昨日の夕方、『御神体』(バイブ)が奉られている空き地に女性が自転車に跨り、一人佇んでいた。
これはきっと、何かおいしいアクションを起こしてくれるはずだ、と思い遠巻きに眺めていた。
女性は明らかに『御神体』を意識しチラチラ、ソワソワしている。
僕は心の中で「拾え!拾うんだ!そいつはオマエのものだ~!」と叫んでいたのだが、程なく向こうから人が来て、その女性も何食わぬ顔で行ってしまった。
「ちぇっ!」
僕はつまらなく舌打ちをして、家に帰った。
さて、そして本日。僕はきっと『御神体』が消えていることを願い、夕刻、空き地に向かった。
「あっ!」
僕はおもわず、驚愕の声を洩らした。
そこには僕の願いに反して、きちんとドス紫色の『御神体』があった。しかし、僕が驚いたのは、その『御神体』が先っちょを天に向けて雄々しく立ち上がっていたことだった。
誰がヤッタのか?そんなことはどうでもいい。ただ、その直立不動の『御神体』、裏スジギンギンの『御神体』に、僕は今日の仕事の疲れを癒され、尚且つ勇気をもらったような気がした。
これはきっと、何かおいしいアクションを起こしてくれるはずだ、と思い遠巻きに眺めていた。
女性は明らかに『御神体』を意識しチラチラ、ソワソワしている。
僕は心の中で「拾え!拾うんだ!そいつはオマエのものだ~!」と叫んでいたのだが、程なく向こうから人が来て、その女性も何食わぬ顔で行ってしまった。
「ちぇっ!」
僕はつまらなく舌打ちをして、家に帰った。
さて、そして本日。僕はきっと『御神体』が消えていることを願い、夕刻、空き地に向かった。
「あっ!」
僕はおもわず、驚愕の声を洩らした。
そこには僕の願いに反して、きちんとドス紫色の『御神体』があった。しかし、僕が驚いたのは、その『御神体』が先っちょを天に向けて雄々しく立ち上がっていたことだった。
誰がヤッタのか?そんなことはどうでもいい。ただ、その直立不動の『御神体』、裏スジギンギンの『御神体』に、僕は今日の仕事の疲れを癒され、尚且つ勇気をもらったような気がした。