冬は激しい雪が降る厳しい環境でありながら、新千歳空港で死傷者が出るような重大事故はなかったのではないかと思います。昨日の秋田便のニュースをみて、昔あったトライスターの千歳飛行場での滑走路逸脱事故を思い出しました。調べてみると、1987年ということでかなり昔のこと。今回とはもちろん違うパターンでが、夜の強い雪の中での事故です。今週末も日本海側で雪の予報が出ています。悪天候で欠航しても事故にまきこまれるよりはどれだけいいかって・・・思ったりします。
この事故は1月18日、今回は1月19日、たまたまとはいえ日付が近いです。
1988年に公表された事故調査報告書
http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-acci/63-9A-JA8508.pdf
1987年の滑走路逸脱は「事故」とされています。今回の秋田便の滑走路逸脱は、現時点では「事故につながるおそれのあった重大インシデント」と報道されています。