結局、『重松節』なんだよなぁ~。もう文章追ってるだけでオモシロイっていうか、癒されるってーか、落ち着くってのか、まぁハマりっぱなしの人間に正確な書評は無理ですたい。ですが、とりあえず書いちゃう。
『流星~』『世紀末の~』『ビタミンF』、一応この順番でぶっ続け読みました。
では。
『流星ワゴン』は、なんだったかな?あぁ、「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作!って書いてあるわりには、イマイチ・・・(おぉ!初っ端から批判か!)
いや、だから、もう『重松節』なのよ。内容どうこうとかじゃなくて、
「あぁ、重松清だわ」って安心は出来る。でも、どうやらピンポイント読者んなってるのかな?38歳の父親くらいなら絶対泣けるんじゃない?オレは幸い子供がいないから主人公が『息子』の立場のときはなんとか分かるような気がするんだけど主人公が『親』の立場になったときにはやっぱ共感できないんだな。
なんでだろ?他の重松作品でもこのシチュエーションは結構あるし、それはそれで共感してるんだけど・・・。きっと長編で重松氏、『父親』としての感情、力を込めて描いているせいかしらん。
雰囲気的に塩田明彦監督あたりが映画化しそうなお話。(笑)
『世紀末の隣人』は直木賞受賞後、第一作目であるが小説ではない。フリーライター重松清のルポルタージュである。裏表紙に「異色ルポルタージュ」と明記されているが、まぁ、異色なんだろうな。それもそのはずで、氏自身「読み物作家」の目線で追っていると言っているとおり、なかなか読みごたえのあるルポ(?)に仕上がっている。それをルポと呼ぶかどうかは人それぞれとして、結局これも『重松節』そして『重松ワールド』に誘われる秀逸な一品である。
はい、そして『ビタミンF』。直木賞受賞作。もう『重松ワールド』『重松節』決定版。
これは文句なしに良い小説(短編集)です。ぐだぐだ言いません。読んでください。
以上、長々と書いちゃいましたが、個人的に面白かったことがあるんです。それは読んだ順番なんですけど、全く意図してなかったんですけど素敵に初出の順番逆行してるんです。ようするに『ビタミンF』『世紀末~』『流星~』が発表順ってことです。それをことごとく逆から読んじゃいました。いや、別にそれで問題があるわけじゃないんだ。どれから読んでも重松は重松だ。
ただ、面白いというのは逆行していったおかげで『流星ワゴン』に辿り着くプロセスっていうか礎というか、そういったものが『世紀末~』『ビタミンF』からあからさまに読み取れて非常に嬉しかったのだよ。(まぁ、どっから読んでも気付く人は気付くさ)
とにかく、そう言うわけ。どう言うわけ?
ようするに『重松節』で描かれてゆく『重松ワールド』を、これからも僕は愛読していくってこと。
『流星~』『世紀末の~』『ビタミンF』、一応この順番でぶっ続け読みました。
では。
『流星ワゴン』は、なんだったかな?あぁ、「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作!って書いてあるわりには、イマイチ・・・(おぉ!初っ端から批判か!)
いや、だから、もう『重松節』なのよ。内容どうこうとかじゃなくて、
「あぁ、重松清だわ」って安心は出来る。でも、どうやらピンポイント読者んなってるのかな?38歳の父親くらいなら絶対泣けるんじゃない?オレは幸い子供がいないから主人公が『息子』の立場のときはなんとか分かるような気がするんだけど主人公が『親』の立場になったときにはやっぱ共感できないんだな。
なんでだろ?他の重松作品でもこのシチュエーションは結構あるし、それはそれで共感してるんだけど・・・。きっと長編で重松氏、『父親』としての感情、力を込めて描いているせいかしらん。
雰囲気的に塩田明彦監督あたりが映画化しそうなお話。(笑)
『世紀末の隣人』は直木賞受賞後、第一作目であるが小説ではない。フリーライター重松清のルポルタージュである。裏表紙に「異色ルポルタージュ」と明記されているが、まぁ、異色なんだろうな。それもそのはずで、氏自身「読み物作家」の目線で追っていると言っているとおり、なかなか読みごたえのあるルポ(?)に仕上がっている。それをルポと呼ぶかどうかは人それぞれとして、結局これも『重松節』そして『重松ワールド』に誘われる秀逸な一品である。
はい、そして『ビタミンF』。直木賞受賞作。もう『重松ワールド』『重松節』決定版。
これは文句なしに良い小説(短編集)です。ぐだぐだ言いません。読んでください。
以上、長々と書いちゃいましたが、個人的に面白かったことがあるんです。それは読んだ順番なんですけど、全く意図してなかったんですけど素敵に初出の順番逆行してるんです。ようするに『ビタミンF』『世紀末~』『流星~』が発表順ってことです。それをことごとく逆から読んじゃいました。いや、別にそれで問題があるわけじゃないんだ。どれから読んでも重松は重松だ。
ただ、面白いというのは逆行していったおかげで『流星ワゴン』に辿り着くプロセスっていうか礎というか、そういったものが『世紀末~』『ビタミンF』からあからさまに読み取れて非常に嬉しかったのだよ。(まぁ、どっから読んでも気付く人は気付くさ)
とにかく、そう言うわけ。どう言うわけ?
ようするに『重松節』で描かれてゆく『重松ワールド』を、これからも僕は愛読していくってこと。