十五ん時だったかな?十六んなりたての頃だったかな?
まぁ、そのへんの頃の話。
昼間、友人のMと「今日は暑いのでYの家へ遊びに行こう!」と二人で出かけたんですよ。ちなみにMはバンドのドラムでYはギターです。(このときベースのDもいたんだっけか?そこんとこ、曖昧なので、とりあえず二人にしとく・・・いい加減?)
で、なんで「暑いので」かと云うと、当時、自室にクーラー装備してたのはYの部屋だけだったもんで・・・。
と、まぁ、そんなこんなでYのお家の付近まで辿り着くと、なにやら、聴きなれた音楽が、ガンガン鳴り響いていました。
おおぅ、これは、THE BLUE HEARTSの『少年の詩』だよ。
おいおい、ご近所迷惑だなぁ、まぁでも、昼間だからなぁ・・・と、僕ら二人は顔を見合わせ笑みをこぼしながら玄関に向かおうとした瞬間、どちらからともなく、その異変に気付いたのであります!
僕「お、おい・・こ、これって・・・」
M「あ、あぁ・・これは・・・」
二人同時に
「Yの声だよなー!」
そうです、そうなのです!彼の家から大音量でご近所中に鳴り響いてる『少年の詩』はボーカルが甲本ヒロトではなく、Yだったのです!
ちなみに『少年の詩』の歌詞はこんなんです。↓
パパ、ママ、お早うございます
今日は何から始めよう
テーブルの上の ミルクこぼしたら
ママの声が聞こえてくるかな
1.2.3.4 5つ数えて
バスケットシューズがはけたよ
ドアを開けても 何も見つからない
そこから遠くを 眺めてるだけじゃ
別にグレてる訳じゃないんだ
ただ このままじゃいけないってことに
気付いただけさ
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
僕やっぱり勇気が足りない
「I LOVE YOU」が言えない
言葉はいつでも クソッタレだけど
僕だってちゃんと考えてるんだ
どうにもならない事なんて
どうにでもなっていい事
先生たちは僕を不安にするけど
それほど大切な言葉はなかった
誰の事も恨んじゃいないよ
ただ大人たちにほめられるような
バカにはなりたくない
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
ナイフを持って立ってた
少年の声は風に消されても
ラララ・・・・ラララ・・・
間違っちゃいない
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そして!
いろんな事が 思い通りに
なったら いいのになぁ
と、今聴いても、とても素晴らしい曲です。
で、話を戻しますが、僕たち二人は玄関前でフリーズ・・・いや、聞き惚れていたワケではありません。ただ、躊躇してしまってね。
だって・・・ナイフを持って立ってたら、いやだもん。
僕らは暑さと戸惑いでヘンな汗を垂らしているというのに、Yときたら
「少年のーこーえーはー!風ーにぃ消ーさーれーてもー♪」
って叫んでるし・・・そして消えてねーし・・・。
沈黙を破ったのはどちらからだったかは忘れたけれど、とにかく僕らは
「行くか・・・」
と、呟きつつ、彼の家に背を向け、涼を求めて新たな彷徨いに出かけたのでした。
その後、この話は、僕らの間では伝説となって今なお語り継がれている次第であります。
まぁ、そのへんの頃の話。
昼間、友人のMと「今日は暑いのでYの家へ遊びに行こう!」と二人で出かけたんですよ。ちなみにMはバンドのドラムでYはギターです。(このときベースのDもいたんだっけか?そこんとこ、曖昧なので、とりあえず二人にしとく・・・いい加減?)
で、なんで「暑いので」かと云うと、当時、自室にクーラー装備してたのはYの部屋だけだったもんで・・・。
と、まぁ、そんなこんなでYのお家の付近まで辿り着くと、なにやら、聴きなれた音楽が、ガンガン鳴り響いていました。
おおぅ、これは、THE BLUE HEARTSの『少年の詩』だよ。
おいおい、ご近所迷惑だなぁ、まぁでも、昼間だからなぁ・・・と、僕ら二人は顔を見合わせ笑みをこぼしながら玄関に向かおうとした瞬間、どちらからともなく、その異変に気付いたのであります!
僕「お、おい・・こ、これって・・・」
M「あ、あぁ・・これは・・・」
二人同時に
「Yの声だよなー!」
そうです、そうなのです!彼の家から大音量でご近所中に鳴り響いてる『少年の詩』はボーカルが甲本ヒロトではなく、Yだったのです!
ちなみに『少年の詩』の歌詞はこんなんです。↓
パパ、ママ、お早うございます
今日は何から始めよう
テーブルの上の ミルクこぼしたら
ママの声が聞こえてくるかな
1.2.3.4 5つ数えて
バスケットシューズがはけたよ
ドアを開けても 何も見つからない
そこから遠くを 眺めてるだけじゃ
別にグレてる訳じゃないんだ
ただ このままじゃいけないってことに
気付いただけさ
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
僕やっぱり勇気が足りない
「I LOVE YOU」が言えない
言葉はいつでも クソッタレだけど
僕だってちゃんと考えてるんだ
どうにもならない事なんて
どうにでもなっていい事
先生たちは僕を不安にするけど
それほど大切な言葉はなかった
誰の事も恨んじゃいないよ
ただ大人たちにほめられるような
バカにはなりたくない
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
ナイフを持って立ってた
少年の声は風に消されても
ラララ・・・・ラララ・・・
間違っちゃいない
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そしてナイフを持って立ってた
そして!
いろんな事が 思い通りに
なったら いいのになぁ
と、今聴いても、とても素晴らしい曲です。
で、話を戻しますが、僕たち二人は玄関前でフリーズ・・・いや、聞き惚れていたワケではありません。ただ、躊躇してしまってね。
だって・・・ナイフを持って立ってたら、いやだもん。
僕らは暑さと戸惑いでヘンな汗を垂らしているというのに、Yときたら
「少年のーこーえーはー!風ーにぃ消ーさーれーてもー♪」
って叫んでるし・・・そして消えてねーし・・・。
沈黙を破ったのはどちらからだったかは忘れたけれど、とにかく僕らは
「行くか・・・」
と、呟きつつ、彼の家に背を向け、涼を求めて新たな彷徨いに出かけたのでした。
その後、この話は、僕らの間では伝説となって今なお語り継がれている次第であります。