風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

年末の伊豆箱根ドライブ index

2019-01-16 | travel
[2018.12.27]

◆  沼津 1-1 ←旅行記へ
 年末の平日に、ドライブで伊豆方面に向かいました。
 途中、目の前で衝撃的な車の事故に遭遇。
 沼津港で鮮魚を食べてから三島に向かいました。
  ● prologue ● 目の前でアクシデント ● 車3台の衝突事故
  ● その場判断の迂回ルート ● ららぽーと横浜 ● 高速から富士山
  ● レトロな沼津港 ● 網元ランチ ● お正月の買い出し
  ● 武骨な要塞 ● 沼津の海 ● 三島広小路駅 ● 三島大社
  ● 新年準備の境内 ● キンモクセイ ● 三島のうなぎ



◆  箱根 1-2
 三島にできた、日本一長いつり橋を渡りました。見晴らし満点。
 峠を超えて芦ノ湖へ。箱根駅伝のゴールにゴールします。
 帰省ラッシュ前の快適な年末ドライブを楽しみました。
  ● スカイウォーク ● トリプル日本一 ● 長いジップライン
  ● 橋の向こう側 ● kicoroの森 ● 花のスカイガーデン
  ● 箱根峠超え ● 静かな芦ノ湖 ● 箱根駅伝のゴール
  ● 並んだ海賊船 ● 箱根でゴール ● たこ焼きくくる ● epilogue




年末の伊豆箱根ドライブ 2

2019-01-16 | travel
その1からの続きです。

● スカイウォーク

ふたたび車に乗り込み、次は三島スカイウォークへ。
数年前に、大分の九重ゆめ吊り橋0m(390m)を渡ったことがあります。
その時は、そこが日本一長いつり橋でしたが、その後全長400mのここができて、記録が塗り替えられました。

でも・・・確かに吊り橋好きの私ですが、ゆめ吊り橋を渡って、(これは違う)と思ったんです。
それは、鉄筋コンクリートでできているため、揺れないからです。
揺れない橋は、吊り橋じゃねえ!(紅の豚風に)

でもここまで来たので、歩いてみましょう!
けっこう山の中まで来ていますが、すごい人です。
三島駅から公共バスで来られるらしく、バス停の前には長蛇の列ができていました。



● トリプル日本一

ここは、吊り橋の長さ日本一のほかに、日本一高い富士山と日本一深い駿河湾が見渡せるというのが売り。
駿河湾って日本一深い湾だったとは知りませんでした。
それなら、ヤクザは「東京湾に沈めたろか~」よりも、「駿河湾に沈めたろか~」とすごむ方が迫力ありそう。さすがは次郎長の本拠地!(ちょっと意味不明)
知ってるようで知らなすぎる静岡。勉強しなくちゃ。



橋の主塔は高さ44m。じりじりと後ずさっても、自分のスマホに入りきらない大きさ!
今回も友人のカメラに頼っています。



ずーっと向こうまでまっすぐ続く通り道。歩道の幅は1.6mで、モコモコ厚着した大人でも余裕ですれ違えます。
知人はわんこを専用のカートに乗せて、一緒に渡ったそうです。



少し離れた小高い展望台に上がり、ようやく全景を見渡せました。
長~い。





とてもいい見晴らしです。雲にかくれがちでしたが、大きな富士山がすぐそばにそびえる絶景です。



下からの高さは70mあるそう。
橋の下に水が流れていないのは、ちょっとがっかりポイント。
だって橋ですからね。川とかあってほしいなあ。

● 長いジップライン

橋に沿って長いワイヤーロープが渡されており、滑車に乗った人たちがワーワー言いながら、シャーッと通り過ぎていきました。
ジップラインです。ここではロングジップスライドというそうです。楽しそう!



かすかに揺れはしますが、吊り橋のグラグラ感はないため、下が見えていても動じずにスタスタ歩いていきます。
周りを見ても、怖がっている人は特にいません。
だって、コースターが通っていくくらいですからね。

● 橋の向こう側

反対側にたどり着きました。
九重ゆめ大橋もそうですが、渡り切った方には、特に何もありません。
結局また戻って行くしかないので、怖くて泣きながらようやく渡り切った人でも、再び泣きながら戻らなくてはなりません。

山を切り開いたようで、人が住んでいる気配さえありません。
本当に何もない分、これから作り上げていくという手作り感が満載です。



セグウェイにも乗れるようですが、打ち捨てられたようなセグウェイが無造作に置かれていて、ちょっとものがなしくなりました。

アスレチックやボルダリングをするコーナーもありました。
クリフチャレンジャーに挑戦中の人。スイスイとクモのように登っていました。



傾斜面には、たくさんのカラフルなかざぐるまが飾られていました。
風が吹いたら一斉にくるくる回ってきれいでしょう。
ところで、「風車」と書くと、普通は「ふうしゃ」と読みますよね。
でも「かざぐるま」でもあるんですね。区別しにくいですねー。



● kicoroの森

あじさい小道と名のついた手作り散策ルートも。
小道に敷かれたチップの下には、ぬかるまないように防水マットが敷かれていました。



冬なので、何も咲いていませんが、ここはkicoroの森といって、辺りには木を磨いたkicoro(卵型のオブジェ)がたくさんあり、ほのぼのします。



反対側から眺めた吊り側。



吊り橋そのものよりも、渡った先の温かみのある手作り感たっぷりの雰囲気がよかったので、結果オーライです!

● 花のスカイガーデン

戻った先に、上へと続くエスカレーターを見つけて、登ってみました。



そこにはガラス張りのスカイガーデンがあり、バラのアーチが出迎えてくれます。
本物のバラ!薔薇は薔薇は美しく咲いて~♬



中には天井から下がった生花がきれいに咲いていました。
鉢のお手入れをしている人もいました。



お花の柄でピンク色のマンホール。
市の花「ミシマザクラ」がデザインされています。



● 箱根峠超え

海沿いの沼津港から三島駅そばの三島大社を参拝し、スカイウォークまで来た時点で、ずいぶん山の中まで入ってきています。
そのままさらに国道一号を通って山を登り、芦ノ湖へと向かいました。



「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川~」
箱根超えは、平成の今でもハードです。馬の時代は、相当大変な行程だったに違いありません!

● 静かな芦ノ湖

箱根峠を超えると、芦ノ湖が見えてきました。
駿河湾と違って波が立たない、静かな湖面。



芦ノ湖って名前が好きなんですよね。
「あしのこ」という響きに落ち着きます。



神奈川県民にとって湖と言ったら、やっぱりここですね~。
相模湖や津久井湖も好きですが、訪れる頻度が違うので、なじみ感で差がついちゃいます。

● 駅伝サポーター

芦ノ湖のほとりで休憩しました。
ここは箱根駅伝の往路ゴールがある場所。
1日目のゴールが箱根のどこにあるのか、あんまり考えたことがありませんでしたが、芦ノ湖の駐車場なんですね。



駅伝まであと6日ですが、すでにゴールは完成していました。
辺りには、ほかにも人がちらほらいます。
若者グループが近づいてきて「写真撮ってもらえませんか?」と頼まれました。
息の合ったポージング!



聞くと彼らは駅伝大会の運営サポーターで、下見に来ているそう。
ランナーだけでなく、大勢の人々の協力で成り立っている大きな大会ですからね。
サポート、がんばってー!

● 並んだ海賊船

湖の奥から、小さな点が見えてきたと思ったら、海賊船がやってきました。
船の先頭には「謹賀新年」「祝箱根駅伝」と書かれています。
こちらも新年と駅伝を迎える準備、ばっちりですね。



夕方なので最終便だったようです。
すでに着岸している海賊船と2隻並んで、壮観でした。



湖畔には「駅伝ミュージアム」がありました。
いつの間にかできていたのね。(2005年でした。結構前からあったようです)



● 箱根でゴール

往路ゴールの周りに人がいなくなったのを見計らって、こっそりゴールしました。
「箱根を制した山の神、ゴーーール!」
5mくらいしか走ってませんが!



夕焼けが濃くなってきたので、帰途につきます。
駅伝コースをたどりながら、くねくね、くねくねと箱根のカーブを下っていきます。

途中の建物の前に、中央大学の旗が掲げられていました。
チームの宿泊先なのか、ゆかりの人なのか。
箱根はもう、駅伝モードになっていました。



駅伝で必ず映る小涌園は、大きなカーブのところにあるので目につきやすいですが、目下修復中でした。
今度の駅伝の時には誰も泊まれません。
強豪校の学長が毎年常宿にしていても、次回はほかに泊まるのでしょう。
箱根のカーブ道に少し酔いかけましたが、友人のソフトな運転により、なんとか無事に箱根湯本まで降りました。

● たこ焼きくくる

高速に乗り、海老名SAで休憩します。
箱根を山越えした後なので、それほど食欲はなく、友人とたこ焼きをシェア。



たこ焼きくくる、青のりを大目に振ってもらいました。
中のタコが大きくて、おいしかったです。

● epilogue

特に大きな渋滞にも遭わずに、無事に帰宅しました。
翌日には、帰省ラッシュが始まって、高速道路は大混雑することでしょう。

行きに遭遇した車の衝突事故には本当に驚きましたが、帰省ラッシュ中の混雑時でなかったのは不幸中の幸いと言えるのかもしれません。

初めての沼津に、初めての三島スカイウォーク、そして来たる駅伝の準備も進み、当日を迎えるばかりの興奮を秘めた箱根。
一足早い、のんびりした年の瀬のドライブを満喫できました。




年末の伊豆箱根ドライブ 1

2019-01-15 | travel
● prologue

年末も押し迫ってきた12月27日。
休みが合った友人と、帰省ラッシュで高速道路が動かなくなる前に、ドライブに出かけました。

目的地は、初めての沼津。
小学生の頃、2年間清水に住んでいたので、静岡を知っているつもりになっていましたが、静岡は広い県です。
実は焼津と沼津の違いがわかっておらず、そもそもどこにあるのかも把握していません。

それでも、はとバスなどの沼津日帰りツアーが人気と聞いて、新鮮なお魚目当てに行ってみたいと思っていました。

● 目の前でアクシデント

当日朝、友人の車に乗せてもらい、おしゃべりしながら片側1車線の一般道路を走っている時のことです。
運転席の友人が、突然会話をさえぎって「うわっ、危ない!」と叫びました。
助手席の私の席から見えたのは、前方右側の道路沿い、1mほどの高さにある駐車場から、車Aが半分飛び出してグラグラしながらなんとか停まった光景でした。
(ギリギリ落ちずに停まってよかった~)
安心したのもつかの間、反対車線から別の自動車Bがフラフラこちらに近づいてきて、左側のスペースに停まりました。
ボンネットは、ぐにゃりとへしゃげていました。
驚きのあまり、呆然としました。

何が起こったのかわからないままですが、辺りを走っている車はすべて速度を落とし、ノロノロ運転に切り替わっています。
「衝突事故だよ。写真写真」
そう友人に言われて、我に返りますが、気が動転していて、なかなかスマホも取り出せないし、指がもたついて撮影モードにできません。
ようやく撮ったのが、この一枚です。



道路の真ん中に、一台の車Cが横転していました。
胸がつぶれそうな衝撃を受けました。
今まさに、目の前で起こった事故。

助手席からだとよくわかりませんでしたが、運転席の友人は、その瞬間を目撃していました。
「おそらく、A車の運転手が駐車場でアクセルとブレーキを間違えて踏み込んでしまい、A車は車道に落ちずに済んだものの、その反動で、前に停まっていたC車を車道に跳ね飛ばし、C車が走っていたB車のボンネットに当たったのだろうということ。

● 車3台の衝突事故

グーグルストリートビューの画像です。
Aは黄色、Bは青、Cが赤の矢印の動きをして停まりました。



駐車していたC車が道路に放り出されたのなら、中は無人でしょう。
横倒しになった車に人が乗っていたらと考えると、ぞっとします。
不幸中の幸いですが、まだこの自動車の持ち主は、マイカーがこんなことになったことを知らないのです。

● その場判断の迂回ルート

今まさに起こったばかりの事故なので、警察も何も来ていません。
目の前の事故にショックを受けている車の運転手たちの判断で、その場を切り抜けるしかありません。

本当は道をまっすぐ進むはずでしたが、横転車が通せんぼしているためそれはできず、左折してその場を離れました。
左折する時に反対車線を見ると、バスが停まっており、乗客が大勢降りて、事故車の方を見ながら信号を渡っていきました。

● ららぽーと横浜

この日は平日。時間的に出勤する人たちでしょう。
左折して、さらに左折すると、そこはららぽーと横浜でした。
こんな呆然とした気持ちで朝のららぽーとを眺めることになるなんてー。



「この事故、ニュースになるかな?」と言ったら、
「この程度じゃ、ならないでしょう」と友人。
確かに、その後調べてみても、特にニュースになった様子はありませんでした。

数台前で起こった突然の出来事が、私たちが通る時に起こっていたらと思うと、血の気が引きます。
そして乗客を大勢乗せたバスが実被害を受けなかったことに、安心しました。
あのバスは、運行が停まってしまいましたが、きっと運転手が会社経由で警察に通報してくれたことでしょう。

● 高速から富士山

まだ心臓がバクバクしていますが、気持ちを切り替えなくてはなりません。
西へ向かうルートを北向きに変えて、ナビが新たに教えてくれる道を走ります。
高速に入ってスピードを上げて、ようやく気分が変わってきました。
ビュンビュン飛ばして、大和、厚木、秦野と神奈川を通り、御殿場まで来ました。



天気がいい日。富士山が大きく見えます。
もう雪をかぶってまっ白。
横浜から見るのとは、全然大きさが違います。
県境を越えて静岡に入ると、一気に旅気分が増します。



● レトロな沼津港

高速を降りて、沼津港にたどり着きました。
思ったよりも小ぢんまりとした町。昭和な空気が漂っています。



車を停めて、魚市場食堂街を散策しました。
少し早めですが、ここで食事をする予定。
港で水揚げされたての新鮮なお魚を食べたいのです!

● 網元ランチ

ぐるりと一周してから、漁師寿司 網元武田丸に入りました。
「『真田丸』じゃないんだ~」とか、「武田の本拠地、甲斐は海なし国なのに~」とか、いろいろ気になりましたが、市場内に3店舗ある大きなお店です。



料理を注文し終えたところで、お店の人が
「これ、サービスです。よかったらどうぞ」と大きめのお皿をテーブルまで持ってきてくれました。
「まぐろの煮つけです」
うわ~、大ぶるまい!
かなりのボリュームです。やわらかくて、よくタレが染みていました。



ランチは漁師の海鮮丼にしました。お魚はプリプリでおいしい~!
照りが違います。生しらすと桜えびも乗っていました。



こちらもボリュームたっぷりでした。
大満足で、ニコニコです。



お店を出ると、駐車場の車の上で、三毛猫が悠々とひなたぼっこをしていました。
お魚天国のこの市場に棲みついているこの猫は、ハッピーですね。
野良猫に生まれ変わったなら、私もこういった港町に棲みつこうと思います!



● お正月の買い出し

年末なので、実家用にお正月の酢だこやするめ、チータラなどを買いこみました。
我が家では、酢だこがないと正月を迎えられません!
発泡スチロールの箱に氷と一緒に入れてもらいます。



マンホールはやっぱり富士山。



● 武骨な要塞

「近くにおもしろいタワーがあるみたい」と聞き、港の少し奥まった場所に行ってみました。
たしかに、すごい建物を発見。
武骨な要塞みたい。これはいったい何でしょう。
ショッカーのアジトのようで、ワクワクします。



この角度だと、謎だらけでしたが、これは横から見た姿。
前から見ると、それは巨大な水門になっていました。



正体は、沼津港大型展望水門びゅうお
空を見上げると、トンビがゆっくり円を描いていました。



夜になってライトアップされると、とてもファンタジックになるようです。
でも私は、横側から見た無国籍な怪しさの方に惹かれます。
いや~、いいものを見つけました!

● 沼津の海

近くにはほかに深海水族館があり、シーラカンスが展示されているとのこと。
でも職場にシーラカンスの化石があるので、まあいいかなとパスしました。
考えてみると、ちょっと変わった職場かもしれませんね...。



ここは狩野川が海に流れ出る河口。
風のない、凪いだ沼津の海を眺めてから車に乗りました。



● 三島広小路駅

次の目的地は、三島大社。
カーナビの検索を見て、沼津と三島って近いんだなあと気がつきます。
地図を見てきちんと把握しないといけませんね。



途中で見かけた、建物の上にある巨大な富士山。
はま寿司のお店かと思いましたが、伊豆コレクションというお土産店の建物でした。



映画に出てきそうな渋い小さな駅舎の横を通ります。
ホームには人の姿があるので、現役の駅なんですね。
伊豆箱根鉄道駿豆線・三島広小路駅でした。

● 三島大社

10分ちょっとで三島大社に到着しました。
この神社の周りに町ができて、駅もできたのでしょう。
大きな車道をまっすぐ進むと神社の参道につながります。
かつては駅からずっと参道が続いていたのでしょう。



ここは小6の時、親戚の結婚式で訪れて以来の参拝になります。
なつかし~い。といっても、あまり覚えていません。
買ってもらったばかりの、よそいき用のエナメルの靴が痛くて歩けなくなり、駅前商店街の靴屋で買い直してもらったことだけ覚えています。



境内には庭園があり、紅葉が残っていました。
うーん、美しい、日本の秋。(もう年末ですが)



社務所の廊下には、松と水の入った桶がありました。
手水舎は別にありますが、それとは別に、神事で手を浄める場所かもしれません。



● 新年準備の境内

本殿を参拝しました。
もう謹賀新年の幕がかかってあります。



立派な木彫り彫刻に目を奪われました。



年末なので、参拝客はちらほら。境内は空いています。
でも、お正月に向けて、破魔矢やお守り授与のテントがたくさん準備されていました。



師走に酉の市があるため、熊手は年末に取り換えるものかと思っていましたが、お正月でもいいんですね。
境内には、屋台がずらり。まだほとんど開いておらず、お正月中の場所取り合戦です。



神馬舎には馬の人形がおり、その上には大きな絵馬が飾られていました。

● キンモクセイ

一旦帰りかけましたが、(そうそう)と思い出して、境内の準備の様子を眺めていた神主さんに「キンモクセイはどこですか?」と聞きました。
言った後で(それだけでわかるかな?)と気になりましたが、神主さんは「本殿の横にありますよ」と教えてくれました。
戻ってみると、設置された白いテントの影にありました。
樹齢1200年の、最大最古の大キンモクセイ。国の天然記念物です。



「よく覚えてるね」と友人に言われたので、説明しました。
「バンドのキンモクセイの1stアルバム『音楽は素晴らしいものだ』のライナーノーツが、メンバーが東京からどこかに向かうストーリー仕立てのフォトアルバムになっていたの。そのゴールがここのキンモクセイの前だったのよ」
「だから思い出したんだ」と答えると、「それはそれでまたよく覚えてるね」と言われました。



キンモクセイ、好きだったからね~。二人のアカボシ~♪

● 三島のうなぎ

神社の周りでは、うなぎ屋さんをよく見かけます。
そういえば沼津に着いた時、友人に「昼食はここの鮮魚にする?それとも三島のうなぎにする?」と聞かれました。
「え?三島のウナギ?」
「有名でしょう」
知りませんでした。静岡でうなぎと言ったら、文句なしの浜松だと思っていました。
友人曰く「富士山の伏流水で育ったうなぎは格別においしい」そうです。



神宮前のうなぎ屋さんで、うなぎたい焼きが売られていました。おいしいのかな~?
うなぎのかば焼きを特製タレの染み込んだご飯の皮で包み込んだものだそう。
あんこは入っていないようで、安心しました。(でないと味がカオスや~)

試してみたかったのですが、要予約だそう。
それに、まだ沼津のお魚で、おなかはいっぱいでした。

境内の駐車場には、佐野美術館で開催される刀剣の展覧会「REBORN 蘇る名刀」のポスターが貼られていました。
刀剣女子は日本中に広がっていますね。

その2に続きます。