去年真如堂に行った時、お寺全体の雰囲気や紅葉がとても素敵で、うっとりしました。
ここもすごい人でしたが、なんとなく広がる感じが落ち着きます。
ここの三重塔は有名ですが、光明寺と共に、お隣のお寺同士で三重塔を持っているなんて、なんだかすごいですね。
観るに贅沢です。
去年真如堂に行った時、お寺全体の雰囲気や紅葉がとても素敵で、うっとりしました。
ここもすごい人でしたが、なんとなく広がる感じが落ち着きます。
ここの三重塔は有名ですが、光明寺と共に、お隣のお寺同士で三重塔を持っているなんて、なんだかすごいですね。
観るに贅沢です。
それから私の大好きな法然院へ。
とても静かで小さいお寺ながら、細やかに配慮の行き届いている感じがいいのですが、今回はここも人がたくさんおり、驚きました。
一人旅の時には、かなり早朝に訪れているから、静かなのでしょう。
やはりここの雰囲気はとても素敵で、ほっとします。
黄金のように輝く色の紅葉が、揺らめいています。
親はお寺を訪れるたびに御朱印を書いてもらいます。
控え所には、お寺の人に用事がある時に鳴らす木の板がかかっていました。
長年叩かれ続けてきたと見えて、父のこぶしがすっぽり入るほど、深い穴ができていました。
法然院から、哲学の道を通って銀閣寺へ行きました。
前に行った時にはあまり気を留めなかった銀閣寺垣のことを、母に言われて注目してみます。
1階の改修が終わり、元通り完成形となっていました。
ここもやはりすばらしくまとまったお寺です。
ただ、有名すぎて修学旅行生にもみくちゃにされるため、あまりわびさびをかみしめることができないのが残念。
特に紅葉の名所とは聞きませんが、園内の紅葉はとてもきれいで、得をした気分になりました。
裏山から望む京都の町が、ところどころ赤く色づいて、美しいパノラマでした。
小腹がすいてきたので、銀閣寺の参道でおまんじゅうを買いました。
大原三千院の「豊寿庵」の塩大福です。
おいしくって食べ出がありました。
永観堂の参道をのんびり歩いていたら、人力車のお兄さんが「4時で閉まるよ~」と教えてくれました。
時計を見ると、4時まであと数分。
お兄さんに感謝しながら、急いで中に滑り込みました。
普段よりも入場料が高くなっていたのは、紅葉値段というより所蔵品公開中だからのようです。
長谷川東伯の掛け軸が何点もありました。お寺の所蔵品は豪華ですね。
紅葉がとても有名な場所ですが、もうかなり紅葉は落ちていました。
それでも十分に素晴らしい紅葉ばかりです。そして、落ち紅葉が赤いじゅうたんのように広がって、夢のような美しさ。
存分に堪能できました。
本堂前に、前に来た時に工事中だったエレベーターが出来ていました!
親と一緒ということもあり、乗ってみました。
確かにあの心臓破りの急階段を上がる大変さが無いのは、年配の参拝客にとっては助かるでしょうね。
そこだけモダンなのは、なんだか気になりますが。
出た時には、ライトアップを待つ人々が、入口に長蛇の列を作っていました。
この日が永観堂のライトアップ最後日だったので、夜のもみじを惜しむ人たちが集まったのでしょう。
○ YouTube「そうだ 京都、行こう 1996年秋 永観堂」
永観堂から歩いて南禅寺へ。もう日は傾き、徐々に薄暗くなってきています。
ちょうど5時になり、目の前のお堂の扉が閉まってしまいました。
「絶景かな」の山門が黒い影となって、いっそう大きくそびえたって見えます。
奥にある水路閣まで行った頃には、かなり暗くなり、紅葉の色も見えなくなってきました。