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【2018年は白河ラーメンがブレイク、手打ち中華そばで行列】竹井和之さんの「とら食堂」が全国からお客さんが集結、大行列
4月9日にNHKで放送された、「プロフェッショナル 仕事の流儀」
ロッキーも観ましたが、日本全国で「とら食堂」がブーム。
【NHKプロフェッショナル仕事の流儀】白河ラーメン・とら食堂店主竹井和之さんの40年間一杯のラーメンに注いだ生きざまとは?
そちらの模様は、リンクのブログ記事でも確認できます。
千葉県民には、松戸に小林店主の「とら食堂 松戸分店」があり、白河ラーメンはとってもみじかなラーメン。
【千葉ラーメン情報】「とら食堂松戸分店@松戸市松飛台」初めて暖簾分けを許された職人技ラーメン店
創業は2011年9月22日。
ロッキーも足繁く通っております。
今回は福島県白河ラーメン単独食べ歩きツアーを敢行。
午前11時のオープンに合わせて、新幹線で東京駅(8時28分発、なすの郡山行き)から約1時間20分で、新白河駅に到着(9時50分)。
渋滞知らずで速い!
ここからは新白河駅西口のタイムズのカーシェアで、エコ車でGO!
こんなところにタイムズがあるのかと思いきや、提携の有人駐車場で、なるほど。
これからの地方のラーメン食べ歩きは進化です。
新幹線で最寄り駅まで行って、そこからは渋滞知らずのカーシェア。
時短で、高速代もかからずに楽チン!
さて車で15分ぐらいで、白河ラーメンの聖地、とら食堂に到着。
もう20年ぶりぐらいの聖地巡礼。
10時半にボードに名前を書くと、18組目、33人目になりまして、その後も、どんどん車が到着。
50台はある専用の駐車場は、あっという間に満車に。
臨時の駐車場も近隣にあるそう。
ここまで来させる求心力がすっごいですね。
午前11時のスタート5分前に、開店。
そこから待つこと、11時20分に、ロッキーもコールされました。
何を頼むべきか、すっごく悩みましたが、チャーシューワンタン麺の麺量は少なめで、蓮食の為。
何せ白河ラーメンは、麺量が200グラム前後が標準。しかもメニューに小盛りは140円引きの有難い表示。
でもきっと150グラムぐらいはあるので、通常のラーメン店の並盛りですが。
店内は、真ん中奥に厨房、厨房の正面がカウンター席で、前の人との間に目隠しの板がありまして、プライバシーは完備。
右側にテーブル席、左側は掘りごたつの小上がり席と、シングルでも家族連れでも、仲間でも、誰でもラーメンを楽しめる環境、これが松戸分店もそうですが、大きいですね。
そういつの間にかラーメンが高級になりすぎ、更にお客さんの回転重視で、カウンター席で、家族でラーメンを楽しめなくなってきた、そんな思いがあります。
この背景には、駅前で家賃が高くて、店の規模が小規模で、回転をさせないと、赤字で経営が成り立たないと行った理由もあると思います。
逆に言えば、地方だから、家賃もなく、原材料も安く良いのが手にはいる、水も美味しい、家族の輪がある、それらが地方のラーメン店の大きな魅力の背景にあるのではと感じます。
実は新白河駅前の月極駐車場の1ヶ月の料金が3,000円なのにも驚きました。
とら食堂のお土産ラーメン、ロッキーも松戸分店で買って、家で作りましたが、なかなかの再現度。
カウンター周りもスッキリ。
あれ?箸がない?
と思ったら、竹井さんの長女さんが、持ってきました。
一人一人に、こう行ったおもてなしのサービス、良いですね。
割り箸ではなくて、リサイクル箸。
厨房と反対に向く形でして、おっと女将さんがお会計。
厨房内はまさにNHKで観た通り。
残念ながらこの日は、竹井さんご本人は、福岡の「とら食堂分店」で麺を打っていらっしました。
それを知ったのが前日、にゃがにゃが亭の金さんに電話したら、福岡にいる竹井さんとお話し出来ました。
すっごいラッキー。
食べに行っても、竹井さんとお話しできるのはご挨拶程度、それよりも電話でお話し出来て良かったです。
2018年4月のお休みはご覧の通り。
そうして、注文したチャーシューワンタン麺が着どん!!
初代、竹井寅次さんが築いた「とら食堂」。
それを43年かけて継承、発展させてきた2代目、竹井和之さん。
ロッキーがこの舌で確かめたかったのが、手打ち麺。
粉から練って、讃岐うどんみたいに足で踏んで腰を出して、3日間熟成させて、
切り出して、手揉みで縮れをつける。
持ち上げると分かる、製麺の確かな技術。
ロッキーも雑誌の企画で、この手打ち麺にチャレンジしました。
13湯麺の松井師匠の元、普段小麦粉を手で触ることがないので、とっても貴重な経験になりました。
余談ですが、
麺の固茹で・早茹でを、麺のコシと勘違いしている輩が多いのも、こう行った経験がないからですね。
スープがまた豚ガラ、4種類の地鶏のガラ、そして、讃岐コーチンの丸鷄を使った、極上のスープに、豚の新鮮な内もも肉で取ったカエシが加わり、
確かに毎日飲んでも飽きない、お味噌汁にも似た味わい。
スープの表面にキラキラと輝く、鶏の脂がまた素晴らしい!
メンマもうまい!
この豚の内もも肉の楢炭の炭火で蒸したチャーシューがまた噛めば噛むほど、肉汁が溢れて美味しい!
ワンタンも秀逸。
いつまでも、アシ、コシに優れた手打ち麺、1日300食しか作れない、ここでしか食べられない逸品。
そんなレア感がまた郷愁も誘って良いですね。
刻み玉ねぎもまた立派な味変。
今年は手打ち麺に挑戦するラーメン店主さんも多く、「手打ち中華そば」がブレイクしますね。
この杯数限定の手打ち麺を食べてしまうと、大量生産の機械打ちの麺がつまらなくも思ってしまいます。
ただ鶏のスープに、醤油のかえしのバランスがまたベストだからこその手打ち麺でもあると思います。
「職人の技を食べる」、それが今年のラーメンキーワードなのかも。
また竹井さんのご家族も毎日、賄いはとら食堂のラーメン、しかも笑顔で美味しそうに食べている姿、
それが「とら食堂」の成功を象徴していると思います。