● prologue
先日野毛で吉田類ごっこをした友人と、再び会うことになりました。
→「野毛で吉田類ごっこ」
今度は大井町で、せんべろしようというお誘いです。
いくつも電車が入り、品川までひと駅のアクセス至便な大井町ですが、実はかなり居酒屋が多い町。
職場の同僚が大井町在住で、よくよく居酒屋ネタを話してくれるので、知っていました。
今回も、お勧めのお店を何軒か教えてもらって、待ち合わせ場所へ。
金曜夜の街に繰り出します。
● 奥深そうな大井町
私は、去年の忘年会で大井町の飲み屋街に行ったことがありますが、友人は初めての場所だそう。
その割に、居酒屋が立ち並んでいる大通り脇の小路をすぐに見つけて入っていきます。
この嗅覚、のん兵衛ならでは!?
駅からすぐの平和小路。小路という名の通り、細くて暗い路地に足を踏み入れます。
上の画像は、入ってすぐ、振り返ってみた光景。
くるりと前を向くと、行く先にはこんな光景が広がっていました。
道の両脇に、小さなお店がずらりと立ち並んでいます。
明るい駅前からあっという間に奥の深そうな飲み屋街へ。
魔法をかけられたようです。
● 1軒目はいさ美寿司
小路を入ってすぐのところにあったのが、いさ美寿司。
同僚が「まだ行けてないんだよね」と話題にしていたお店です。
「いつも混んでいて、なかなか入れないんですって」
「へえそう、ちょっと覗いてみよう」
ガラガラ・・・
躊躇する私をしり目に、サッと行動に移せる友人。
外から見えないお店はかなり入りづらいものですが、この人は全く気にならないようです。
すごい、私にはこれも特技に思えます。
「ちょうどあいてるよ、入ろう」
すごーい、入れちゃうなんて!
年季の入った店内にはL字カウンターがあり、8名入れるかどうかの広さ。
小さなスペースなので、カバンやコートはみんな入口の階段へ置かせてもらいます。
「ドリンクは何にする?」
そんなに種類はありません。
「チューハイにしたら?無理なら飲んであげる」
と言われたので、私は缶チューハイ、友はビールを注文。
どっちも缶のまま、渡されました!自販機状態!
● 昭和スタイル
お寿司はなんと1貫30円からあるようです。
30円握りはどんなものか、気になりますが、おまかせ握りの上(1500円)をシェアすることにしました。
三代目の大将は寡黙で、ほとんどしゃべりません。
そのため迫力があって、こちらも注文以外の声はかけづらく、周りに合わせて見よう見まね。
さみだれ式にやってきますが、なにが握りの終わりがわかりません。
「多分アナゴじゃない?」
なんとなく当たっていたようです。
モクモクとした煙が流れてきました。
寿司屋なのに喫煙OK。吸殻は床へポイ!
忘れていた昭和スタイル!
ところでこのお店のすぐそばに平和小路の看板がありますが、お店は東小路にあるそうです。
うーん、どっちの道なんだろう?まあいっか!
● 晩杯屋、肉のまえかわ
同僚お気に入りの晩杯屋がありましたが、とても混んでいます。
今回は早目の6時集合だったのに、もういっぱいなんですね。
ほかにも人だかりができているお店がありました。
肉のまえかわ。ここも同僚から聞いているお店です。すごい混みようです。
しかもかなり独特の雰囲気。女性だけでは入りづらい感じ~。
お店の中をのぞくと、ショーケースがあり、生肉が売られていました。
お肉屋さんの店先で、みんな立ち飲みをしています。
迫力があるお店なんですよね。
大井競馬場帰りの人たちが帰りがけに一人飲みをする界隈なんでしょう。
混んでいるところには無理やり割り込まないのが大人のルール。先に進みます。
● 2軒目は臚雷亭
すずらん通りの臚雷亭(ろーらいてい)は、珍しい中華の立ち飲みのお店です。
職場の人行きつけのお店なので、入ってみることにしました。
ここで軽く一杯。
10人入ると、もういっぱいです。
入口を入ってすぐのところに陣取りましたが、あちこちから注文の声がかかり、アコーディオン式の扉がひっきりなしに開きます。
そのたびに外の冷気が舞い込んで、足元が寒い~。
● 立ち飲み中華料理小店
お店の人は中国人女性が2人。親子のような年齢差で、お互い中国語で会話をしています。
2人とも愛想はいいですが、しゃべる暇もないほど忙しく動いています。
中華メニューが一通り揃っているので、いっぱい食べたい人も満足できますよ。
正面黒板に書かれていた「エビのマヨネーズ和え」を頼みました。
エビがプリプリで、すごくおいしい!
ギョーザもなかなか。同僚が気に入っているというのも納得です。
さくっといただいて、また移動。
入った2件とも立ち飲みのお店だったので、「そろそろちょっと座りたいねえ」と言いながら、次のお店を探します。
● 謎の御婆灯
すずらん通りで見つけた、独特なオーラを放つお店。
店構えが重厚で風格があります。
提灯が灯っているだけで、メニューなどの情報はありません。
提灯の御婆灯の文字が店名でしょうか。
中が見えないので、とても謎めいていますが、「じゃあちょっと入ってみよう」と再び潜入を試みる友人。
この才能、本当に分けてもらいたいものです。
戻ってきた友人に「どんなお店だった?」と聞くと、「おばあちゃんが2人いた…」との答え。
「予約されていますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えて扉を閉めたとのこと。
おでん屋さんだそうです。
● お魚sun
お魚sunという店名を見て、「あ、ここも職場の人が推薦していたお店だ」と話しました。
「じゃあ入ってみようか」
友人がまたもや入り口に手をかけた時、ちょうど内側から扉が開いて、一人のおじさんが出てきました。
いかにもこのお店の料理人という格好だったので「中あいていますか?」と聞くと、「あ~、今は満席だねえ。もうちょっとしたら開くと思うんだけど」との答え。
「わかりました、また来まーす」
お店の前で、脚は止めません。
ダメなら、はい次ー!
その2に続きます。
先日野毛で吉田類ごっこをした友人と、再び会うことになりました。
→「野毛で吉田類ごっこ」
今度は大井町で、せんべろしようというお誘いです。
いくつも電車が入り、品川までひと駅のアクセス至便な大井町ですが、実はかなり居酒屋が多い町。
職場の同僚が大井町在住で、よくよく居酒屋ネタを話してくれるので、知っていました。
今回も、お勧めのお店を何軒か教えてもらって、待ち合わせ場所へ。
金曜夜の街に繰り出します。
● 奥深そうな大井町
私は、去年の忘年会で大井町の飲み屋街に行ったことがありますが、友人は初めての場所だそう。
その割に、居酒屋が立ち並んでいる大通り脇の小路をすぐに見つけて入っていきます。
この嗅覚、のん兵衛ならでは!?
駅からすぐの平和小路。小路という名の通り、細くて暗い路地に足を踏み入れます。
上の画像は、入ってすぐ、振り返ってみた光景。
くるりと前を向くと、行く先にはこんな光景が広がっていました。
道の両脇に、小さなお店がずらりと立ち並んでいます。
明るい駅前からあっという間に奥の深そうな飲み屋街へ。
魔法をかけられたようです。
● 1軒目はいさ美寿司
小路を入ってすぐのところにあったのが、いさ美寿司。
同僚が「まだ行けてないんだよね」と話題にしていたお店です。
「いつも混んでいて、なかなか入れないんですって」
「へえそう、ちょっと覗いてみよう」
ガラガラ・・・
躊躇する私をしり目に、サッと行動に移せる友人。
外から見えないお店はかなり入りづらいものですが、この人は全く気にならないようです。
すごい、私にはこれも特技に思えます。
「ちょうどあいてるよ、入ろう」
すごーい、入れちゃうなんて!
年季の入った店内にはL字カウンターがあり、8名入れるかどうかの広さ。
小さなスペースなので、カバンやコートはみんな入口の階段へ置かせてもらいます。
「ドリンクは何にする?」
そんなに種類はありません。
「チューハイにしたら?無理なら飲んであげる」
と言われたので、私は缶チューハイ、友はビールを注文。
どっちも缶のまま、渡されました!自販機状態!
● 昭和スタイル
お寿司はなんと1貫30円からあるようです。
30円握りはどんなものか、気になりますが、おまかせ握りの上(1500円)をシェアすることにしました。
三代目の大将は寡黙で、ほとんどしゃべりません。
そのため迫力があって、こちらも注文以外の声はかけづらく、周りに合わせて見よう見まね。
さみだれ式にやってきますが、なにが握りの終わりがわかりません。
「多分アナゴじゃない?」
なんとなく当たっていたようです。
モクモクとした煙が流れてきました。
寿司屋なのに喫煙OK。吸殻は床へポイ!
忘れていた昭和スタイル!
ところでこのお店のすぐそばに平和小路の看板がありますが、お店は東小路にあるそうです。
うーん、どっちの道なんだろう?まあいっか!
● 晩杯屋、肉のまえかわ
同僚お気に入りの晩杯屋がありましたが、とても混んでいます。
今回は早目の6時集合だったのに、もういっぱいなんですね。
ほかにも人だかりができているお店がありました。
肉のまえかわ。ここも同僚から聞いているお店です。すごい混みようです。
しかもかなり独特の雰囲気。女性だけでは入りづらい感じ~。
お店の中をのぞくと、ショーケースがあり、生肉が売られていました。
お肉屋さんの店先で、みんな立ち飲みをしています。
迫力があるお店なんですよね。
大井競馬場帰りの人たちが帰りがけに一人飲みをする界隈なんでしょう。
混んでいるところには無理やり割り込まないのが大人のルール。先に進みます。
● 2軒目は臚雷亭
すずらん通りの臚雷亭(ろーらいてい)は、珍しい中華の立ち飲みのお店です。
職場の人行きつけのお店なので、入ってみることにしました。
ここで軽く一杯。
10人入ると、もういっぱいです。
入口を入ってすぐのところに陣取りましたが、あちこちから注文の声がかかり、アコーディオン式の扉がひっきりなしに開きます。
そのたびに外の冷気が舞い込んで、足元が寒い~。
● 立ち飲み中華料理小店
お店の人は中国人女性が2人。親子のような年齢差で、お互い中国語で会話をしています。
2人とも愛想はいいですが、しゃべる暇もないほど忙しく動いています。
中華メニューが一通り揃っているので、いっぱい食べたい人も満足できますよ。
正面黒板に書かれていた「エビのマヨネーズ和え」を頼みました。
エビがプリプリで、すごくおいしい!
ギョーザもなかなか。同僚が気に入っているというのも納得です。
さくっといただいて、また移動。
入った2件とも立ち飲みのお店だったので、「そろそろちょっと座りたいねえ」と言いながら、次のお店を探します。
● 謎の御婆灯
すずらん通りで見つけた、独特なオーラを放つお店。
店構えが重厚で風格があります。
提灯が灯っているだけで、メニューなどの情報はありません。
提灯の御婆灯の文字が店名でしょうか。
中が見えないので、とても謎めいていますが、「じゃあちょっと入ってみよう」と再び潜入を試みる友人。
この才能、本当に分けてもらいたいものです。
戻ってきた友人に「どんなお店だった?」と聞くと、「おばあちゃんが2人いた…」との答え。
「予約されていますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えて扉を閉めたとのこと。
おでん屋さんだそうです。
● お魚sun
お魚sunという店名を見て、「あ、ここも職場の人が推薦していたお店だ」と話しました。
「じゃあ入ってみようか」
友人がまたもや入り口に手をかけた時、ちょうど内側から扉が開いて、一人のおじさんが出てきました。
いかにもこのお店の料理人という格好だったので「中あいていますか?」と聞くと、「あ~、今は満席だねえ。もうちょっとしたら開くと思うんだけど」との答え。
「わかりました、また来まーす」
お店の前で、脚は止めません。
ダメなら、はい次ー!
その2に続きます。
一貫30円とはいつの時代?って感じですね。
たこ焼き1個より安いんだ!
飲み屋の聖地ですね。
たこやきの単価って、考えたことありませんでした!!
今度行った時には、30円寿司を食べてみようと思います。
ここに住み始めたお酒好きの同僚は、もう引っ越せないって言ってます(笑)
でしょうね。
家にキッチンいりませんね。
30円のお寿司の感想と
行列具合教えてほしいですね。
その地元の同僚でさえ、まだ入るチャンスがないほどいつも混んでいるというお寿司屋さんなんですが、いつか30円お寿司にチャレンジしてみたいでーす♬