威厳があって、ユーモアもあり、辛抱強く私の英語を聞いて理解してくださるエレノアは、大切なお友だち。

これからも、よろしくお願いいたしま~す。


日曜日の朝のマクロビ教室

2011年11月13日 | 2011~2016年 NY生活

 

清美先生のマクロビオティックのベーシック1のクラスが始まりました。

日曜日の朝、先生のお宅からはイーストリバーが見えて、素晴らしい眺め。

朝からお料理レッスンなんて、本当に気持ちがいい!

本日のメニュー

・カムカム鍋で炊いた雑穀入り玄米     黒米とカム―ト(古代麦)を入れて、ふっくらと炊き上げました。

・おいなりさん   炊いた玄米を入れます。昆布椎茸だしで優しくお揚げを炊きます。

・おすまし     こちらも優しい昆布椎茸だし。大根と蕪、とろろこぶを入れて上品なお味です。

・里芋とトウモロコシのサラダ  蒸したサトイモをマッシュしてトウモロコシ、茗荷とあえます。何と、梅風味なのです!

・ひじきの煮物 重ね煮というテクニックを習いました。 陰と陽の材料を丁寧に重ねて行き、お醤油だけの味付けです。

・納豆和え アメリカで作られているこだわりの貴重な納豆を出してくださいました。大根、長いも、長根気、芽カブと合わせて!

・黒ゴマプティング マクロビでは卵や牛乳は使わないようです。豆乳、くず粉でやさしい味のプリンにしあがります。

体に心に優しいマクロビレッスン!

首を長くして、アイロンをかけながら待っていてくれた夫の為に、今、我が家のキッチンではお稲荷さんをコトコト煮ています。

 

 


新しいセッション

2011年11月13日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活

自宅にお越しくださるクライアントさんのために焼いたスウィートポテトパイです。

自宅のリビングを清めて、アロマを焚いてクライアントさんをお待ちします。

 

10月に帰国した時に、東京、京都、岡山のクライアントさんと対面セッションを行いました。

ホテルに来ていただいたり、新幹線を途中下車して落ち着ける場所でのセッション。

実際にクライアントさんと向き合って、フォーカシングやマトリックス・リインプリンティング、EFTを行い、

長く溜めていた感情を溶かして解放することに成功しました。

今私は、心を整えた上でコーチング!

これは、とても大切だと感じています。

そして、私はそのテクニックを得るために学びと練習を重ねてきました。

 

そんな私のセッションを求めて来てくださる方の為に、自宅でのセッションも新たにスタートすることにしました。

昨日は、自宅セッションの第一号のクライアントさんです。

 

何がベストか見えない

そんな静かな焦りの素は?

焦りの原因を突きとめるところまでは出来ました。

でも、深く深く考える彼女は、出口を求めて同じところをぐるぐる回っています。

頭でわかっているのに、先に進めない苦しさ・・・

ならば、焦りの感情を解放しましょう。

 

いくつか手はあるのですが、今日は、12色のペンを使って今の感情を自由に思いっきり描いてもらうことにしました。

まず、話を聴きながら頭で理解していることの根っこにある感情を引き出します。

感情がでてきた!というタイミングを狙って、絵を描いてもらいます。

そしてEFT。

感情を解放しているうちに絵も、

怒り⇒抑圧⇒調和⇒私

と変化して行きました。

スッキリして穏やかな表情を取り戻した彼女は、美しかったです。

何よりも、セッションの最初と最後では眼が違いました。

穏やかなうるおいのある眼に変化していました。

 

セッション後は、コーヒーと私のケーキを食べながら、ゆっくりくつろいでいただきました。

彼女も

こんなにすぐに効果が出るんですか!

自分で言いながら、我ながらすごいとおもっちゃいました

と、大喜び。

 

さあ、これで新たな戦略を立てることができます。

う~ん。

もう少し、ほかの感情の解放も必要かな?

という気もするけれど、様子を見てみましょう。

クライアントさんの時間もお金も節約できたし、臨機応変にセッション出来るので私もやりやすい!

カウンセリングとセラピーを取り入れてたコーチングセッションをやってみて、素晴らしい効果を生み出すことが実感できて、嬉しかったです。

 

日本の皆さんも、どうぞNY観光のひと時に、私の自宅でセッションを受けてみて!

日常を離れた空間で、本当の自分を発見する・・そんな機会になればと思います。

もちろん、お茶とハンドメイドの美味しいケーキ付き。

料金は、40分、1万円です。(お茶の時間を入れて1時間ぐらいみておいてください)

時間の延長も御相談にのります。

 

 

 

 


林野滋樹先生の「楽しい英文法」の本のたのしみ方

2011年11月12日 | 2011~2016年 NY生活

近所の公文に通い始めているものの、システムが変わってしまい、お子様達と一緒の時間になってしまいました。

それだけでなく、今まではリーディングもチェックしてもらえたのにマル付けだけになり、先生とのコミュニケーションがなくなってしまいました。

う~ん。それなら自分でも出来るし、月に150ドルはもったいない気がします。

仕方ない、次の方法を見つけよう。

公文をやってみて気づいたのですが、難しくなってくるとどうしても勘を頼りにしてしまう。

文法のおさらいが必要です。

そこで中学英語からおさらいしようと日本から「たのしい英文法」と言う本を買ってきました。

何が楽しいって!

林野先生の噛んで含めるような優しい説明。

1975年に描かれた本なので、古いのですが、その古さが逆に新鮮!

おじいちゃん先生が傍にいてくれて、きちんと見守ってくれている感じ。

なんだか不思議な本ですよ~

 

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日本語では同じ「です」なのに、英語ではam,are,isと三通りに分かれている。

-英語って、へんなものだな、と思いませんか。あるいは、英語はむつかしいなあ、と思うかもしれません。

でも、たいしたことはないのです。

がんばって勉強をつづけましょう。

~~~

 

思わずモチベーションがアップします。

 

~~~

英語の発音って、こんなに難しくてめんどうなものなのか、そろそろ英語が嫌いになってきた。

もしそんな気分が起こったとしても、がんばって通り抜けてください。

いや、もう一度読みかえし、練習してみましょう。

それでもわかりにくかったらーこれは、ないしょですがー発音の正確さをそんなに気にしなくてもよろしい、といまは言っておきましょう。

しかし、次に学習する「アクセント」については、私は厳しい態度でのぞみます。「アクセント」をまちがえて発音すると、相手はてんでわかってくれないのですから。

~~~

 

思わず、そうか!とひざを打ち、姿勢もすっくりと伸びます!

 

そんなこんなで、中一の英文法がもうすぐ終わります。

合わせて、NHKのラジオ講座が良さそうなので、試しています。

本を取り寄せるか、電子書籍にするか検討中。

来週は、8階に住むエレノアをお茶にご招待して、おしゃべりの練習相手になっていただく予定。

 

プロポリスの研究者の松野先生も独学で東大に入られたそうだし、

ロンドンで知り合った研究者の方も、研究している公文書の内容が知りたくって、独学で中国語とロシア語をマスターしたと言っていました。

最も効果的な方法を探しながら、勉強していきたいと思います。

 

 

 


不思議なお月さまと辻井伸行君のカーネギーコンサート

2011年11月11日 | 2011~2016年 NY生活

昨夜は、何層もの綺麗な色に囲まれた不思議なお月さまを見ました。

姿を出したり、雲に隠れたりするお月さまを楽しみながら向かったのは、カーネギーホール。

今夜は、ここでたった一晩限りの辻井君のリサイタルがあるのです。

 

辻井君との出会いは、2000年に私のピアノの先生と企画した、才能ある日本の子供達のピアニスト為のコンサートでした。

私とイレーナ先生は、膨大なDVDの中から彼らを選び、さらにイレーナ先生は日本に飛んで、オ‐ディションをしてメンバーを決定したのでした。

その中でも、音の美しさが際立っていたのが辻井君。

まだ小学生だった彼は、とても明るく無邪気な人柄。

でも、彼は恐ろしいほどの集中力と自己確信を持っていました。

リハーサルの時に、少し崩れてしまい、関係者が心配して時も、

お母様は笑いながら、きっぱりとおっしゃったのです。

「あの子は大丈夫なんです。周りが心配しても、僕は出来るから。それがわかっているんだって言うんですよ」

演奏はまさに彼が言った通りになりました。

アルバムからはがせなくって、ちょっと見にくいけれど、その時の写真。

カーネギーの小さいほうのリサイタルホール。

リーズ国際で優勝した憧れのピアニストのイリア・イ‐ティンの横で。

あれから11年後に、カーネギーの大ホールでリサイタルを開くなんて、だれが想像したでしょう・・・

 

http://youtu.be/rMn53r56xnQ

 

こちらは、私には忘れられない写真。

スタインウエイホールでのコンサート後です。

大きなクリスマスツリーを見ながら、辻井君の演奏、シベリウスの「樅の木」を聴きました。

音が冷たい冬の空気のように透き通り、すっくりと立った樅の木がどこまでもどこまでも伸びて行く姿が見えたのです。

その演奏は時空を超えて私たちの心に届きました。

あまリにも美しい音とその映像に私は我を忘れて聴き入りました。

そこには、音楽に心を奪われ、静かに涙する人。

言葉なく、うつむく人達がいました。

 

 

カーネギーホールの前には報道陣やテレビ局の人たちが並び、会場はほぼ満員。

音楽ビジネスとキャリア、その頂上に立った彼は、今最も注目され、期待されているピアニストです。

今夜はここで、たった一人で弾くのです。

プログラムは、超難曲の現代曲からスタートしました。

どのようにこの曲を覚えたのか、どのように理解していたのか、私には想像もつかないほどの難しさを

彼は、手のひらで転がすように弾き切ったのでした。

カメラの回る広い舞台で、たった一人ピアノに向かう姿を見て、どれほど孤独な作業を積み重ねてきたのか・・と思うだけで胸が詰まってきました。

 

そして、ベートーヴエンのテンペスト。

リストのため息とリゴレット・パラフレーズ。

休憩をはさんで、ムソルグスキーの展覧会の絵。

 

本当に見事な完璧な演奏でした。

リサイタルは大成功です。

クリームパンのようにふっくらとした手は、しなやかで強靭な手に変わっていました。

ああ、プロの演奏だ。

・・というか、プロになっちゃったんだ。

やや型にはまったお辞儀や遊びをそぎ落としたような演奏を聴いていて、少し息苦しくなってしまったのは、私だけでしょうか?

修行のように音楽に向かって完成した演奏を驚きを持って聴かせてもらうのもいいけれど、

私はもっと気持ちがつながりたかった。

感性が喜びたがっていました。

もっと気楽にリラックスして、彼と一緒に音楽に身を委ねることを期待していたのかもしれません。

でも、どのようにアンテナを伸ばしても、彼の心とつながるのは難しかったのです。

きっといつかは、あの時の樅の木を超える演奏をしてほしい。

私にとって永遠の樅の木は、心の中に大切に取っておくから。

ブラボーの嵐をもっと浴びていたいかのように、少し心残りそうに会場に顔を向けて帰って行く最後の姿が、印象的でした。