怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

開始時間を間違えたお徳

2017年07月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
友人R子さんに誘われ隣街のお祭りに行った。
午後二時開始と思っていたR子さん。到着してから18時開始と聞かされ呆然。
閑散としたお祭り会場。

それにもめげず、まず、子供たちに腹ごしらえをさせた。
私もつられて久しぶりに外でケーキを食べることにした。

出てきた品は義母の一切れより1.5倍ほど大きい。つまり、日本の標準サイズの2倍かな。

「フォークが刺さって出されるカフェ」この記事を思い出す。このケーキには脇に刺さって出てきたのでそれほどショックを感じない。
いやー、完食するのに苦労した。残すのも悔しかった。義母のケーキの倍は甘い。大きさもある。
今後の人生、なるべく商売用ケーキは食べないようにしよう、と再び誓った。

ほとんどの出店が準備中、あるいは閉まっていた。当然だよな。4時間もあるのだもの。
     
連れていた子供たちが「やりたい」と固執した陶芸教室。
まだ始まっていないのにどうするのだろう、と思いながらも尋ねたら許可された。


閑散とした会場を一周して、これをやって満足した子供たち。
私も人ごみの中を子供が迷子にならないよう監視しながら歩くよりよかった、と思った。

入場料一人6ユーロも、早すぎる到着で支払わなくて済んだ。

子供たちを撮影するR子さん。
欧州人女子標準体型。彼女はアルゼンチン出身だけれどね。祖先は欧州出身だから、見た目は欧州人。

お祭り開始のパレードの音楽が華々しく鳴り響く17時過ぎ、私たちは帰るために駐車場へ向かって歩いていた。
「駐車場を探さなくてすぐに停めることができたのは時間を間違えたからねぇ、あはは」
と、R子さんはくったくなく笑った。
そういうわけで、ちょいと得した気分になることができて、めでたし、めでたし。
時間を早く間違えて到着するのも人生のうち数度はあってよろしい、との教訓になった!?