雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

サウスバウンド

2007-02-25 | 小説
 奥田英朗氏の『サウスバウンド』

 もーうっ、文句なしでオモシロいです!やっぱこの人、天才だわ。ホント、いつものことながらキャラが魅力的過ぎるの。

 主役の上原二郎の父、元過激派の上原一郎は伊良部先生と並ぶ強烈さです。そして、そのまわりを取り囲む母、姉、妹、さらには友人、知人たち、もーう、みんな個性派揃いで、ホンット、楽しいんです。

 そして、笑えるだけではなく、最後のほうでは私、しっかり泣いちゃいましたしね。

 完璧ですよ。

 それに、第二部は沖縄が舞台なんでね、ちょいとくすぶっていた沖縄への想いが再燃しちゃって、思わず今日、泡盛買ってきて呑んでる始末ですよ・・・ふふふ・・・。

 すんごい、オススメの一冊なんですよ。

 読むと絶対に、沖縄の青い海と空に逢いたくなりますよ。
コメント
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