のぽぽんママとのぽぽん兄弟

その名の通り、のぽぽんとしたママと兄弟の日記もどき。

人生の選択

2006-12-19 | Weblog
旅行に行ってきたんです。
月曜と火曜。
旦那が連休取れるなんて、何ヶ月ぶり???
…八ヶ月かな???
ってなことで、たまには奮発して!ということになり、嬉野温泉に一泊してきました。
旅行は楽しかったんです。そりゃ、焼き物に夢中になりすぎてハウステンボスのイルミは見に行く時間が無かったけど、素敵なホテルで、おいしい料理とスパークリングワインなんか飲んで(旦那とコース料理なんて6年半一緒にいて、初めて)…温泉は人が少ないから、内風呂も露天も貸切状態で。
朝もやっぱりそうで。
天気は雨のはずが、両日ともいい天気で。

でもその気持ちをぶち壊す、一本の電話が…

それは今朝、旦那の携帯にかかってきました。
本社の上司から。(これは2人の共通の上司)
なにやら神妙な顔でうなずいてる旦那。
「分かりました。…え? あ、はい、一緒ですよ」
どうやら話が私のことに変わったらしい。
「…はぁ。まぁ、特別押し迫ってはいないですが…」
ざわわ、と胸が嫌な予感に震えました。女の勘??
「代わってって」
「…私に?」

電話の内容は、私の職場の上司のこと。
似たような時期に結婚した同い年の彼女は、4月に私の職場の長に当たる役職を与えられていました。その彼女が、夏に妊娠したのです。
そして、出産に当たって、辞めるとのこと。
初耳でした。続けるらしい、と聞いていたので。

上司の話は、その彼女の代わりを探すのが大変そうなので、私にしてもらえないか、とのことでした。ただし、3年間は子供を生まないこと…と言った内容。
就職する際、私は事務受付で出産に関しては制約はありませんでした。その頃、上司も大役に任命されたので、「私は立場上難しいけど、りくちゃさんは大丈夫だよ」なんて話をしてたのです。
私は32、旦那は40。
その夫婦に3年子供を作るなということがどういうことか分かっているのでしょうか。確かに仕事も大事です。妊娠だってするかは分からない。でも、「作っちゃダメ」とされることにはやっぱり抵抗があります。

「私には大役過ぎます」「誰だってそうだよ」
「年齢的なこともありますし」「そんなことないよ」
「でも私は…」「まだ時間があるから、気持ちが決まったら電話して」

チェックアウトをしたらホテルの前で写真を撮ってもらおうと考えていたけど、もうそんな気分じゃなくて。
車の中で怒ってる私に、旦那は「断ればいいだけの話じゃん」
軽い態度の旦那に、カチン。~(-~-;)~
義父の孫を切望してる姿。生活のこと。年齢。仕事。これからのこと。不安に入り乱れた気持ち。
私は私なりにずっと考えていたことを話しました。彼もやっと私の気持ちを分かってくれ、その後、しばらくいろいろと話し、ここで2人の気持ちを固めることにしましした。

仕事に生きるのか。
家庭を取るのか。

結婚って、人生って、ホント、大変なもんですね…
乗り越えていかなきゃなぁ。