北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

青木山荘 http://www.aokisansou.com

HP http://rie-aoki.com 

こんなピアノレッスンもあるんです!

2013年02月05日 | 2011~2016年 NY生活

生徒さんもハッピー、親御さんもご満足。

レッスンも人間関係も、とてもうまくいっているピアノの先生がいらっしゃいます。

 

今日は、そのA先生のことを書かせてください。

A先生とはコーチさせていただいて6年半になります。

6年半の長い間で、A先生のレッスンは大きな変容を遂げられました。

 

A先生は、もともと指導力もあり、熱心で生徒に愛される先生でしたが、

レッスンシステムもお月謝も、ごく平均的なピアノの先生と同じでした。

 

でも、「ぴあれんキッズ」や「ぴあれん手帳」を毎年繰り返してお使いいただいているうちに・・・・

生徒さんがどんどん練習してこられるようになって、

うっかりお母さんが新しいぴあれんキッズを買い忘れると、自分で時計の絵を書くような子どもまで現れるようになりました。

セミナーでお話ししたり、ご紹介したこともあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

さて、今日のセッションでは「手放す」をテーマにコーチングがスタートしました。

そこで、久しぶりにお教室の近況を伺って、びっくり!

現在、100人以上の生徒さんがいらっしゃるのですが、お断りしても、お断りしても、入会希望者が後を絶たないので、

(これに関しては、数年前に月4回レッスンを3回に減らし、レッスン時間を30分から20分に変えて対応してきたのですが)

今年から、月1回レッスンなら、お受けしてみようか・・・とおっしゃるのです。

もちろん、月1回レッスンでは、進み具合は月3回の生徒さんより、遅くなります。

でも、「比較をしない」というお約束。

納得していただける方だけに来ていただこうと考えています。

 

このことは、急に思いついたわけではなく、

実は、A先生のところには、月2回、3回の生徒さんよりも、よく練習してくる月1回レッスンの生徒さんがいるそうなんです。

 

1カ月に1回30分のレッスンを2年間続けているB君(幼稚園年長)です。

 

え?幼稚園児に月に1回だけのレッスンって?

私も聞いたことがない!

興味津津です。

 

B君、それはそれはちゃんとやってくるそうで、このたび10級のグレードも合格しました。

 

う~~ん。それって、親が家でがんばらせているんじゃないの~?

チラリと脳裏をよぎる声・・おっと、これではコーチ失格。頭をニュートラルに切り替えます。

 

ところが、B君が「ママ来ないで。先生と2人がいい」と言うので、

レッスンをスタートして半年過ぎたころから、親の付き添いはなくなりました。

B君、ものすごく真剣にレッスンを受けるそうです。

A先生がレッスンで心がけていることは、

①ワクワクすることを準備 

②レッスンの最後に「また先生を驚かせてね!」

と言うこと。

するとB君は、次のレッスンが楽しみで楽しみで、一杯練習してきます。

先生を驚かせようと、どの曲も万全の準備をし、全調で弾けるようにしてきます。

自己申告制の宿題の表もバッチリ埋めてくるのです。

でも、あまりにも沢山曲をもってくるので、30分レッスンでは、時間が足りません。

そこで、B君が聞いてほしい曲を中心にレッスンします。(先生の弾かせたい曲、チェックしたい曲じゃないところがステキ)

 

この小さな生徒さんからA先生は気づかされます。

世間一般で言われている

「子どもはわからない。だから、手と時間をかけないとダメなんだ」

というのは自分の思い込みだったと。

自分の不安な思いがあるから、時間をかけたくなるんだと。

 

そして、子どもを信じきり任せた結果、どの子も伸びていきました。

 

なので、グレード、コンクール、受験前の補講も出来るだけしません。

発表会も全員が10回のレッスンで仕上げると決めています。

もし、間に合わなかったら「準備が悪かったね」と言うだけ。

すべて自己責任。

間にあわないから、「先生助けて~」

また、

直前になって、「レッスンお願いします」

とといっても補講はしません。

もちろん、A先生の方からも

「間にあわないから補講しましょう」

ということもありません。

コンクールなどで

「曲が多くて間に合うかどうか心配だ~」

という生徒さんには、数ヶ月前に補講の予約をしていただいているそうです。

 

A先生の素晴らしいところは、

常に

「社会で通用する人に」

という視点をお持ちのところです。

社会に出て、仕事や提出物が間に合わなかった時に、

「ピアノの先生はやってくれたのに・・」では、ききません。

 

人生は1回。

本番も1回。

失敗したら、またチャレンジすればいい。

ですから、コンクールで予選を通過するために、あちこち受けに行くということはさせません。

ベストを尽くしてもダメだった時、その失敗を受け取る強さを身につけて欲しいとおっしゃいます。

 

そういう精神の先生のもとでは、親も子も覚悟が決まるのでしょうね。

自分で考え、工夫して、練習してきます。

だから、生徒さんが伸びます。

やめる子はほとんどいません。

そんな、わが子ががんばる姿を見て、親は頼もしく思います。

私も驚いているのですが、月3回、20分のレッスンだというのに、全国大会に出場する頼もしい生徒さんが大勢おられるのです。

 

さらにユニークなのは、発表会。

なんと、参加者は希望者のみで、先着順です。

定員になったら、締めきってしまいます。

出ても出なくても自由。

本当に出たいと思った時に申し込んだらいいという考え方です。

毎年、覚悟の決まった生徒さんだけが参加するので、それはそれは聞きごたえがあり、お客さまもいっぱい!

会場は補助椅子を出すほどです。

 

生徒さんの自主性が育ち、親御さんが上手にサポートできるようになると、本当に楽。

だから今、ストレスやがまんしていることが全くないですね~とA先生。

 

HPなく、宣伝もしないお教室ですが、

ほほえましいのはお教室の生徒さんが学堂保育の時間にお友だちにピアノを教えはじめ、

そのツテで、月に1回でもいいから習いたいという生徒さんがやってくること。

 

生徒さんが連れてきちゃうから、お断りできないです・・・

 

困ったような、嬉しいようなA先生です。

 

さて、A先生が、2013年に手放すのは、月3回レッスンです。

特に勉強や部活で忙しい中学生や、経済的にきつそうなお宅に、さりげなく声をかけて、

月2回レッスンに移行してみませんか?とおっしゃってみたいそうです。

2回レッスンでも、十分成果は出せると確信を持っています。

 

そして、自由な時間をもっと自分のために。

といっても、セミナー行脚、公開レッスン通いをするのではありません。

仕入れた情報を子どもにそのまま流しては、意味がないと考えています。

もっと自分を信じて、

レッスンを工夫していきたいとおっしゃいます。

 

だから、フリータイムは出来るだけ自分がリフレッシュできるよう、趣味のスキ―や着つけを楽しみ、

いつもニュートラルで余裕のある状態になって、生徒さんと向き合いたいそうです。

ステキなA先生。

これからどのように進化されるのか、私もワクワクしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私のクライアントさん

2013年02月04日 | 2011~2016年 NY生活

早いもので、NYに来て2年が過ぎました。

 

コーチングのセッションのサイクルも決まってきました。

平日は、朝6時ごろから50分おきにセッション。

時差があるので、早起きしています。

11時頃に終わって一休み。

午後からNYのクライアントさんがやってきます。

そして再び、夕方からは日本のクライアントさんとセッションです。

 

はじめはゼロだったNYのクライアントさんも10人になりました。

NYの北の方やNJから、1時以上かけて来て下さります。

主婦の方、コーチの方、美容師さん、会社員、ヒーラー、会社経営者、研究者などなど、全員が女性です。

夢、解決したい問題、テーマは様々ですが、豊かな人生に向かって自ら気づいて行動を起こしていこうと高い意識をお持ちです。

自宅でお茶をお出しして、ゆっくりくつろいだ中でのコーチングは、以前から私がやってみたかったので、嬉しいです。

私は聴覚系なので、相手の声のトーンや間で感情をキャッチすることが強みのひとつでもありますが、

対面で相手の表情の変化を見ながら進めることも勉強になっています。

 

そして、ヨーロッパのクライアントさんは2人。

2人ともピアニストです。

厳しい現場に立つプロの演奏家を目指す彼女たちには、精神的バックアップと客観的フィ‐ドバックを送り続けています。

 

日本のクライアントさんは、27人。

大学生、教室経営者や教師、会社員、医師、子育て中の主婦、そして子育てが終わった人生の先輩63歳の主婦の方まで。

わが子や生徒さんのために役立てたいけど、その前に自分だわ!と目覚められて、自分磨きをせっせとされています。

どんどん曇りが取れていく様子は、私もびっくりするほどです。

同時に、目標としていたことへスピードアップ。

小さな夢から大きな夢まで、どんどん叶えていかれる方もいらっしゃいます。

 

男の子のクライアントさんも、小・中・高校生それぞれ1名づついます。

男の子との会話は、楽しいですね。

 

今日もセッションの中で、「自己基盤がちゃんとしたらいいのにな~」と言うのです。

そもそも、中1で「自己基盤」に興味を持って、コーチングで深めたいという感覚がすごいです!

 

そこで、

周りに自己基盤がしっかりしているな~と思う友達っている?彼らと自分は何が違うんだろう?

と、聞いてみました。

 

そうだな~ゆとりがあるって感じ。

流されない。軸があるっていうか・・・

それに、彼らは愚痴を言っても、他の奴らが言うように愚痴に聞こえないんだ。

なんでだろ~?

それほど(相手や事態を)悪く捉えていないのかな?

自分の思うように、相手や状況がならなくても、それを許せるってことかな・・?

おおらかさ・・・

器の大きさもあるのかもしれないけれどー

 

彼は、自問自答していきながら、どんどん自力で答えを出していきます。

 

そこで、

自分の失敗、許せる?

相手を許せることが出来る人って、自分の失敗を許せる人。

自分自信を許し、受け入れ、経験から学んできた人なんだ。

って、言ってみました。

 

彼は、ふふふと笑って、

そう言えば、

自分に厳しくしなくちゃいけないって、めっちゃ言う先生がいるんですけど、生徒にも厳しいんですよ。

 

本当に頭の良い子です。

「人は鏡」ってことです。

自分で答えを見つけるであろう賢い彼には、言わなかったけれど、

私の中では、

自己基盤の整っている人=恐れるものがない人なんです。

 

大変なことがあっても、

そうなんだ、

そうですね、

日々の生活の中で、流れに逆らわず、時間と共に生きる人。

その中で、自分を愛し、自分を大切にして生きていく人。

だから他者を愛することも尊重することもできます。

強がらなくても、見栄を張らなくても、恐れるもがないので、ありのままでいられます。

そして、その場限りの考えで行動したり、我を通すのではなく、エチケットやマナ―も大事にする人です。

 

私は、そんな人を知っています。

私のメンター、今は亡き片山コーチ。

本当に偉大な方でした。

そして、自然体な方でした。

癌になっても、最後まで軸がぶれなかった。

片山コーチの教えは、私の骨の髄まで沁み込んでいます。

 

コーチとの出会いは人生を変えます。

私も、そんなコーチを目指して、静かに大切に歩んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


まゆともネットワーく&NY式部会コラボシリーズ~小中学生のママのためのコーチング講座、参加者募集~

2013年02月01日 | 2011~2016年 NY生活

自宅を開放したNY式部会を立ち上げて2カ月が経ちました。

アッパーウエストチャリティお散歩会に始まり、リンパマッサージ、京友禅作家の先生との茶話会、写経クラス、九星気学入門、瞑想会、マクロビシェフのなっちゃんのランチ付きママのためのコーチングCafe・・・・

多くの皆さまが訪ねてくださりました。

2月、3月、4月と、春のリンパマッサージ、ヨガのレッスン、スプリングフラワーアレンジメント、マクロビシェフなっちゃんのお料理クラス、コーチングCafeと続きます。

一緒に学んで、

一緒に笑って、

新しい出会いの輪がひろがって、

私の夢が叶っていきます。

 

2013年、私はコーチの原点に戻ろうと思いました。

今までの多くのクライアントさんにコーチをさせていただいてきたけれど、

やっぱり私の強みは、女性たちへのコーチング。

 

人種のるつぼと言われるNYで生きるって、やっぱりストレス度が高いと思うのです。

私たちは、自分を守り、家族を守り、知らず知らずのうちに歯を食いしばって生きています。

うまくやっていこうと周囲に合わせているうちに、自分の優先順位が下がっている。

そんなことに気づいて、はっとすることはありませんか?

もう1度、自分を見つめ、

自分が生きたいように、なりたいように。

相手の考えをどう捉え、自分の考えをどのように発信していくか・・・

コーチングは奥が深いのです。

コーチングをコミュニケーションの技術としてとらえるのではなく、私は「思いやり」だと思っています。

ベースに愛を持って接しながら、学んだコーチングの知恵を賢く活かしていけば、ご本人のみならず、周囲の人も一緒に幸せになっていきます。

 

そこで、鉄は熱いうちに打て!

まずは自宅で小さなお子様をお持ちの子育て真っ最中のママたち向けに、ベビーシッター付きのコーチングCafeをスタートしました。

ママが変われば、まだまだ潜在意識化にいる子どもたちに変化を起こすことが出来ます。。

例えば、

*ミルクをこぼしちゃった

→怒りながら自分で拭くママ→子どもは、委縮(緊張・反抗)。人任せを学んでしまいます。あまり怒ると失敗を恐れる子に・・・・

→暖かく見守るママ→子どもは、自分で考え、自立する子になります。失敗を恐れず、チャレンジする子に育ちます。

 

そして、ここが私のコーチングが他のコーチとの違いであり、私が得意とするところでもあるのですが、

 

では、なぜ、ママは怒りたくなるのか

 

を分析、解説していきます。

 

 

そして、第2弾。

いよいよ2月16日からは、アッパーーイーストで、小中学生のママ対象にコーチングの講座がスタートします。

子どもたちが補習校に行っている土曜日の午前中に、ママもコーチングを勉強します。

ここでは、子供の成長に手を貸すのではなく、真のサポートやバックアップが出来る母親を目指していきます。

さらには、中高生の難しい年頃のお子様を持つママ&ティ‐ンズ向けのワークショップも考えています。

NYで私ができること、精一杯お伝えしたいと思っています。

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まゆともネットワーく&NY式部会コラボシリーズ

~青木理恵コーチの、自立した子どもと輝くママのためコーチング講座~

 

小・中学生のママ。子供の可能性を大切にしていますか?

そして、ママご自身の人生を開花させる準備はすすんでいますか?

眠った可能性を引き出して、開花させるコーチング。

ロールプレイを通じて、楽しくコミュニケーション能力も上げていきます。

アッパーイーストで、いよいよスタートです。

●講師:青木理恵(ライフコーチ/NY式部会) 

 司会:片岡桜子(まゆともネットワーく)                            

 イベントオーガナイザー:プグリシ有子

●日時 2/16  4/13  5/11 6/8   いずれも土曜日の10:15~13:00

 

第1回 2/16 ママコーチ体験講座 「聴き上手」&「承認上手」!さあ、子供の耳と心を開きましょう。 *雪の予備日として23日第2回 4/13 深く考える子に育てるためには、「ママの質問力」が決めてです
第3回 5/11「コミュニケーションのタイプ」から学ぶ、信頼関係の深め方。
第4回 6/8 理想の自分の姿を明確にする。さあ!一歩を踏み出しましょう。

 

 

●お持物 筆記用具 ノート、スリッパ、お飲み物 (必要であれば)

 

 

●講座料 ママコーチ体験講座 30ドル(お弁当付き)

     4,5,6月    各40ドル(お弁当付き)

     ❤お友達割り引き  お友達と一緒に申し込むと、40ドル→35ドル

     ❤一括お申し込み  150ドル→130ドル

 

●会場  アッパーイースト86th st付近                                        

 

 ●お申し込み、お問い合わせは下記からお願いいたします。https://docs.google.com/forms/d/1DwL2s_v4HKW3zECq5QHpJbSegQosu8DZCg5fs0Fwb1U/viewform

yuko_puglisi@yahoo.co.jp (プグリシ有子)

callaoki@gmail.com (青木)

 

●ママコーチ講座講師 青木理恵

2003年コーチングと出会い、コーチ21(現コーチ・エィ)にてCTP認定修了後、ICF国際コーチ連盟プロフェッショナルコーチの資格取得。2009年より、ロンドンのHolistic Healing Collegeにて、カウンセリングとセラピーの理論とテクニックを学び、2011年Integrated Counselor Diplomaを取得。コーチングに感情解放のテクニックを取り入れたヒーリングセッションを行っている。これまでに、3500時間以上のセッション行い、クライアントは常時40名。ロンドン、NY、日本全国でコーチングの講座を受け持っている。ライフワークとして、「NY式部会」を主宰し、美・健康・食・教養・和の嗜みをテーマにワークショップを企画。NYに住む日本人女性たちが相互交流できる学びの場を提供している。アッパーウエストの自宅では、乳幼児をお持ちのママに「ママのためのコーチングCafé」を開催中。http://rie-aoki.com                                                                       

*国際コーチ連盟(ICF本部:米国ワシントンDC)http://www.coachfederation.org/               

*Holistic Healing College (英国:ロンドン)http://healingcollege.co.uk/

 

●まゆとも広場進行 まゆともネットワーく 代表 片岡桜子 

関西テレビのニュースキャスター担当後、1989年渡米

ニューヨーク大学院コミュニケーション科修士号取得 大阪FM802に12年間生でニューヨークリポートを

送り、小野洋子インタビューを最後に引退。子育てに専念。2012年、着付け講師を経てまゆともネットワーくをたちあげ活動中。

 

「まゆとも」は、ニューヨークのママ友たちとの深夜メールから生まれました。自分自身の人生は、しばし棚あげして突っ走っているママ時代にはもやもやと閉塞感や焦燥感を感じることもありますね。でもそれは、子育てが一段落した後の、第二の人生への大切な準備期間。まゆの時代。それぞれの「羽化」の形を一緒にさぐってゆく、「ママ友」ならず「まゆ友」たちのネットワーク。 イベントやネットでつながってゆきます。www.mayutomo.com    facebook 片岡桜子(グループ まゆともネットワーく)

 

先輩まゆ友の経験にヒントをいただくyoutube上のトーク番組、「まゆともトーク」では、断捨離のやましたひでこさん、国境なき料理団の本道佳子さん、書道家の武田双雲さん等にご出演いただき好評放映中!