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ここに今から約10年前に発売された千葉ウォーカー「千葉ラーメン 最強の222軒」があります。
ラーメンの雑誌を整理していて、ふと手に取ったこのガイドブックに、かなり懐かしさを覚えました。
今から10年前の、
2003年、
それは私が、
ラーメンサイト「ラーメンミュージアム」を立ち上げた、記念すべき年です。
http://www.geocities.jp/rockygiants/
2003年4月7日、
ラーメンサイトの先輩管理人さん達の指南を受けてスタートした私。
最初は、
一日1人でも見に来てくれる人がいたら、
アクセスカウンターの数字が1つでも増えていたら、嬉しかった。
私がそれまでのラーメンサイトと明確に違っていたのが、
「ラーメン愛」、
「家族愛」、
「故郷愛」、
この3つの愛をサイトのテーマにしていた事。
今までにない「オンリーワン」なサイト運営を軸に、毎日麺上げの画像を撮ってきました。
とむくんさんが、
「館長日記なんてやったら面白いよ。」
そんな勧めもあり、2003年からブログの前身のROCKY MUSEUM(館長日記)も、サイト内にオープン。
だけど、
周りからは
「もって3か月では?」
なんて言われて、自分でも1年持つかな?
と思っていました。
最初の1年間は新米館長、
それが1年経って、めでたく、「新米」が取れて、館長に。
10年間、悔しかった事もいっぱいあったし、
嬉しかったこと、楽しかったこともいっぱいあった。
10年経って、今でもたくさんのゲストの皆さんに見ていただいて、本当に有難いと思っています。
街角で「ロッキーさん、いつも見てますよ!」
そんな声をかけていただいて、
皆さんのお役に立てて、本当に嬉しいです。
話は変わって、
10年前の千葉のラーメン。
表紙にもあるように、
「浦安マルバ(1998年創業)」がぶっちぎりの1番でしたね。
でもピークから10年持たなかった。
さらにこの時代の千葉ナンバーワンは、「横浜家系 末広家@本千葉」でした。
2位が必勝軒。
あと驚いたのが、このころは千葉のご当地ラーメンで竹岡式「梅乃家」がブレイクしだした頃。
江ざわの「勝浦タンタンメン」はまだ脚光を浴びていませんでした。
10年前を振り返ってみて、10年後を予想するのって、凄く難しいなあ~と改めて思います。
2002年の11月にオープンした一軒家の「麺家 樹幸@土気」。
ここが今月3月末でラーメン店としての営業を終了されるそうです。
当時はガイドブックにもあるように、フレンチからの転身でセンセーショナルでしたが、個人店が長く営業するのは本当に大変ですね。
ラーメン店の寿命は短い。
ただ10年前と比較して、千葉のラーメンは格段に進化しました。
それはひとえに千葉のラーメン職人の皆様が、日々切磋琢磨されたご努力の結果だと思います。
千葉の中でも一番すごいのは、松戸の「中華蕎麦 とみ田」でしょうね。
10年前にはなかったお店が、彗星の如く現れて、今や全国区。
日本一のつけ麺ですから。
市川市でいえば、10年前のガイドブックにも掲載されている「がんこ11代目@行徳」、「菜@本八幡」が今も行列店として輝いているのが素晴らしい。1996年創業のがんこは、2003年以降、塩、味噌、つけ麺を登場させて、さらに自家製麺にもシフト。菜もフレンチ出身としてセンセーショナルなデビューを飾り、2008年夏から自家製麺になり、たゆまぬ努力の結晶が、絶大なるお客さんの支持に繋がっています。
私も、
非営利なラーメンサイト、10年を一つの区切りに、
また来月から、心機一転、
細々と頑張ろうと思います。
4月6日の土曜日の夜、10周年記念イヴナイトパーティーを市川市内の某所で、ひっそりと行おうと思います。
もしご興味がある方は、
http://ramen-museum.jp/info.php
こちらのリンク画面から、メッセージをお願い致します。
詳細は追ってメールにてご連絡させて頂きます。
では宜しくお願い致します。
ROCKY