朝食は時短ピザトーストにした。
トーストしたパンに野菜炒めとチーズを載せて、いつもはもう一度トースターで上面だけ焼くところ、バーナーでチーズを焦がした。時間はかかるがトースターで焼いたほうが好きだ。前から一度やってみたかったので、スッキリした。
自転車のハンドルに付けるミラーが届いたのでセットした。
予想よりもスッキリ見える。ハンドルを切る前には直接確認するけれど、眼鏡越しでは正面を向かないとフレームが邪魔して見えづらい。首が痛くて回せないので上体を捻るとバランスが不安定になる。先にミラーで確認しておけば不安が少ない。
少し早めに水替えをした。
水の色が消えてスッキリ。カウデルニー以外は怯えて出てこない。
パソコンに壁紙の類いは要らないと思っているので、Windowsスポットライトの「気に入りましたか?」が、いちいち面倒くさい。そのうち気に入るのが出てくるかと期待していたが、ついにロック画面を非表示にした。スッキリ。
スッキリしないのは耳鳴り。
耳鼻科に行くと、連休明けのせいかとても混んでいたので、そのままヨットに回った。
エンジンは快調だったが、物入れに足が当たって板が外れた。
船体側のねじ穴が馬鹿になっているのと、板に開けた穴が少々ずれている。これは宿題。
帰りにもう一度耳鼻科に寄ったら、待合室が座れるくらいに空いていたので待つことにした。
耳鳴りか幻聴を訴える前の男性が、念のため脳の検査をするように言われている。それは私も通った、誰もが通る関所のようだ。
「汁が付いている」というから、膿ではないのだろう。確かに痛みはない。汁を洗った途端に聞こえが回復し、耳鳴りが一段小さくなった。加齢で高音域が聞こえにくくなると脳が感度を上げる、上げすぎるとそれが耳鳴りの原因になると聞いたことがある。まさに脳イコライザーの動きを体感した気がした。
汁以外に異常は無くきれいだそうで、その原因も分からずじまいだ。まさかこれも塩素のせいとは思わないが、昨日のノーズクリップの人は耳栓もしていた。左耳は右耳よりもデリケートなので左だけでも耳栓をするのが良いのかも知れない。きのう回数券を買ってしまったので、鼻と耳とフル装備でも、とにかくあと10回は頑張る。
注文した本が来た。
シンクロして、防災研究機関から集団移転に関するアンケート調査が来ていた。今にも地震津波が来そうな気がする。
プールは空いていた。ノーズクリップが上手く装着できない。ピッタリ閉まらないし、痛い。口だけでの呼吸練習を100mする間に、僅かに浸入した塩素で鼻の奥まで痛くなった。鼻水が大量に出た。もう止めようかと思いながら隣の上級者を見るとクリップをしている。尋ねるとやはりアレルギーに苦しんでいるという。具合が良くて長年使っているというクリップのメーカーを教えて貰い、形をしっかり焼き付けた。
それでまた泳ぐ気が出たので、クリップを何度も着け直し、一番マシな状態で500mを3本泳いだ。隣は休むことなく泳いでいた。
holoholoの美由紀さんは今日も黙々とメニューをこなしていた。
帰って早速クリップを探したが、聞いたメーカーでは生産しておらず、形からは自分のクリップと同じメーカーの物のようだった。鼻の差で合う合わないがあるようだから、いろいろ試してみるのが一番と思い注文した。
自転車で、首が痛くて充分な後方確認ができない。体から大きく捻るとふらついてもっと危ない。安全第一、格好を気にする歳でもないし、既にママチャリ仕様にしているから、ハンドルに付けるミラーも注文した。
ノーズクリップのお陰だろう、今日の塩素アレルギー症状は軽くて、もう消えつつある。頭痛もないが、左耳に閉塞感があって聞こえが悪い。これは塩素のせいでは無いだろう。あすは耳鼻科だ。
聞こえが悪いときに限って耳鳴りは反比例に大きい。
少々寝坊してしまい、魚の餌やりも珈琲もそこそこに、あたふたと車に乗り込んで、危うくギターを忘れるところだった。渋滞も無く練習開始前に到着したが、楽譜を忘れていた。同じパートの人に楽譜を見せて貰って、自分の楽譜と所々違っているのに気がついた。音符が2分だったり4分だったり、休符やタイ、スラーがあったりなかったりする。音の拍がずれるのはミスだと思っていたら、楽譜が原因だった。先輩に合わせることにした。同調欲求。
帰宅すると女子駅伝をやっていた。天気が良いのでいつもなら走りに出るところだが、脚がまだ痛むので、フォアフットで滑るように走る鈴木選手をゴールまで見た。じっとしていられずに自転車でプールに行くと前の道路が大渋滞、ちょうど成人式が終わったところだった。あしたは祝日だが開館するらしい。自転車も普通に踏むと脹ら脛が痛いので、左は踵で踏んだ。自転車でもフォアフットは無理ということ。運動欲求。
トイレがいつまた不調になるかも知れないので、自分で部品交換できないかTOTOのサイトで調べてみた。型番から順に調べていくと、取り付け業者に相談せよとなった。他の型では交換部品の購入もできるし方法も説明してある。ボールタップを交換するくらいに特殊な工具や熟練が必要とも思えない、まったく残念だ。DIY欲求。
風呂上がりに野菜ジュースを飲もうとして、10日前に作ったヨーグルトを見つけた。
捨てずに食べた、異常なし。食欲ではなく整理整頓欲求。
火ばさみの先にノンスリップマットをシリコンで貼り付けて、水槽のフワフワ藻を取ろうとした。
挟んでも思った程には取れなかった。
藻が柔らかいので、むしろ堅い物の方が良いのかも知れない。
ちなみに3ヶ月前に使い残したシリコンシーラントは全く硬化していなかった。
先を落としていないノズルにシリコンを充填し、本体のシリコンを少し押し出して、間に空気が入らないようにしっかり蓋をしておいた。いつまで持つかは未知数だ。
午後は商船学校の同期生と45年ぶりに再会した。彼は卒業以来あちこち単身赴任し、今は尾道の向島に住んでいる。実家の埼玉から移住したいような様子だった。
別れ際に「ずっと心に引っかかっていることがある」と話し始めた。練習船で干してあったシャツが、間違えられたのか取られたのか、無くなった。それで手近にあった同じようなシャツを持ち帰ったが、サイズが小さ過ぎた。それはもしかしたら君の物ではないかと思ったが、ついに言い出せないまま45年が過ぎた。
滑稽なくらいに深刻だったので、「1枚しかなかったのでとても困った」と冗談を飛ばすタイミングを失した。私は今でもランニングシャツ愛好家であり、10代の頃は長袖シャツは持っていなかったと言うと、心なしか明るくなったようだった。
彼とはかなり親しい関係だったと思うが、その人柄の半分も理解していなかったようだ。
それにしても練習船には他校の生徒も多数乗船していたのに、なぜ私の物と思い込んだのだろう。そしてその小さめのシャツをどうしたのか、この次会ったときに訊いてみよう。いや、訊くまい。