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校長先生が中学卒業式で述べられた御祝いの言葉。
育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんの著書の一節を引用。
中学、高校の6年間は、大人としての素養を身につける大切な6年間であるという事。
特に、「虫の眼」、「鳥の眼」、「魚の眼」、この3つの眼がとっても大切。
虫の眼とは、物事を高い解像度で見る力を身につける。
鳥の眼とは、物事を高い所から全体を見渡す事。それには幅広い知識を身につける事も必要。
魚の眼とは、流れる水の中の物をしっかりと見る事が出来る、物事の流れを察知する力、文脈を読み取る力。
君達も数学の難問にぶち当たり、どう考えても解けない時、いったんその手を止めて、問題を冷静になって読み返し、少し距離を置いて考え直してみて、立体的に考えた時に、問題を解けた経験があるでしょう、知らず知らずの内に、虫の眼や、鳥の眼、魚の眼を使い分けているはずです。
中学、高校の6年間の3年間、半分が過ぎました。
あと残り半分しかありません。
どうか有意義に過ごして下さい。
中学卒業おめでとう、高校で待っています。