雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

B・BLUE

2006-07-19 | 雑記
 仕事の帰りに通る、中学校のグラウンド。
 そこには、ハシャギながらホースで水を撒き散らす野球部員。
 バックネット裏の小路をお互い僅かな距離を置きつつ歩くカップル。
 そのカップルを冷やかしながら走り去る男子たちの群れ。
 おしゃべりに夢中で車が来たことにも気付かず、道いっぱいに広がる女子たち。
 そして、それらの男子、女子とは少し違う空気(雰囲気)を纏わせた自転車の二人乗りカップル。彼女はしっかりと彼氏の腰にしがみついて微笑んでいる。

 今日、そんな光景を見て僕は、まったく自分でも不思議なくらい、厭らしさも妬みも嫉みも無く、穏やかな笑顔を浮かべていた。
 どうやら、もう、かなりいいオッサンになってしまっているようだ。でも、それでいい。僕らはすでに、こういった光景を守る側になっているのだ、そして、ならなければいけないのだ。

 間違っても淫行などで捕まっては、イケナイ。
コメント (4)
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