Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

OECD 12/6 (月)

2004-12-07 14:51:29 | リュウガクジダイ
「写真撮るぞー」と思うとすっかり夜なんだな。最近は。学校帰り、街の中ちょこちょこと控えめなイルミネーション。

---

大学はファイナル試験の真っ最中です。
大学生のほうが忙しいみたいで、夜の図書館、学生であふれてました。学部生は大学敷地内の寮に住んでいてですね、そりゃあ試験前で忙しいのでしょう。今日は、


パジャマのまま登校している学生を何人か見ました。

―着替える時間がもったいないのでしょうか。
ほんと、コートや上着を着ているものの、下は星模様とか赤チェック模様のパジャマ学生たち・・・。教科書やら何やらいっぱい持って。若いよぅ。若さの問題じゃないか。

---

今日はプレゼンが1つ終わりました。

明日は朝から実習なので早く寝ようと思ってたら、OECDの学習到達度調査のニュースを目にしてしまい、Executive Summaryまで見に行ってしまいました。寝ちゃえばいいのに。

前々から気になっていた日本の学力低下。
7月ごろに目にした国際学力比較調査の結果でも、日本は、参加していた韓国、中国、シンガポールのアジア4カ国中の最下位だった。とくに数学において差が激しかった。正答数の差もさることながら、それより如実に現れたのは、解答の仕方による違い。

日本の子は、圧倒的に『白紙』で出す率が高いのだとか。

問題見て「あ、わかんねーや」で、問題に手を出さずに投げちゃうのが日本。それに対して、中国・シンガポール・韓国は、解答用紙にとにかく問題を解こうとした跡が見られる。とんちんかんで間違った答えでも、とにかく解答用紙は鉛筆で『汚れてる』。

―というようなことを帝京大の遠山なんとかさんという教授が話していて、身近に感じたので記憶に残っています。今ソースを調べてたんだけど、見つからない・・・。それは、この留学生活を通してシンガポール人、中国人を見ていて、感じることでもあり。ハングリー精神のようなものは、確かに彼らのほうが強いものを持っているわけで。

学力の低下も気になるのだけど、困難に立ち向かう気力のようなものが衰退しているのはもっと気になる。
でも今日は寝る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする